日記

Hajime

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2015年06月21日 | Weblog
ここしばらく
本当の芸術というもの  に触れていると思う
生まれ育ったふるさとというところに以前より少し近いところにいて、
別にふるさとではない感覚で暮らしている
そういう意味では大阪や京都、東京で暮らしていたときや
アジアやヨーロッパやアラスカで点在していたころの感覚とあまり変わらない

ただ、ひとついえるのは最近、本当の芸術というもの  に触れる機会がある
ということ

それさえあればわりと問題ない


芸術家が田舎に滞在し、
その創作やそこに暮らす人々との交わりについて
それをサポートする、というのが役割と見せかけて
その目に見えない、少しの時間ではかなえられない相互の感情の解け合うような瞬間みたいなものがあって
どちらかというとそのサポートに見せかける行為自体が
私の作品づくりだとも思っている
第一線の芸術を生み出す力と文化的に優れているけれど生活サイクルの忙しなさゆえの芸術への追求に乏しい人々
その交わることのないような、交わっても本質的に理解し得ないような場をつくるのは楽しい
見ているのも楽しい。いびつにつながりあう不安定な形や決して約束されない不確定な時間も


ただそうではないものにも触れることも多々ある
けれどそれをあまり気にせずに振る舞えるのも成長したのだと思う
ちょっと前まではそれを気にしすぎていたようにも思う。商業的なものとか。
今はとてもどうでもいい
というよりそれを気にしすぎて不平不満をもらしていたこと自体なんだったのか今ではよく思い出せない
あまり私には関係ないので気にしてもしょうがないような気もする
それぞれに役割分担の違いがあるのがよく分かった

単純に美しいものを美しいと言えばいいし

音楽やダンスや演劇や映画で本当にそれが好きで
好きが故に苦しんだり、苦しむことや時間をかけてじりじりしながら作品をつくる共通点で話しができる人たちが増えたのだと思う

写真はあまり撮ってないけれど、
時間と空間を美しいと思えるような分かりづらい作品をつくれるようになったのと
様々なジャンルの創り手達と話し合える時間が増えてきたのがこの場所にいる価値だと思う











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