Y's Diary

日々の日記です。日常の出来事を綴っていきたいと思っています。

クローズド・ノート

2008年03月21日 14時29分23秒 | Weblog
伝説になったあの記者会見で、
「別に…」と沢尻エリカがバッシングされた映画です。
行定勲監督の映画で、
この話題が無くても「世界の中心で愛をさけぶ」以来ファンになったので、
レンタル開始日をチェックしていました。
興行成績が10億円止まりになってしまいましたが、
あの会見が無ければもっと何億円も上回っていたと思います。
この映画は春先の出来事を描いた映画ですが、
懐かしいような印象を持つのは、
フィルムが赤みがかかっているような印象を持ちました。
エンディングの最大の見せ場の窓から顔を出す伊吹先生の絵も赤を主体にしていました。
春先ですが、どちらかと言えば秋口のような懐かしさや哀愁を感じさせるような色使いをしていると思います。
ジェームズ・キャメロン監督の映画は青みがかったフィルムの印象を覚えます。
ターミネーター2や、タイタニックを見てもらえれば分かると思います。
行定監督の映画で自分が好きなのは、
カット割です。
必ずと言ってもいい位冒頭部分に映画の鍵があるように思えるのと、
過去と現在、物や人が複雑にリンクしている作りになっています。
今回の冒頭のシーンでは、
沢尻エリカが演じた香恵がアパートに引っ越しして来た時、
飛ばされた紙飛行機がアパートを横切って行くシーンは、
エンディングで伊吹先生の生徒の子供達が一斉に紙飛行機を飛ばす事を暗示していたとすら思えてしまいます。

ネットより引用
ストーリー
小学校教員志望の大学生・堀井香恵は、
アルバイト先の「今井文具堂」で万年筆を買いに来たイラストレーター・石飛隆作と出会う。
香恵は絵を描くのに最適な万年筆を探す石飛に、次第に惹かれていく。

香恵の家には、その家の前の住人の忘れ物と思われる一冊のノートがあった。
初めは読むつもりはなかったが、
友人の葉菜が留学したこともあり、
ふと寂しさに襲われた香恵はそのノートを読んでしまう。

そこには、そのノートを置き忘れた前の住人で小学校教師・真野伊吹と生徒達との交流の日々、
そして最愛の人“隆”への溢れる想いが綴られていた。

ノートを読み進めていく内に香恵は、
伊吹の考え方・生き方に共感するようになる。
しかし、そこには驚くべき事実が隠されていた。

キャスト
堀井香恵:沢尻エリカ
石飛リュウ:伊勢谷友介
夏目涼:黄川田将也
池内ハナ:サエコ
水原君代:山口愛
鹿島:田中哲司
山崎星美:板谷由夏
君代の母:粟田麗
中沢正道:石橋蓮司
瀬川:篠井英介
喜一郎:中村嘉葎雄
可奈子:永作博美
真野伊吹:竹内結子

スタッフ
監督:行定勲
製作:島谷能成、安永義郎、細野義朗、村松俊亮、宍戸健司
プロデューサー:甘木モリオ
プロデュース:春名慶
エグゼクティブプロデューサー:市川南
脚本:吉田智子、伊藤ちひろ、行定勲
撮影:中山光一
美術:都築雄二
編集:今井剛
音楽:めいなCo.
VFXプロデューサー:篠田学
衣裳デザイン:伊藤佐智子
照明:中村裕樹
録音:伊藤裕規

主題歌
YUI「LOVE&TRUTH」





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。