こんにちは
寒さにえぐみが増しております
はりねずみは、というより冬眠する多くの動物は
冬眠することによってえらく体力を消耗し、
そのせいで寿命が縮まるのだとか
なんだか元も子もないとうか、踏んだり蹴ったりというか、
でも死なないために冬眠するわけで、しないと死ぬわけですが
冬眠する部類ではない私も
手足の先の冷たさを冷え性のくせに放置して、
決してMではないけれど、冬のえぐみを心地よがったりします
そうしているうちにはりねずみみたいに寿命が縮まるんでしょうか
走ったり工夫してあたためていきたいと思います
走るといえば、今週日曜に国立競技場でマラソン大会に出たのですが、
明日土曜も再び国立競技場でランニングイベントに参加します
今回は取材ですが、どちらかというと参加するという感じ
つーか、台風!!
それはそれとして、
ぼんやりアラスカのことを考えております
最近はフェアバンクスよりさらに北の山奥から一時帰国されている
河内牧栄氏ともアラスカぶりにお会いして(思えば北米大陸最北のビール工場兼バーでビールをたっぷり飲んで以来)、
アラスカの写真を見せていただいたのだけどそのすごいこと!
海岸での巨大なクジラの解体作業や、
どこまでも続く山脈と草原の中でのカリブーの解体シーン
それらの凄みは生活や暮らし、というよりも人の営みという感覚を喚起させます
アラスカで電気も水道もない山奥で暮らす牧栄氏のログキャビンを訪れ、
牧栄氏がそこへ戻ってくるまで山を散策しながら、大きなムースの足跡を発見したりしていた時に
「うぉお!」
と言って茂みから牧栄氏に脅かされ、
瞬時にグリズリーに殺される!
とびびったあの鮮烈さは肝が冷えたというより凍りました、アラスカだけに
(失敬)
そんなことを思い返していると
アラスカで出会った人はやはりものすごい個性的な人たちばかりだと感じます
皮膚をちくちくされるようなインド人のヴィヴィッドな個性ではないのだけど、
人が生きていくうちに溜まる芯の強さ、
いや、強さというより深みのような、重みのようなものが伝わってくることがあります
それはあまりに広く厳しい大地で、自然や野生動物に寄り添って生きているから
まるで自然のような、自然にしかできないようなあの深みの一部をもはやまとっているのかもしれません
アラスカから帰ってきてしばらく経ちますが、
その他のおもしろげな人々なども思い返しては、じわじわとその魅力を再確認しております
そんな感じで、早く寝ないといけないのだけど寝れない、そんな感じです