日記

Hajime

一本の木とかを夕暮れに撮る

2014年01月16日 | Weblog



東京に行っていた
多分私はもうあそこには3日と住めない
なんというかそう感じた

気を張れば4日かもしくは死ぬまで生きることができるかもしれない

それでいろいろと考えてみたのだけど
それはおもしろい発見だった
こちらに移り住んで度々東京に戻るがその度感じ方が考え方に追いつかないくらいに変化していておもしろい

東京という場所には個人的にいろいろと詰まっているので嫌いというよりはむしろとても好きである

生きているのだからいろいろ考えたり変わったりそれを受け入れたりおもしろいと思ってよいのだと思う
見ないふりしていたらもったいないのだと思う
そんな予断は許さないほど猛スピードであれこれと過ぎていくのである
だから自分を見ないとかは無駄である
とても嫌だがその瞬間その都度自分と向き合って受け入れる方が効率がよい

でも井の頭公園で踊り狂ったり
バンドのメンバーが見つからずにうだつのあがらない日々を過ごしたり
ヨーロッパが全然刺激的ではなかったり
アラスカやインドの方が精神をえぐったり
毎日知らない町をぶらついてシャターばかり切る日々を過ごしたり
客観的にみてみると事実それらは全てあの場所が教えてくれたことではあるし
そういう自分の一番の時期の速度と共にあったことを考えると
あの場所とういフィルターを通してよく自分がわかる


それで今ここにいるわけだが
それもやはり受け入れることができるわけでなく
では何があるんだろうかと思うと
ここの目の前にあるものではなくて
あそこにいたころに描いていたここであって
それは酷く抽象的なのだけど
ないものねだりでもあるのだけれど
あそこにいたころに描いていたここの景色ではないのだろうかと思う

これはとてもくだらないことだなーと思うのだけど
仕方がないのでここにいてそれをフィルムによって淡々とつくるしかないのである

ここにいるけれどあそこにいる精神であそこからみたここを表現する

あそこにいくまでにかつてここにいた時間を経てあそこにいた時間も経てまた再びここにいる時間も経てあそこにいた時間をここにいてつかむ作業を経てあそこからみたここは本当のここではないのだけど本当のここはあそこから観ていたここであるのかもしれないというここをあそこから撮る


おもしろい

フィルムはなんておもしろいのだろうか






列車 / LOST IN TIME













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