日記

Hajime

さむいです

2010年10月30日 | Weblog

こんにちは
寒さにえぐみが増しております

はりねずみは、というより冬眠する多くの動物は
冬眠することによってえらく体力を消耗し、
そのせいで寿命が縮まるのだとか
なんだか元も子もないとうか、踏んだり蹴ったりというか、
でも死なないために冬眠するわけで、しないと死ぬわけですが

冬眠する部類ではない私も
手足の先の冷たさを冷え性のくせに放置して、
決してMではないけれど、冬のえぐみを心地よがったりします

そうしているうちにはりねずみみたいに寿命が縮まるんでしょうか

走ったり工夫してあたためていきたいと思います

走るといえば、今週日曜に国立競技場でマラソン大会に出たのですが、
明日土曜も再び国立競技場でランニングイベントに参加します
今回は取材ですが、どちらかというと参加するという感じ

つーか、台風!!


それはそれとして、
ぼんやりアラスカのことを考えております

最近はフェアバンクスよりさらに北の山奥から一時帰国されている
河内牧栄氏ともアラスカぶりにお会いして(思えば北米大陸最北のビール工場兼バーでビールをたっぷり飲んで以来)、
アラスカの写真を見せていただいたのだけどそのすごいこと!

海岸での巨大なクジラの解体作業や、
どこまでも続く山脈と草原の中でのカリブーの解体シーン

それらの凄みは生活や暮らし、というよりも人の営みという感覚を喚起させます

アラスカで電気も水道もない山奥で暮らす牧栄氏のログキャビンを訪れ、
牧栄氏がそこへ戻ってくるまで山を散策しながら、大きなムースの足跡を発見したりしていた時に

「うぉお!」

と言って茂みから牧栄氏に脅かされ、
瞬時にグリズリーに殺される!
とびびったあの鮮烈さは肝が冷えたというより凍りました、アラスカだけに
(失敬)


そんなことを思い返していると
アラスカで出会った人はやはりものすごい個性的な人たちばかりだと感じます

皮膚をちくちくされるようなインド人のヴィヴィッドな個性ではないのだけど、
人が生きていくうちに溜まる芯の強さ、
いや、強さというより深みのような、重みのようなものが伝わってくることがあります

それはあまりに広く厳しい大地で、自然や野生動物に寄り添って生きているから
まるで自然のような、自然にしかできないようなあの深みの一部をもはやまとっているのかもしれません

アラスカから帰ってきてしばらく経ちますが、
その他のおもしろげな人々なども思い返しては、じわじわとその魅力を再確認しております


そんな感じで、早く寝ないといけないのだけど寝れない、そんな感じです





国立国立国

2010年10月25日 | Weblog

こんにちは
今日は10kmのランニング大会に出場してきました
「地球の走り方」の取材で大会はいくつか見てきたけど、
実走するのは7月の小布施のハーフ以来2度目でした

国立競技場スタート・ゴールの大会です
(国立競技場っていうのがかなりテンション上がりました!)

ここのところ腰と膝を壊していて、ちょっとペースは上げられないかなぁと思っていて、
50分台を目標にしていたのですが、走り出すとやっぱりなんというか走れるとこまでは走りたい
結局、48分でゴール

走り終えて今ちょっと腰がびきびきしています
心肺はいけるのに腰が7kmを過ぎたあたりでいつもびきってなってしまうのが悔しすぎる

12月5日は奈良で初フルマラソン走ります
調整の仕方がよく分からないのだけど、
なんとか完走はしたいと思っています

計画的な練習あるのみです

うっす、がんばりまっす





最近、久しぶりに小説以外の資料を勉強のために読み始めました
びっくりするくらい機械的(でも機能的ではない)で、勉強らしい勉強という感じで、
久しく空になった壷に水が入ってくるようです
ちょっと勉強もがんばっていきます

さらばブラウン管

2010年10月17日 | Weblog
といっても、私は今部屋にテレビを置いていないので、
ただ言ってみたかっただけです

なので地デジでもアナログでもあまり差し支えないわけです

タイムリーな情報はネットでも手に入るし、
ちょっと公に聞けないようなもので、ネットより出元と発信者が確かな情報はラジオで入手できます

テレビの役割はやはり岐路に立たされているのだと思うのですが
そういうことではなくて、

情報入手という目的以前に、
テレビの絶対的な力は一家の集まる場所であった
という部分が薄れて久しい今日この頃
その辺りからテレビの存在意義ってあやしい、
そういうこともしょうがないというか
そういうことでもなくて、



私が大学生のころはまだブラウン管が主流で、私も一人暮らしの部屋に小さな14型のテレビデオを持っていました
朝夕が少し寒くなってくる季節に、だらだらと起きていて、白々と夜が明けてくる
無駄極まりない時間を過ごしてしまったという清々しい空しさを抱えつつの朝5時過ぎ
ようやく寝ようかとベッドに潜り込み、
差し込んでくる朝日をまるで目の敵のようにカーテンを閉める

うつらうつらとしていると
がりがり、がりがり、とベッドの横にある窓の網戸から音がする(一階に住んでいたので)
はいはい、と思いながら窓を開ける
するとそこに一匹の野良猫がいる
少し太った真っ黒い猫

まるで我が家のようにふてぶてしく私の家に入ってきた猫は
ベッドに横たわる私を踏みつけて素通りし、ソファを歩いて、テレビのある棚の前へ

軽々とジャンプしてさっきまでつけていたのでまだ少し暖かいブラウン管テレビの上で横になる

なんのあいさつもなく眠る
ぐーぐー眠る
私より先にとっとと眠る

窓を開けっぱなしにして寒い風が入り込んでくる
うーさぶ、と言いつつ窓を閉めて私は私で眠りにつく

ぺらぺらのテレビではもうそれはできなくなるわけです
それはまぁしょうがないと思うしかないのですが
明け方にくる横柄なネコが、温まったブラウン管テレビにいかにも横柄に横たわって眠りにつく姿を見ることができなくなるのも少しさみしい気持ちもします


さらばブラウン管












じゃじー

2010年10月11日 | Weblog

こんにちは
先日、とある飲み会でライターさんがものすごい発言をしていました
普通絶対口にしないだろう、と思うような差別用語を2連発真顔で

ちょっとびっくりしました
ものをよく知らないというならまだしも、
文章を書いたり、またその為の知識や経験もされているはずなのに、
すごく優秀な人と伺っていたのでかなり驚きました
というより幻滅しました
かといって、その人の人格が破たんしているわけではないし、
しかも、その時その発言の衝撃に頭が真っ白になって、
なんかもう何も言えなくなった私が今さら何を言う、ということもないのですが

意外なことってやっぱり沢山あります

メンバー全員東大生、というキャッチーなフレーズが見出しのバンドがいて、
でたでた、と思っていたし、
きっとボーカルグループ(個人的にあまり聞いたことがない)かなんかだろうと勝手に予想していたのですが、
意外にもジャズバンドで、その完成度は学生という年齢からするとむちゃくちゃ高くてちょっとぐっときました


若木にしては成長が早く、太い
それと各パートという幹がすごくしっかりしていて、
腰の据わった木そのものの流れも安定しているのだけど、
何よりその安定感の上での細かさがいいね!

その細かい音のつぶは、幹の先の葉の葉脈まで透けて見えるようでさえあります

老木のように表現力豊かな味のあるジャズやブルースもぐっときますが、
この若木のような爽やかジャズもいいですね

意外というか、勝手な固定観念をもっていてすみません、という感じでした
味が出過ぎる前に生で見てみたいバンドです




ごはん

2010年10月03日 | Weblog
こんにちわ
昨日はその後皇居を走ってきました
20km目前でちょっと膝が痛くなったので終了

今、平日は忙しくて10km程度しか走れず、
週末に距離をかせごうと思っていたのだけど、
久々にぶっ通しで走ると20kmくらいでちょっと足にきます

心肺機能はどちらかといえば距離を延ばすほど上がってきて平気なのですが、
やはり距離を走れる脚づくりをしないといけないようです

昨日は18km過ぎくらいで急激に空腹感に襲われました
無性に食べたいものを思い描いてしまいます

走りながら最終的に、
母や祖母が作ってくれた何気ない毎日のおかずや、
お味噌汁とか山の幸がたっぷり入ったおこわのおにぎり、
祖父が港から持って帰ってきた大きな魚や、
父が冬の海の岩場で採ってきた潮の香りのする海苔、
モツァレラチーズと海の幸がたっぷり入ったマリネや、
自分で潜ってとってきたサザエとか、藪の中で苦心して採ったアケビ、
実家の薪の風呂の焚口に、薪と一緒にアルミホイルで包んでいれたほくほくのジャガイモの妄想を。



ぐー
と鳴る、腹が



昨日の私が本能的に最後に夢想したのはおいしいごはんでした
なるほどな、と今さらながら人の仕組の一端を感じました

先日、30kmを超えたあたりからの空腹感がすさまじい、と教えてくれたランナーさんがいました
私はまだまだ練習不足ですが、確かにすごそうだなと思います

記録や自分との闘い、楽しみながらなど走ることって人それぞれ大なり小なり意味があるのでしょうけど、
ひとまず私は、超空腹感に襲われながら走って、もうだめだー、っていう時に自分が一体何を食べたいのかよく観察してみようと思います
記録や自分との闘いに比べるとちょっとくだらない理由ですが。。。


でも昨日あまりの空腹に感じたのは、
あれが本当に食べたい!
と分かると、何かのエキスが分泌されるようで、エネルギーというか活力がじわっと湧いてきました

「心底食べたいものがある」
それが分かるだけでも発見だし、
あの人のつくるあれが食べたいし、最後は結局それしかない(走っている時だから大げさにに思うのはしょうがないとして)と食を通じて自分の欲するあれこれが再確認できるのも興味深いです


考えだすとまたお腹が鳴りました




あきです

2010年10月02日 | Weblog
こんにちは
もうすっかり秋の様子です
寒さとか太陽の色、木々の色づきでも季節が前へ進んだ感じがするのですが、
道を歩いていると漂ってくるご飯の香りに無性に秋を感じます

香ばしい焼き魚の匂いや
まろやかなキノコの香り、
カレーやシチューもこの季節には人気があるようです

今はほどよい涼しさで、
大体の家がキッチンの窓を開けて料理をしている秋の夕暮れ

ごはんをつくるのが楽しい季節なんだろうなぁ、食材も沢山あるし

今も窓からどこからともなく焼き魚の匂いがやってきました
やっぱり旬のサンマでしょうか、それとも川魚?
いやまてヒラメかも。
まさかのサケもおいしい季節
そんなことに想像を膨らませている今日この頃

窓を開けて気持ちの良い風と虫の音に耳を傾けて料理をつくる
そしてその料理を家族で食べる
さらにそんなお宅の前を、鼻を最大限かっぴらいて漂ってくる料理の香りをむさぼりながら歩く私

なんだかごちそうさまでした

もうすっかり秋です






そういえば、12月初旬にフルマラソン出る可能性が出てきました
トレーニング再開で今から皇居ランです
フルかぁ、あと2ヶ月だし
残りの1ヶ月は怪我しないように調整するとして、
最初の1ヶ月にどれだけ距離を走り込めるかにかかっています

焼き魚を前につるしてもらえると、今ならどこまででも走れそうです