日記

Hajime

フットスケープ

2010年04月26日 | Weblog

驚いたのは夜の皇居の人の多さ

とりあえず5km以上走ろうと今日から皇居へ
夜なのに(夜だから?)すごいランニングしてる人が

英国大使館を横切り、内堀通りへ
案外いけるもんや、と思いながらすいすい飛ばして走る

なんせ地元にいた頃(すでにえらい昔)浜をひたすらに走っていた
なんだろうあの無駄なエネルギー
田舎過ぎてやることがなかったんだけど

いや
あったんよ
あったけどほとばしる走へのエネルギーが勝って
朝鮮半島から流れ着いた汚ねぇ注射針で遊んだり、
コールタールまみれで流れついた鵜の死骸を弄んだり、
寄生虫に乗っ取られたカマキリを何百匹と殺したり、
好きな子に会いにいったり
ふられたり
やかましわ!



そんなこんなで皇居きついね割と!
なめてたら最後すげー坂
曲がっても坂
もうそろそろ一週終わるかと思う
いや、終わってほしいと願って曲がってまた坂

最初飛ばし過ぎてラストの坂で結構抜かれる
ばりばり仕事してそうなOL風女性にさっそうと抜かれる
くやしい

実際ハーフマラソンはタイムを気にしなければある程度走れるんじゃないかと思ってた
けどすみません無理です
あと皇居3週とかきついです

靴は中三の誕生日に買ってもらったやつです
もう10年以上はいてます
走るときはこれにかぎります、と

お前(靴)も地元にいる時から
阿呆みたいに私に付き合ってひたすら海岸を走ってたけど、
今は皇居走ってるんだって
東京だって
走りずれーなコンクリ
野犬に追いかけられながら浜を爆走したいよな
流木とか集めたいしな
コールタールまみれの鵜もしげみに埋めてやりたいよな


ということで、抜かれるのくやしいのでがんばって続けます



関係ないけど、今日あたらしいiMacが部屋にくる
すげー嬉しい
フォトショップはまだ買えてないけど、CS5が出る(もう出た?)まで待とう
でも楽しみー
1年分の写真の整理に取り掛かれるのがうれしゅうてしょうがないけぇねぇー



砂漠夜話

2010年04月23日 | Weblog


しばらく、砂漠でのキャメルサファリの原稿を書いています
といっても、やっとこさ昨日切り口を見つけて書くことに突入できたという感じでした

しぶとく書き出すタイミングを待ってたんだけど、
そういうのはひらめきじゃなく蓄積で、
簡単にぱっと書き出せないという蓄積のない自分の無知を痛感する結果に...


でもあともうちょい

砂漠で1人眺めた夕陽の美しさや、
激しくもうら悲しい響きのジプシーの音楽とダンス、
満点の星空の下での野宿、
それからくっせぇラクダの屁


ふむ、
とにかくまずは書ききります



で、ゴールデンウィークの万里の長城マラソン、
中止になっちゃいました
とりあえず、7月の長野のハーフマラソンは決定しているので、
それに合わせて走っていきます





おう

2010年04月19日 | Weblog


週末はインドのデリーで出会い、
ジャイサルメールで再会したサトウ君と高円寺で再会
モヒカン店長の焼鳥屋で飲む
バンドマンの集まるロックな店
高架下のこまごました雰囲気がインドっぽいよね、と懐かしむ


日曜はジャイサルメールの砂漠の原稿を書きたかったのだけどうまく書けない
なので気分転換に6月のマラソンのため体を造ろうと走り出す日曜日


でも今は本土では入手できない泡盛を取材帰りのお土産でいただいて飲んでいる
石垣島の「石垣」
やべ、うまいです


酒を飲んでる場合じゃないけど
うまいっす


と、思ってると
ゴールデンウィーク


多分、中国へ


しかも
6月の長野のマラソンに照準を合わせてたけど




万里の長城マラソンに出場することになりそうですー



初中国ですが、

弾丸マラソンツアーです




急ピッチで体、造っていきます


でもとりあえず
泡盛飲んでから
(うまい!)







ユピック

2010年04月12日 | Weblog

今日はアラスカ観光協会主催のプレスイベントのため外苑前の大きめなカフェに行ってきました


以前アラスカの記事をもくもくと書いてた時期があって(年末くらい)、
それが完成して今日のイベントでアラスカ観光協会から配られたので、
普通に参加しに行った私としてはなんだかとても不思議な気分でした

新田次郎のアラスカ物語を読んだり、野生動物や先住民の資料にかじりついて結構必死に書いたのを思い出しました


そしてその必死さが通じたのか夏、アラスカに取材に行けるようです!

しかも長期

インドでの撮影が全く納得いかなかった私としては、よしきたという感じです


シーカヤックで川を下りたいし、
でかいサーモン釣りたいし、
野性動物を撮影したい、
先住民の文化にも触れたいし、
白夜の草原でテントを張って寝たい


多分時間的にも長期なのでこれらは全部やると思う

(現地の観光局の人には、「フェリーで移動しながらデッキでテントを張って過ごす旅をするバックパッカーもいるからぜひ君も体験してみて!」など他にもいろんなおもしろそうな話を聞いてやってみたいことがさらに増えた)



まぁずっと一人なので
白夜のテントとか楽しいけど、
発狂しそうになるかもね


でもそれくらいの気分の方が写真に集中できるから楽しみー





気がついたら泣いている

2010年04月08日 | Weblog


なんてことはまずありません


ところで最近、わりと大きめなライブに行って
9mm Parabellum Bulletやビートクルセダーズなんかを見ました


ビートクルセダーズの顔が見れたのは良かった
でもなんつってもバックホーンがかっこ良かったー
最近はそんな感じでした
と思っていたら、

故三遊亭圓生の名前を弟子(直弟子の円丈と直弟子の故円楽の弟子鳳楽(圓生からしたら孫弟子))の二人のどちらが引き継ぐのかを競う落語会が3月17日にあったのをすっかり忘れていてがっかりです


圓生が亡くなった1979年以降、誰(故円楽さんさえ)も襲名していなかった圓生という名前を取りあう落語対決
聞きごたえあったろうなぁ



もうまるっきり私は圓生落語の虜なもんで
彼の切れ味抜群の噺はまさに日本下町文化の宝だと思っています

私が生まれた時には既にこの世にはいなかった圓生さん、
一度生で聴いてみたかったなぁ


百年目という噺が私は一番好きで、
内容はものすごく感動したり
悲しかったり、楽しかったり、爆発的におもしろいわけではありません


番頭さんと店の主人の信頼関係のお噺
いつも静かで厳しい番頭さんが実は外でどんちゃん騒ぎしてて、
静かな番頭さんのことしか知らない主人が
たまたまそのどんちゃん騒ぎしている番頭さんを見てしまい、
番頭さんはクビになると思ってびくびくしてる、という噺


すごい盛り上がりのある噺ではないけど
普通に話しの流れを創って(それが難しいんだろうけど)、
最後に彼の話の世界に引き込まれるような鋭くも優しい語り

こんな人間関係すてきだなぁ、と思わせる心のこもった口調
心を激しく揺さぶるっぽいものよりも
なんのきない彼の語りを聞きながら、気がついたら掌に涙が落ちている

そういう人生の経験が皺としてたっぷり刻み込まれた手みたいにどこにでもあるような、
特に見るべきもののないようなところに実はぬくい灯りがあるような気もします




ぷしゅかーる

2010年04月07日 | Weblog

最近はずっと本を読んでいます

でもなかなかしっくりくる本が見つからず、惰性で読み始め、途中で投げ出す始末

そして違う本を読み出したり

いつもはおもしろくない本でも最後まで読まないともやもやするんだけど
春はそういう気分が許されるというか
春にそんなみみっちいことで悩んでたらもったいない!
と、読みかけの本をぶち投げたり


インドに行く前から読んでたカフカの審判は途中飽きちゃってしばらく放置
ずっとうちのマックの机の上にぽつんと裏返しに置かれています

もう読まないの?
と言わんばかりに
まぁ、しばらくは見てみぬふりです


その机の下にカントの純粋理性批判がこれまたぽつりと落ちている
批判してるのはもはや理性でなく私にか
読む読む 気分になったら読む 

ということで合間に妖怪の本とかあれこれと読む
一気に読む 楽しい


うわぁやべー
花見してぇ


ということで今週末は遅くなったけど花見予定です

なんの本持って行こうかなー

結局......




写真はインドのプシュカル
彼の持ってた本は
ヒンドゥー教の神様の絵本

朝一番と夜寝る前に
お父さんに読んでもらうんだ

カラフルな神様の絵本を膝の上に乗せ
彼は嬉しそうにページをめくっていました