日記

Hajime

えふ

2012年01月29日 | Weblog


昨日は出版社の方と飲み会でした

島根に帰る私の送別会ということで神田小川町(お茶の水)のワインバー「江府 f 」でがっつり飲みました

最終的に超久々に記憶がないのですが

よく飲みました


もともとカメラマンだった方が開いたお店で

店の横には小さいながらもシンプルで無駄のないギャラリーがあって

いい写真の展示を見せていただきました


送別会とはいえ、かなりがっつり話しをさせていただいて、

ばりばり企業向け雑誌の副編集長さんと

農業や食に関する分野の専門家編集者さん

某雑貨ブランドのプレスさん

誘ってくれた敏腕編集ディレクターさま


の五人で飲み明かしたわけですが

食と企業経営とPRとキュレーターに近い立場の人と

東京から離れて日本の地方の芸術と文化振興をこれからやっていく私



話しはあっちこっちに飛んでTPPに及んだり


●●県の●●さんという米作り農家さんがいい田んぼを作ってるんだという
マニアックな農家の話しになったり

北方領土に取材に行った時の話しになったり

LCCの話しになったり



つっこまれどころ満載だったのですが

勉強になることが多く

でも雑貨ブランドに関しては美術館を利用して新しい着想に及べそうな気もしたりするのですが


酔っぱらいすぎて中央線で食専門の編集者さんに質問攻めをしてしまい

だいぶうざい感じだったなぁ、と思って起きた今朝でした


引っ越す前にいろんな人に声をかけていただいてありがたい限りです

2月は多分原稿書きと編集作業でもはやよくわからないスケジュールになりそうなのですが

会いたい人に会いにいって

飲みたい人と飲んで

一座建立の時間を味わいたいと思います






久しぶりにギャラクティックを聞くとみずみずしいです






ばらなし

2012年01月25日 | Weblog

最近
バラナシの友達と連絡を取りつつ
元気かどうかのやりとりをしていると

やばい
めちゃ

インド行きたし

なつかしい


汚いから嫌だとか、なんだかんだといいながら


朝焼けの聖地ガンガーは
言葉に尽くせぬ美景であると
おもいます

南と北とでは随分雰囲気が違って南インドへすごく行きたいと思うのだけど

北だとやはりガンガーは再訪したい場所のひとつです







ゆきです

2012年01月24日 | Weblog

うーむ

言い訳にさえならぬのですが

原稿が書けない


原稿の げ の 字 も 書けない



うすうす気づいていたのだけども

去年のとある原稿を書いて以来



文章を書く仕事をする以前よりも遥かに時間がかかって

書いたものもクソみたいな原稿になっている


もうすぐ新しい本が出るというのに


かなり書けていない具合からいって


迷惑をかけまくりでございます


非常に申し訳ない



ひじょうに申し訳ない



どうしてしまったのか


文章を書く仕事をする前よりも

ずっと文章が下手になっている


何よりも書かせてくださった

周りの方に面目ない


全くもってどうしてしまったのか



しかし残りわずかな時間


書こう







オロチとオロカ

2012年01月15日 | Weblog


久しぶりに電車で駅を降り過ごしました

久しぶりだなぁ、
と感じるということはそれだけ移動時間に本を読んでなかったということに気づくことでもあります


古事記 

おもしろいです


まだまだ途中なのですが

読み始めた時は原文の書き下し文が読解できず

現代語訳と解説を読みながら改めて書き下し文を読んで

ちびちび進んでいます

原文とか読んだら本当に意味がさっぱり分からなさそうです



日本という国がイザナミとイザナギの国生みによって初めて作られていく話しや、
(最初は淡路島が造られ、四国、九州、本州と続き8つの島が生まれます)

天照大御神と大国主神との国譲りの話し
(出雲の国を治める大国主神が天に住む天照大御神に出雲の国を譲る際に「底津石根に宮柱ふとり(大盤石の上に太い宮の柱を立てる)」ことを条件に国を譲り、
その時建てられた建物が出雲大社の起源ということ。今まで私には恋愛成就の神様というイメージしかなかったという。。。)

まだまだおもしろい話しが続きそうです


そんな中一番興味深いのが黄泉の国についてでした

イザナミが水の神や海の神、岩と土の神などの神々を生んでいる時、
火の神を生む最中に陰部に火傷を負って死にます

イザナギが悲しんで黄泉の国までイザナミを訪ねていくのですが
黄泉の国で見たのは恐ろしく変わり果てたイザナミの姿

イザナギは恐怖で黄泉の国から逃げ出します

そして黄泉の国(死の世界)と葦原中国(生の世界)をつなぐ道を巨岩でふさいでしまう


なんとも言えない話しなのですが、
その神話に出てくる死と闇の世界である黄泉の国と生の国をつなぐ道(黄泉比良坂)について調べてみると、
揖屋神社(島根県松江市)の近くに今でも残っているようです



な、なんと興味深い場所(畏怖の念をこめて)!


日本の神々を生んだイザナミの住む黄泉の国へと続く道が島根にあるとは。


これは帰ったら絶対に行かなければいけない場所ですな



しかし黄泉の国だの神話だの日本の神々だのと書いていると随分怪しげな感じがするのですが

一方でエウリュディケを失ったオルベウスが死者の国の王ハデスの元を訪ねるギリシャ神話のことを考えると
それはすごくおもしろい神話ですし、ましてやそれが自分の生まれ育った日本の神話のストーリーであるならば、
怪しいどころか神秘的すぎてぞくぞくします


21世紀、スイッチを押せば灯りもつくし、24時間スーパーさえ開いている
かたやそんな国の片隅にひっそりと黄泉の国へと通じる道が残されている


このおもしろさったら遊園地どころの騒ぎじゃないほど興奮しすぎます


そしてその神話のおもしろさにのめり込み過ぎて
わなわなとしているうちに
私は自分が降りるべき駅をすっとばしていたわけです








あけました

2012年01月05日 | Weblog


今年もよろしくお願いいたします


年末にいきなりの急展開が起きて、
3月から島根県に戻ることになりました


あと少しの東京在住
あちこち散歩して今後の材料集めをしておこうと思います

今さら行ったことないところだらけだなぁ

高円寺とか近いのにあまり知らなかったり
下町の方は知らなさすぎてもうお手上げ

前に住んでた三鷹は晴れた日にゆっくり散歩したいし
鎌倉にも行って江の電に乗ってゆっくり散歩したい


いや、そんな悠長なことは言ってられなくて
今の仕事を最後まできっちりしたいし
古事記や日本書紀も読みたい

写真は島根に帰ったら一生ばかみたいに撮れるから
東京を歩く時はもうカメラをもたないであれこれと目でみて歩こう