日記

Hajime

スイスイ

2010年03月15日 | Weblog

先日、永田町にあるホテルニューオータニで行われた
スイス政府観光局プレスプリーフィングに参加してきました

スイスの魅力についてとても参考になるお話が聞くことができました
頂いたパンフレットの中にルツェルンという都市のデザインホテル「ザ・ホテルThe Hotel」が紹介されていました

これは昨年のルツェルン取材で宿泊させてもらったホテルなんですが、
デザインをフランスの建築家ジャン・ヌーベルが手がけていて、ぜひ泊まりたいということで連絡した際、快く取材と宿泊(2泊)を受け入れてくれた思い出深いホテルです
上の写真はザ・ホテルのレセプションです

デザインを手がけたジャン・ヌーベルはルツェルンのルツェルン美術館をはじめ、パリのケ・ブランリ美術館、リヨンのオペラハウス改修、モラのアルトプラージュ(スイス)、日本では電通本社ビルをデザインした建築家です

ガラスを多く使い、光を巧く取り込む建築家として知られるヌーベルですが、私が宿泊したザ・ホテルは外装よりも割と内装に凝っているイメージがあり、ホテルに併設されているバーの方がガラスを巧く使う彼のデザインの特徴が感じられました(バーの写真は撮ってません......)


ホテルの外装は結構地味めで、ヨーロッパの町のどこにでもありそうな建物なんですが、
部屋に入った瞬間目がくらみました









何ってとても赤いんです








リラックスというより赤い色が脳に刺激を与えまくりで、冴えまくりでした
スイス政府観光局プレスプリーフィングでいただいたパンフレットには

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独特な空間は、家具も含めトータルでコーディネートしたもの。わずか25ルームの贅沢な高級ホテルで、宿泊客には映画関係者やデザイナーなど、ファッションやトレンドに敏感な業界のVIPが多い。

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と記載されていました
ViPて.......
なんだかよく分からない言い回しですが、確かに宿泊客の皆さんの雰囲気はどこかただならぬ感じで、朝食の時とか無意味にドキドキしてたのを覚えています














パンフレットの説明はさておき、室内のデザインはとても洗練されていて、天井は一面写真でした
写真は25部屋全て異なり、室内の色も各部屋ごとに違います(真っ青とか黄色とか)

現役でばりばり活躍されている建築家のデザインホテルに宿泊することができてとても良い経験になりました



が、私が言いたいのはそれだけじゃなくて
このホテルに泊まる前日に泊まっていたマイエンフェルト(ハイジのふるさと)のホテル ジャスト・マックス・アンド・ドーリJust Max and Dorliです






のどかすぎる田舎道を駅から歩くこと40分
奥に見える岩山の麓にはハイジの小屋もあります
ここから歩くとさらに1時間半~2時間かかります







着きましたよ







そう、何をかくそうこのホテルはワラぶきベッドで泊まれるホテルなんです!
しかも一日2人のみ
ちなみに私は右のベッドで寝ました
とても広くて気持ちいいのだけど、早朝には牛舎から牧草地へ追われる牛の鳴き声(農家をされてる方の空いてる部屋に泊めてもらっている感じなので部屋のすぐ裏が牛舎)と牛の匂いで目が覚めます
そして夜は割と寒め

でも木造の雰囲気とワラの香りにとても癒されるし、
朝ご飯のパン、ベーコン、ジャム、チーズ全てこのお家のお母さん手作りで、
何より絞り立ての牛乳が抜群に美味しい!



星なんてついてない安宿だけど、周囲は山に囲まれ、鳥や動物の鳴き声であふれ、
静かに吹く風を感じつつイスに座って夜空を眺めながら飲むビールは格別でした

凛として時雨のギターソロをがん聴きしながらビールを飲んだなぁ
うめかったっす




そして翌朝チェックアウトし、電車に乗り、1時間ほどでルツェルンに着き、5つ星ホテルのザ・ホテルの前に立った時
やっと気づいたのです


「あっ、すげぇワラくせぇ!」


おしゃれっ子な客がデザインホテルから出てくるのを見ながら、
慌てて荷物の中からワラくさくない服をひっぱりだしました~



極端な泊まり方をしたから少し焦ったけど、
どちらもとても素敵なホテルで甲乙つけがたいスイスでもお気に入りのホテルです

斬新なデザインホテルからワラのベッドでも寝ることのできるスイスはやっぱり旅行者の心をわしづかむ要素にあふれた素敵な国です





帰国済です

2010年03月11日 | Weblog

帰国しました

今回は砂漠地帯ラジャスターン州を中心にまわっていて、気温が高かったので日本の寒さにはやはりびっくりです
少し落ち着いたらまたインドのことをアップしていきたいなぁ

今回は割といろんな人と友達になったので、再会してお酒とか飲むのが楽しみです


タンブラーで最後にムンバイで出会ったゴミを拾う子どもたちの動画をアップしようとしたらできず、ちょっと悔しい

寒いけど日本ってやっぱりいいなぁ
日本の田舎行きたくなりました
島根とか  

あっ それ地元でした


ではまた