はるはあけぼーの 2007年03月30日 | Weblog 春は芝生で生ビール 出会いと別れ ときのつぶ 夏は裸さ生ビール 少年野球と 河川敷 秋は虫の音生ビール 夕焼け縁側 僕とネコ 冬は郷愁生ビール 風まで澄んだ月の夜 おいしい時間をいつまでも 優しく笑っていかがでしょう やぁ、初めまして あら、お久しぶり それではカンパイ! ............................. [番外編] たまにさみしく生ビール つまみはパピコ かつ妄想 えへ。
Caddから 2007年03月27日 | Weblog 海岸、脈打つ様によせる波 四角い窓から眺める青白い夜 犬のようにしっぽのふれない猫 風の吹く その音の世界 狂気にも似ていた あれは優しさにも似ていた 孤独にも似ていたし、普遍にも似ていたよ 相変わらず世界はきれいだ .......................... 鳥、口笛の似合う。
援軍、自分。 2007年03月26日 | Weblog 無いと言えば嘘になる 恐れも不安も吐き出す そしてそれから立ち向かう 最初の一歩は自身の足以外何ものでもない 一体全体誰の声を聞いている 研ぎすませろと心が言う
ふむ 2007年03月25日 | Weblog (ちゅう学生) 右から ・なあチュウしたことある? ・あ、あるよ ・みえっぱりー! ・メンチカツ食いて~ .............................. うむむ あれこれとわからなくなる そういう時もある 不便なのは信じたり、信じているつもりであった感覚すらよく思い出せないということ 信じられなくなる、というよりその感覚が一体どのようなものであったかということすらうまくつかまえられないこと そしてそんなものもともとなかったのだよ、と割り切ってしまえるほど頑丈ではないこと そもそも感情そのものがひどくあいまいなもので 自己破滅や自我が崩壊するほどのあのさみしい感覚に飲み込まれる前に様々な手段によってやりすごそうとする やりすごせない時はごくりと飲み込まれてみたりする あの目を見たか ひどくさむい
テラシダス 2007年03月23日 | Weblog 新しい命がうまれた あぁ 新しい命がうまれた 何かがなくなること 純粋で完璧な重さ 息は絶え絶えとても希薄 刺さる いたくもないのになく でも でもね ひどく光を放つように 一瞬の閃光のように ずっしり曇天切り裂くように 別れのさだめ切り裂くように 新しい 命 うまれた その瞳には輝きを その手には温もりを握りしめ 長く続く時の流れの上、産声は空間をつき破って世界を自分のものにする ................................... ただそれだけで歩いてゆける瞬間。 今、うれしい。 おめでとう、ありがとうね。
世界の昼 2007年03月20日 | Weblog 波の花のように咲いていました 愛とか真実とかいうものはほとんどわかりません そんなものより その季節や瞬間がもう二度と繰り返さないことを教えてくれるように視界に入り込み、すぐにぽろぽろと落ちてしまうこの花の方が私には確かなものなのです 圧倒的に強い言葉や目に見える変化の多い街並の中にいても花や木の微かな変化を感じていたいのです 色づくことや、枯れゆくことに気づけないようにはなりたくないのです そして大切な誰かが泣いたわけも笑ったわけも忘れてしまいたくはないのです ........................... 木蓮、花びら食べてみたらやっぱり薄味で笑って泣けました。 にくいねー、とむしゃむしゃ小さい広場にて。 とてもきれいなのにあっと言う間に落ちてしまうんですよ、ずっと見ていたい好きな花なのに。
ハローグッバイ 2007年03月14日 | Weblog 今日もまた東から夜の波がやって来て 手を振る陽がまた明日 そして感情の音色を聞く 忘れたくない心の音色 ハローグッバイ やっぱりハロー どうしても忘れたくはない 繰り返しているんじゃなくて、毎日違う今を生きていて、たまに忘れたり思い出したり 切なくなったりもする どきどきしたりもする どんどん地球は周る 僕もどんどん変わっていく それでも忘れたくはない ハローグッバイ また明日 ハローグッバイ またいつか 燃やすよもっと
断ち切る 2007年03月13日 | Weblog 空と海 それだけで全ての力が沸いてくる 良くないイメージが連鎖しそうになってもさっさと断ち切ってしまえよ だだっ広い空と海は青々と無言でそこに在る ただそれだけで .................... あと広角レンズ 僕を育んでくれたものの一つである 地元、黒松町の景色より。 いろんなこと見失いかけたりね、そんなん良いとか悪いとかないんだろうな。 なるようになる。今使える力は今使いたい。温存させておいて後から言い訳する力なんぞに使いたくはない。 ただたまに初心を思い出したりすることも大切かもね、と空と海に言われた気がした。
蝶のなる木と赤いコートの魔女 2007年03月12日 | Weblog 赤いコートの魔女は待ち合わせをしていると言った とても大切な人との待ち合わせなのだと 長い長い時間待ち 他は皆、やれやれどうせ誰も来やしないだろうとくすくす くすくす つりあがった目とバサバサの黒髪 とんがった赤い帽子に赤いコート 他の言うことなど気にしちゃいない だって待ち合わせをしているのだから 夜の蝶のなる木の下で 雨が降り始めた時から待ちに待って、それがやむ頃 扉はそっと開く 白い月が今日もまたその日の旅の話をし、赤いコートの魔女は優しい時間を過ごす 木によじ登ったり、テーブルにひじをついて、待ち合わせたものとおしゃべりをして、満足げに足をゆらゆら揺らしては微笑んでいた ................... そんな人を見た。
しりもちりも 2007年03月10日 | Weblog 彼は悩んでいる 彼が好きなものは沢山ある、クレーとクリムトと妹の描く絵 その他もろもろ バグパイプの音(耳に入っただけで体がしびれる、がくがくぶるぶる) ヤンソンの物語(regardez!) 養老天命反転地(すごく挑戦的で楽しい、きれい。岐阜) グレゴリー・コルベールの写真で震える。 そうして座り込んで悩んでいる なんといってもその写真展が日本に来ているのだ。しかも森ビルとお台場の二ヵ所(お台場の方はおととしから待ちに待っていた)。 どちらに忍びこもうかと。 思案中でにゃる。 僕はつっこむ、両方見に行け! ...................... 以上、現地考えるネコ氏住処からお伝えしました。リポーターはじめでした。