プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

サンキューハザードについて

2011-01-17 18:07:06 | Weblog
Polite Japanese Drivers



サンキューハザードとは

 何らかの厚意に対するお礼の意味で、非常点滅表示灯(ハザードランプ)を点滅させること。
 本来の意味(危険を他の車などに伝えるため)と勘違いされる可能性があり、危険行為として物議を醸している。(はてなキーワードより)


例えば車列に入れてもらえた場合に、後ろのクルマに感謝の意思表示をするために行われているいわゆるサンキューハザードという行為。
サンキューハザードは、柳沢慎吾がネタでやっていたように、もともとはトラックのドライバーがやっていた行為であったと思う。それが一般のドライバーの間に普及し、今ではドライバーのエチケットみたいな感じになっている。

ただ、ハザードランプは上記のように、本来は何らかの警告表示のために使われるものであって、サンキューハザードについては、否定派もいます。

自分はハザードランプを点けるよりも、クラクションを鳴らす派です。
クラクションも本来は警告のために使うものです。
そしてまた、クルマのクラクションの音というものは、非常に耳障りであって、あまり自分も好きではありません。
最近では、ヨーロッパ車のような、豊かな音のするクラクションが標準で装備されているクルマも増えてきたように思います。
また、カー用品店に行けば、ヨーロピアンタイプのクラクションが手に入ります。

自分にとってはまず、日本のクルマのクラクションを全部、「ビーーーー」というぶしつけな音のものから、「ファーーン」というヨーロッパ車的なやわらかい音のものにしてほしいです。

そしてサンキューハザードについては、クルマの安全運行という点から、やらなくてもいいと思います。
理由は以下の通りです。

1.ハザードは本来の目的(何らかの警告を他の車などに伝える)のために使われるべきである。
2.ハザードを点灯したまま車を走行させた場合、その車が右へ行くのか、左へ行くのか、それとも停まろうとしているのか他の車からはわからない。
3.ハザードを点灯・消灯させるために、ドライバーは片手でハンドルを操作することになり、またハザードランプのスイッチを探すために前方不注意となる。このことは危険につながる。
4.ハザードランプのスイッチは車種ごとに違う場所にある。また、すべてのハザードランプのスイッチが、押しやすい場所にあるとは限らない。

つまりは、ハザードランプはそもそもサンキューハザードのような使い方の想定がされていないので、昔の車では、意外と押しづらい場所にスイッチがあったりするのです。
慣れている車だったらいいのですが、慣れていない車で、サンキューハザードの点灯、消灯に気を取られて、周囲への注意がおろそかになってしまったりする場合も想定されるので、サンキューハザードはやっぱり危険につながると思われるのです。