JBL4331Aは大学生時代に購入したもので、2420を外して評価に使っていました。最近までウーハーである2231Aをアドオンのサブウーハーに使っていたのですが、波形評価で付帯波が多くHiFiと言う観点では宜しくないので現在不使用。現状はRDA560で620A(+2405H)を鳴らしており満足しているが4331AもRDA560で駆動したら音質が改善できるか味見と言う感じでやってみました。
1/27青字追記 今週のNHKの美の壺は、薪ストーブ。最後に上方に燃えるガス炎の美しいこと。オーロラの炎。後半では我敬愛するロリンズの”DECISION”をやってくれた。この13小節の変形ブルースをやってくれるなんてのは渋い。D・バードも好演。”グロラ・モカの出来事”もやって欲しいな。それと章の切れ目の”シャリーン”と言う音が弾けて走る。右上から左下へ。定位が決まるとそうなるのか?プラシーヴォ?
■1)まずは、外していた2420を組み込む
2420を組み込む前ですが、このように外していた2420のホーンの穴もバスレフ穴も丸いEVA樹脂で塞いでいました。
先ずはウーハーを外しました。
1人でやるにはコツが必要。写真のように右手で2420の後部を掴んでバッフル板に空いている穴にホーンの先を載せます。
載せたら裏側に回って2420を回転していってバッフル板に空いたネジ穴とホーン先に空いているネジ穴をアライメントします。穴の先が明るくなったら合っているということでその状態のまま箱の側面に体を持ってきて左手で短い+ドライバーでバッフル板側から4本のネジを締めてホーンをバッフルに固定します。1台目はこの要領が判らなかったので妻を動員し、ウーハーを外してウーハーの穴から2420を入れてバッフル板の穴に乗せて、裏側に居る妻に2420を持ってもらい回して貰って私は前からアライメントを確認して4本のネジを締めました。2台目はこの経験からウーハーは付けたままで1人でもできると判断してやりました。
やっと以下の状態に戻りました。
バスレフポートにはEVA樹脂で蓋をして密閉化しています。そこから出ている赤黒のケーブルは2420に繋がっておりマルチアンプ用です。以下のデータはそれを使う前のEXT端子を使った時のデータです。
■2)4331AのExt端子(グラフ中のネットワーク無し)からの駆動データ(F特)でカットオフ周波数を決める。
カットオフは、オリジナルのパッシブは800Hzですがこれだと数百Hzのところのレスポンスが鈍いというか遅い或いは部分的な音の欠落感がしますので可能な限り低くすると言うことで500Hzとしました。
このF特の上段の右側が2420のExt端子駆動です。400Hz位からはフラットですので500Hzなら大丈夫です。上段はネットワーク無しと書いていますが実際はEXT端子のことでHPFとATTが入っています。
■3)カットオフ500HzでEXt端子からの駆動でのWG WSで見た F特
とりあえず、4331Aの低域は密閉改造版で、味見の為にカットオフ500HzでQ=0.642のスロープでレシピーを作ってみました。4331Aは620Aをメインにしている為その外側に置いており左右の4331Aの間隔がセンター・センターで~2.9mと広い(620Aは~1.6m)のでマイク位置は通常聴取位置では角度がきつく高域が角度で減衰してしまうのでJISライクで距離1m(高さは73cm)としました。4331AのEXT端子は、HF(同軸ツイータ)はアッテネータがそのまま入っているので、ゲインは両方0dbで音圧はほぼフラット(それでも若干低音リッチ)になった。
F特的には、WG/WSで見ると上記ですが、もう少し詳細を見るためにMy Speakerで見てみました。
■4)カットオフ500HzでEXt端子からの駆動でのMy Speakerで見た F特
これは、
低音リッチは変りませんが、低域で定在波のピークディップが大きい。これは4331Aの設置位置が620Aの外側に置かざるを得ない関係でスピーカー間隔が上記~2.9mと広過ぎるからと思う。フラット性からは高域を5db上げた方がベターだが、それより定在波を何とかしないといけないが、620Aの位置に持ってくるのはしんどい。
■5)この状況での音
ちょっと聴いただけなので正確な評価とは言えませんが、ジャズを聴いてみた所ではやはり低域の弾みが620Aに比べると劣る。少し篭ったと言うか弾みが少ない。2420もEXT端子側でもアッテネータとHPF(これが何とINT端子側より回路図上カットオフが低い?)も入っているので折角RDA560でデジチャンを通している意味が無い。
4331Aのネットワーク(3131A)については2017年3/1にアップしているのですが謎が多かったこと及びEXT端子のHF側も上記謎があるので、次回は、それについてLT Spiceを使って調べてみることにします。
1/27青字追記 今週のNHKの美の壺は、薪ストーブ。最後に上方に燃えるガス炎の美しいこと。オーロラの炎。後半では我敬愛するロリンズの”DECISION”をやってくれた。この13小節の変形ブルースをやってくれるなんてのは渋い。D・バードも好演。”グロラ・モカの出来事”もやって欲しいな。それと章の切れ目の”シャリーン”と言う音が弾けて走る。右上から左下へ。定位が決まるとそうなるのか?プラシーヴォ?
■1)まずは、外していた2420を組み込む
2420を組み込む前ですが、このように外していた2420のホーンの穴もバスレフ穴も丸いEVA樹脂で塞いでいました。
先ずはウーハーを外しました。
1人でやるにはコツが必要。写真のように右手で2420の後部を掴んでバッフル板に空いている穴にホーンの先を載せます。
載せたら裏側に回って2420を回転していってバッフル板に空いたネジ穴とホーン先に空いているネジ穴をアライメントします。穴の先が明るくなったら合っているということでその状態のまま箱の側面に体を持ってきて左手で短い+ドライバーでバッフル板側から4本のネジを締めてホーンをバッフルに固定します。1台目はこの要領が判らなかったので妻を動員し、ウーハーを外してウーハーの穴から2420を入れてバッフル板の穴に乗せて、裏側に居る妻に2420を持ってもらい回して貰って私は前からアライメントを確認して4本のネジを締めました。2台目はこの経験からウーハーは付けたままで1人でもできると判断してやりました。
やっと以下の状態に戻りました。
バスレフポートにはEVA樹脂で蓋をして密閉化しています。そこから出ている赤黒のケーブルは2420に繋がっておりマルチアンプ用です。以下のデータはそれを使う前のEXT端子を使った時のデータです。
■2)4331AのExt端子(グラフ中のネットワーク無し)からの駆動データ(F特)でカットオフ周波数を決める。
カットオフは、オリジナルのパッシブは800Hzですがこれだと数百Hzのところのレスポンスが鈍いというか遅い或いは部分的な音の欠落感がしますので可能な限り低くすると言うことで500Hzとしました。
このF特の上段の右側が2420のExt端子駆動です。400Hz位からはフラットですので500Hzなら大丈夫です。上段はネットワーク無しと書いていますが実際はEXT端子のことでHPFとATTが入っています。
■3)カットオフ500HzでEXt端子からの駆動でのWG WSで見た F特
とりあえず、4331Aの低域は密閉改造版で、味見の為にカットオフ500HzでQ=0.642のスロープでレシピーを作ってみました。4331Aは620Aをメインにしている為その外側に置いており左右の4331Aの間隔がセンター・センターで~2.9mと広い(620Aは~1.6m)のでマイク位置は通常聴取位置では角度がきつく高域が角度で減衰してしまうのでJISライクで距離1m(高さは73cm)としました。4331AのEXT端子は、HF(同軸ツイータ)はアッテネータがそのまま入っているので、ゲインは両方0dbで音圧はほぼフラット(それでも若干低音リッチ)になった。
F特的には、WG/WSで見ると上記ですが、もう少し詳細を見るためにMy Speakerで見てみました。
■4)カットオフ500HzでEXt端子からの駆動でのMy Speakerで見た F特
これは、
低音リッチは変りませんが、低域で定在波のピークディップが大きい。これは4331Aの設置位置が620Aの外側に置かざるを得ない関係でスピーカー間隔が上記~2.9mと広過ぎるからと思う。フラット性からは高域を5db上げた方がベターだが、それより定在波を何とかしないといけないが、620Aの位置に持ってくるのはしんどい。
■5)この状況での音
ちょっと聴いただけなので正確な評価とは言えませんが、ジャズを聴いてみた所ではやはり低域の弾みが620Aに比べると劣る。少し篭ったと言うか弾みが少ない。2420もEXT端子側でもアッテネータとHPF(これが何とINT端子側より回路図上カットオフが低い?)も入っているので折角RDA560でデジチャンを通している意味が無い。
4331Aのネットワーク(3131A)については2017年3/1にアップしているのですが謎が多かったこと及びEXT端子のHF側も上記謎があるので、次回は、それについてLT Spiceを使って調べてみることにします。