こんにちは
本屋で料理の本ばかり読んでいます
それは恥ずかしながらワインを上手に撮りたいからです
料理をあんまりしないのに料理の本を読む後ろめたさは恥ずかしくはないです
いろんな撮り方するやつおるー
白ワインのグラスに背景のワイン畑がうまく逆さに写りこんで爽やかに撮ってるやつとかおるー
赤ワインのボトルをマットな輝きで撮るやつがおるー
浅いピントでかわいく瓶を並べて撮るやつがおるー
久しぶりに行くラヴォーのことを調べつつ、
一昨年書いたラヴォーの記事を思い出しました
ラヴォーはスイスにあるワインで有名な世界遺産のエリアです
太陽の光を鏡の様に反射させる輝くレマン湖沿いの美しいワイン畑
そこで葡萄とともに暮らす人々
ワイン畑の石垣でふてぶてしく寝るネコ
夕暮れ時にワインを片手にたわいもないことを話す駅前の大きな木の下にある小さなレストランバーのテラス席
私がスイスで最も好きな場所のひとつです
それはもう失敗することは許されないというよりも、どちらかというと今からわくわくしています
新しさを受け入れつつも古き良きを重んじるラヴォーの地に足ついた落ち着いた雰囲気や、
斜面に連なる葡萄畑の遥か上にある丘の上の白い一軒家
脈々と受け継がれてきた土地の、その土地らしさを口で味わうのではなくて、
全身で深い呼吸で味わうようになんとかうまく抱え込んで撮りたいです
それからその後はジャマイカ行きです
これはなんというか、未知すぎ
ひとりのカメラマンとしてはもちろん、
ひとりの人としてジャマイカを味わってこようと思います
こうして初々しい気持ちをよみがえらせてくれた方々に感謝しております
非常にだめだめな数年でしたが、糸口が見つけられたような気がします
とにかくいい写真を撮ってこようと思います