日記

Hajime

抜けよ 抜け抜け 力抜け

2006年07月30日 | Weblog

明かりは見えている
それは夏の太陽のようにギラギラしていたり
月明かりの世界の淡い幻のようにほのかにぼんやりと輝いている

それに近づきつつある東京Blue Weepsである
私は今は流されるままにそこにたどり着くというよりは
多分だいぶ必死だ(ある部分ではかなり流れ流されておりますが)
フルスイングしちゃう  夏だし  うん。

時に空回り、こんがらがり、そこを目指している


夜中に自転車で道を行く
曲がり角を曲がった途端、はてしなく真っすぐな道には薄明かりの街灯達が並び
思わず一体どこまで続くんだろうと少しへこたれる感覚ににている

道は無い


それでも全ては自分が選択している
全て自分が決断し進んでいる



幸いにもメンバーや周囲の人たちに恵まれ私は今在るのだと思う
そこへ行く為にやるべきこともまだ沢山あるし
感情の波も本当に嵐だ
黒い波によく飲み込まれてしまう
朝すごいガリガリという音に驚いて目をさますと4時。その音は耳鳴りでした。
混乱したのでカメラを手に取り、まだ薄明るい部屋の中を這い回り、シャッターをきり続けた
ピントも露出も関係ない
ただただ部屋の細部にいたるまでそのわけのわからない感覚のままその一瞬を捕まえてやりたかった
ただそれだけ 
人って本当に不思議です



もう少しで形になるんだ曲が
もう少しで形になる、ということが今僕を震い立たせている
生かしている
視野が狭いのかもしれませんが僕は今それに生かされている
というくらい集中している 大げさではない

やるべきことはまだまだある
けれどこの道を行く

僕ら東京Blue Weepsは情熱を持って進んでいる
そう実感している


そしてまたしてもうかれたマンタみたいに飛んでみたいのです
ウッホーイ☆
早く届けるよーい☆
少しでも早くみんなに届けたいよ。
ふわふわと風船みたいな気分でみんなに会いに行きたいです。
ふんわりという語感がすごく素敵です。気に入りました。
良い夏を☆

 はじめ

マンタ飛べ

2006年07月28日 | Weblog

そこら中に儚さが落ちている

そこら中にむなしさが潜んでいる

そこら中に生と死のかおりが漂っている

そこら中に悲しい歌が繊細な音で響いている

そこら中に影が潜み、ことごとく自分の中に入ってこようとする


そして
そんな出来事や感情が溢れて涙を流す瞬間に
それでもどこかで希望の歌が歌われている

どこかで新しい命が生まれている

どこにでも熱すぎるほどの喜びが満ちあふれている

偶然すぎる出会いに感激してたい
なぜ出会うのかなんて本当に分からないけれど、果てしない空間と時間の流れの中で奇跡をも超えた出会いや「今」を呆れるくらいに、そしてばかばかしくも心を振るわせていたい。

穴を掘り、時に流れ、そして今心振るわせている。
心が飛び出しそう
むき出しのそれは溢れて、恥ずかしいほどもろいけれど私は何度でもそんな瞬間に出会いたいのである。

うかれたマンタは楽しいと海の上を飛ぶのである。
たまに回転してみたりするのである。


東京Blue Weepsの音楽を一刻も早く届けたいと思っている。

 福間 一

押し花

2006年07月25日 | Weblog

音楽を聴いた

涙あふれた

繊細な感情は音となり、そのメロディーは
僕の心に触れる



時に
手をつなぎたいのに
手をつながれるのを待ったり

優しくありたいのに
優しくされるのを待ったり

抱き合いたいのに
抱きしめられるのを待ったり

涙は心のままに
せめて心のままに
流してもいいのだと思う

青空と月夜が重なる感情は
誰見る淡い幻のよう

ごーん

2006年07月23日 | Weblog

無意味な武者震いは何よりも正直だ。

本日も燃えている。

この道を進むか否か。

武者震いに聞く。

浮き沈み、浮かび上がる。
その一瞬の武者震いはあまりにも無防備で正直だ。

本日も多いに燃え、震えております。


コケル

2006年07月21日 | Weblog
今日苔に興奮しました。
何年もかからずにできてしまうビルやマンションよりも何十年、何百年かけて作り上げてきた苔の方が何百倍も僕を興奮させ、癒します。


時は流れ、人は変化していくだろう。
それでもあなたたち自然はどうかそのまま美しく、時に恐ろしく変わらないでいてほしいとずっと祈っています。
時々都会では大地が大地の感触がしないことがあります。大地がすかすかとしていて歩いているとその感触が足の裏から体中に伝わり本当に驚くことがあります。恐ろしいです。
そんなことを感じると今は都会で生きているのですが、私はやはり自然とともに生きてきていたのだなぁ、と嫌になるほど思う。

けれども一方でそのビルやマンションをつくるために生きている様々な人たちがいて、家族を養い、必死に生きている。その姿を見るとやはり美しいと感じます。

どう考えても一つのことを言い切ることは難しいことです。
少しでも何か良い方向に向かうことを願うしかありません。
一方に肩入れなどできません。


本当に少しづつ輝く方へ向かうしかないのですね。
ありがとう苔殿。
それでもできることをそれぞれが懸命にやるしかないのですね。

安里屋ゆんたがBGM

2006年07月19日 | Weblog

深い霧の向こうに見たことのないような海があるのかもしれない
突き抜けたらそこに青々と広がる海に着くのかもしれない

暗闇と輝きを放つ海は別々の世界にあるんじゃない
その闇の向こうに輝く海はある

だからぬかるみに足をとられようと
惨めさに手を差し伸べられようと
進んだらいい 全部握りしめて 自分なりの速さで

ほんとの明るさや強さは、暗さと弱さの中に溺れ、もがき、少しづつ柔らかさと優しさに変化し、確かな強さと明るさになる
いつも不安でおそろしいもんだよな
孤独を感じ、立ってられないかもしれないよな

けれどもふとした出来事で、それは自分自身によって、もしかしたら心ある誰かの差し出す手によってその霧から抜けるのかもしれない






今日、千葉に行きました。
偶然の出会いで車に乗せてもらって。
その短い時間の中で久々に海を見た。とんでもない存在感だった。
車の窓から山を眺め田畑を見た。
そしてその人と話をして、その人の心があまりに優しく、身軽で、重たくなかったから急にうれしくなった。
最近少しひねくれ、固まってた僕の体中の血管が緩むのを感じた。
一瞬で世界が色づき始めた。海は本当に青く、森は濃い緑に、クリーニング茂野のだいだい色の看板から何からあちこち全てが色づいた。

人の優しさに触れた時、その人は鏡となっていつもからまわり、恐れ、情けない自分を照らし出す。
でもその中で心があたたかくなり、押し寄せてくる感情の波を感じる。

もう一度会う事はないかもしれない今日の出会い。
連絡先も何も知らない。仙台に行くと言ってた。

今日という日にその人と出会えた事を本当に嬉しく思う。
きっとどこかでまた会いましょう。
その時はぜひビールでも飲もう!

 福間 一
  

今、8割5分猫の気持ち

2006年07月17日 | Weblog

もうすぐ姉の結婚式があります。
とてもうれしいです。

僕と姉は3つ違いで生まれてから彼女が大学進学で実家を離れるまで、山と海に囲まれて、きゅうりの漬け物みたいにどっぷり田舎につかった空間で共に成長してきました。
今思うと姉弟の間には同じ場所で生きていたのに近いようで遠い不思議な距離と空間があったように感じます。
彼女が当時どのようなことと出会い、何を感じ、どう成長していったのかは膨大な時間を共に過ごしてきたのにも関わらず、そして家族という身近に思われる関係なのにあまりにもしらないのかもしれないという不思議な感覚があります。そんな中で離れて過ごしてきたここ何年間、少しずつお互いに成長を続け、逆に姉のことがよくわかるようになった気がします。全くもって不思議だなあ。きっと成長という言葉だけでは言い表せられない何かがあるんだと思います。

思春期にはいつもけんかばかりでののしりあって顔も見たくなかった。
絶対に彼女よりおもしろいことを沢山してやろう、なんて思ってた。


でも僕がトラックにひかれた時
屋根から落ちて顔面がえらいことになった時
後ろからどっかのおばちゃんに脳天を噛み付かれた時とか
いつも顔を真っ青にして隣で「大丈夫大丈夫」と声をかけてくれてた。僕の意識がどんどん遠ざかるなかで彼女の表情が大丈夫という言葉と裏腹におろおろとしてた。なぜかそれに僕は安心してた。そんなことばかりの弟です。思い出といえばそんな僕の大失敗や事故におろおろと不安そうにして、そして決してそれがばれないように大丈夫と言ってくれていたこと。

そんな姉がもうすぐ結婚式をあげます。


大地震も山の噴火も頼むから結婚式の日までは何もしないでくれ。
世界中のテロリストもその日まではどうかその怒りを抑えてくれ。そんな風にわがままに願っている。

ちょっと本当に頭にくるほど僕はよく警察に呼び止められるけど、その日まではどうか警察の皆さんしっかり働いてくれ、どんなささいな事件でもそれが地球が爆発するような事件にならないように本当にがんばって姉ちゃんの結婚式までは平和と治安を守ってくれ。守ってください。
僕はその日までは何回でもあなた方に呼び止められてもいいと思ってる。ちゃんと丁寧に答えようと思ってる。このチャリは僕のです。だからなんとかその日までは本当にお願いします。

正しくないかもしれんけど世界中の憂うべき問題解決を祈るよりも先に、僕は今ずっと姉ちゃんの結婚式が幸せに無事におこなわれることを祈っている。

結婚する2人の前で笑顔で、でかい声でおめでとうと嬉しい気持ちをありがとうと言いたいけど
きっと無理や
よう我慢できんと思う
うれしくてうれしくて、切ないしうれしい
だからきっと無理や


最近ね、姉ちゃんの好きなSpitzのね「チェリー」を姉ちゃん達2人の為に部屋で歌ってるの
歌詞も変えてね、よりハッピーな風に勝手に変えて歌いながら一人でグズグズとなってる。しかももうずいぶん前から。
よくね、その姿を笑われるけどね、嬉しくてね。
父みたいだね。
そして母みたいだよ。

これから一緒に生活することはもうないでしょう。そうならないことが彼女の幸せなのだと思います。
当たり前のように海にもぐり、山や野の道をかけまわり、夕暮れまで畑や庭で遊び、家の中で歌ってたあの頃の記憶は鮮明に思い出せたり、時に切なく色あせてよみがえります。
僕にとってはとても大切なものです。そしてその上で思い出もしっかりこの手に握りしめて今を大切に生きていきたいと思います。
言葉は感情を表すには本当にとるにたらないものだけどそれでも姉ちゃんに沢山幸せがつもるように願っています。


誰かと誰かが出会って笑顔になって
そんな夢を見たよ
素敵な夢だったよ

 はじめ

一つが如く

2006年07月16日 | Weblog

光と闇、一つが如く
抱えるものは多かれど
捨てゆく覚悟時に持てず
それでも進み行くしかないのなら
生きて 生きて 確かめあう

月光陽光、一つが如く
昼は陽、風の歌
星のささやき月明かり
落ち行く陽の照らす月
流れ 流されて 永久のきらめき

両の手、一つが如く
かの手の毒も
かの手の愛も
巡り 巡って 一つが如く


浮いては沈み
沈んで浮かぶ
ふわふわと心は旅を続け、ゆらゆらとさまよう
トラの子のように不安定に、野の花のように力強く

それぞれ終わりなき旅をしているようなもの
どうかお元気で、どうか素敵で

 福間 一
  写真→志保

そこでバネをまく

2006年07月13日 | Weblog

僕の大好きなブルースマンが昨日ガンで入院したってさ
なぁこの夏の日に笑えないことばかり
自分を探す必要なんてないさ
いつだって自分はそこにいるもんなぁ
この暑い夏の日に笑えないことばかり
自分で頭をぶつけてるようなもの
涙ふいて、こんがらがって
暑い夏の日に笑ってやらあ

水平線を見ながら不細工に笑ってやらあ
セミになって不細工にないてやらあ

そこでバネをまけ
惰性に溺れても
無駄なエネルギー大放出だよ夏の午後

実はもういい大人
ビール飲みたいいい大人
だからこそバネをまくんだろう
いつまでもバネをまくんだろう
さとったような顔なんてなりたくもないさ

その不細工な笑顔は涙の裏返しだろう
人を笑うことに慣れるより人に笑われることに慣れればいいさ、それでいいさ
笑えないことをくそがついちゃうくらいに真面目に笑え

なぁキヨシロウきみはどうだい


東京Blue Weeps 福間 一