5/26にアップした時にF特を全体で採るには、RCAケーブルの2分岐が必要と言っていたが、通販で購入したものが今日届いた。早速それで評価してみました。
■1)実験の様子
今日届いたRCAケーブルの2分岐です。金メッキ版にしました。
実験の風景は下記です。
構成図は下記です。
音楽をCDで聴く時の図ですが、F特を採る時は、CDの替わりにPCが来てRCAの2分岐ケーブルを繋ぎます。
■2)総合のF特
これは、下記に示します。尚、上記の構成図でCDをPCに変えて、CXの条件は、入力0db、低音+5db、高音0db、クロス60Hz。アンプは、両方Vr=9時。
予想通り、低音からフラットでスタートして、高音に移動するに従い少しずつ下がっていく理想的なスロープです。これで、マイルスのマイファニーバレンタインと、Side By Side2(八代一夫)を聴いてみましたが、凄く良いです。620A+2405Hは、重低音はないが、ダンピングの聴いた弾むベースと2405Hの金物抜群の切れがありますが、4331A+PE-20は、重低音は抜群で高音に切れがあれば、620A+2405Hに並びます。どちらも甲乙付けがたい味があります。残念なのは、4331Aが■3)の最後の写真に示したように間隔が広すぎる位置にしか現状置けないことで、620Aの位置に置ければ高音も切れが望めます。尚、70Hzのピークと100Hzのディップは、この間隔起因の定在波ですので、スピーカーを内側に置けば無くなります。
■3)L側のタイムアライメントの見直し ⇒4/3にアップしたPE-20の箱の内部写真のスピーカー側の端子に線が無いことで気づいた。
前回、2420にPE-20を追加した時のタイムアライメントが、L側が29cm奥に対し、R側が6cm奥ということで、全く違っていました。今回、F特を採った時に、L側のPE-20を開けて見ましたら、ブログ用に写真を撮るために、ケーブルをPE-20ユニットから一旦外して撮ったのですが、付け直した時に±を逆に付けたことが判りました。29cmはその結果で間違っていたことが判りましたので、±を正しく付け替えて測り直しました。結果を下記。尚、マイク位置は、バッフルから80cmの距離で、高さは85cmで二アー・フィールドです。
これを見れば、一目瞭然で、R側とほぼ同じ結果でした。R側は、6cmと結論しました。今回L側も、最初は、6cmと思ったのですが、4cmに変えました。理由は、2つのシングルパルスの重ね合わせですので、変曲点が出来ていますが、それを0レベルにしたいと思いそれが4cmだったと言う訳です。変曲点をグラフ中赤丸で示しますが-2cm側(PE-20が2cm突き出る位置)は、変曲点が2つ目の+側上りのスロープの上の方にあります。PE-20が4cm奥の時が、変曲点が0レベルで、それよりPE-20が奥側では、変曲点は、1つ目のー波の方のー側に移ります。従って、0レベルクロスの4cmがベストです。同様の理由でR側も4cmにしました。両方4cm奥に置いたのが下記。3つのスピーカーの口径比(4.5:20:38)のバランスが良いです。(4.5cmは、2420のダイヤフラム径1.75インチのこと)
■4)この状態での視聴
上記の後、シェルビーリンのJUST A LITTLE LOVIN'とかも聴いてみましたが、声も非常に綺麗で、女性ボーカルは艶があります。女性の声のサ行が全く耳に刺しませんが切れはあります。これはベースの重低音が効いているように思います。更にクワイエット・ケニーも聴いてみましたが、ケニーの心が見えてくるようなプレイです。
■5)課題
この系では、LPを聴くときは、RIAA復調がLP2020に無いので、これをRIAA復調があるアンプ例えば手持ちなら予備のA-J7に変えなくてはいけない。まあ、LPは偶にしか聞かないので、620A+2405Hで聴いておきます。また、9KHz以上は、2405Hを加えたいが加えるとしてもごく微小音量(例えば、620Aの102dbに対して現状ベスト条件のATTが5dbなので、93dbの4331Aに対しては、ATTが14dbとなり殆ど聞えないと思う)になるので、付ける必要があるかかどうかは微妙です。
■1)実験の様子
今日届いたRCAケーブルの2分岐です。金メッキ版にしました。
実験の風景は下記です。
構成図は下記です。
音楽をCDで聴く時の図ですが、F特を採る時は、CDの替わりにPCが来てRCAの2分岐ケーブルを繋ぎます。
■2)総合のF特
これは、下記に示します。尚、上記の構成図でCDをPCに変えて、CXの条件は、入力0db、低音+5db、高音0db、クロス60Hz。アンプは、両方Vr=9時。
予想通り、低音からフラットでスタートして、高音に移動するに従い少しずつ下がっていく理想的なスロープです。これで、マイルスのマイファニーバレンタインと、Side By Side2(八代一夫)を聴いてみましたが、凄く良いです。620A+2405Hは、重低音はないが、ダンピングの聴いた弾むベースと2405Hの金物抜群の切れがありますが、4331A+PE-20は、重低音は抜群で高音に切れがあれば、620A+2405Hに並びます。どちらも甲乙付けがたい味があります。残念なのは、4331Aが■3)の最後の写真に示したように間隔が広すぎる位置にしか現状置けないことで、620Aの位置に置ければ高音も切れが望めます。尚、70Hzのピークと100Hzのディップは、この間隔起因の定在波ですので、スピーカーを内側に置けば無くなります。
■3)L側のタイムアライメントの見直し ⇒4/3にアップしたPE-20の箱の内部写真のスピーカー側の端子に線が無いことで気づいた。
前回、2420にPE-20を追加した時のタイムアライメントが、L側が29cm奥に対し、R側が6cm奥ということで、全く違っていました。今回、F特を採った時に、L側のPE-20を開けて見ましたら、ブログ用に写真を撮るために、ケーブルをPE-20ユニットから一旦外して撮ったのですが、付け直した時に±を逆に付けたことが判りました。29cmはその結果で間違っていたことが判りましたので、±を正しく付け替えて測り直しました。結果を下記。尚、マイク位置は、バッフルから80cmの距離で、高さは85cmで二アー・フィールドです。
これを見れば、一目瞭然で、R側とほぼ同じ結果でした。R側は、6cmと結論しました。今回L側も、最初は、6cmと思ったのですが、4cmに変えました。理由は、2つのシングルパルスの重ね合わせですので、変曲点が出来ていますが、それを0レベルにしたいと思いそれが4cmだったと言う訳です。変曲点をグラフ中赤丸で示しますが-2cm側(PE-20が2cm突き出る位置)は、変曲点が2つ目の+側上りのスロープの上の方にあります。PE-20が4cm奥の時が、変曲点が0レベルで、それよりPE-20が奥側では、変曲点は、1つ目のー波の方のー側に移ります。従って、0レベルクロスの4cmがベストです。同様の理由でR側も4cmにしました。両方4cm奥に置いたのが下記。3つのスピーカーの口径比(4.5:20:38)のバランスが良いです。(4.5cmは、2420のダイヤフラム径1.75インチのこと)
■4)この状態での視聴
上記の後、シェルビーリンのJUST A LITTLE LOVIN'とかも聴いてみましたが、声も非常に綺麗で、女性ボーカルは艶があります。女性の声のサ行が全く耳に刺しませんが切れはあります。これはベースの重低音が効いているように思います。更にクワイエット・ケニーも聴いてみましたが、ケニーの心が見えてくるようなプレイです。
■5)課題
この系では、LPを聴くときは、RIAA復調がLP2020に無いので、これをRIAA復調があるアンプ例えば手持ちなら予備のA-J7に変えなくてはいけない。まあ、LPは偶にしか聞かないので、620A+2405Hで聴いておきます。また、9KHz以上は、2405Hを加えたいが加えるとしてもごく微小音量(例えば、620Aの102dbに対して現状ベスト条件のATTが5dbなので、93dbの4331Aに対しては、ATTが14dbとなり殆ど聞えないと思う)になるので、付ける必要があるかかどうかは微妙です。