オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

My Speaker 高調波歪測定について

2018-05-20 10:05:50 | 評価ソフト
 My Speaker 高調波歪測定について、たまたま失敗で無音時に測ったデータでも歪が出たので載せてみました。

 ■1)測定風景
 これは、次回に出しますが、JBLのCLIP2という防水の無線スピーカーの測定をしていた時の風景です。

左にある黒の円形スピーカーが、JBL のCLIP2です。これの特性を測ろうとして、マイクを10cm手前の三脚の上に置いています。CLIP2の電源スイッチを入れ忘れて、無音の状態で高調波歪を測った時に歪データがバックグラウンドより大きくなったので気付きました。

■2)測定データ 
 以下です。

このように、無音でも歪が、6KHzと9KHzに出ます。-60db付近で見え隠れしているのが、無音時のバックグラウンド(BG)ですので、6KHzですと、BGがー58dbで3次高調波の緑線のピークがー6dbです。40dbの歪線のレベル加算を考慮すると、BGより3次高調波歪が12db多いということになりますが、BGの4倍の歪エネルギーがどこからか発生することになるのでそれはあり得ない。ということは、前回測ったデータは、インバリッドということになります。ですから、前回、前々回の高調波歪のデータは、正しくないと思います。

 前回思ったのは、ヴォーカルがこんなに自然な声に聴こえて、歪みが-25db(5.6%)もあるのは、おかしいと云うことです。

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