オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

PCオーディオ

2021-07-29 23:34:40 | PCオーディオ
 CDからPCオーディオに遅ればせながら移行しました。CDもたまには聴いていますが、PCオーディオの方がスマホからリモートで選曲やヴォリューム変更ができるのでめんどくさがりの私にはピッタリです。私の採用しているのがベストかどうかは分かりませんが簡単に紹介します。

 ■1)PCオーディオの方法
 ネットワークオーディオというとNASを使うような本格的なものもありますが、NASの他にネットワーク・プレーヤーも必要でバリアーが高い。今となってはノートPCを使う方が汎用的でいいかなと思って、レッツノート(256GBフラッシュ品)1台を音楽専用にしています。
 メリットは、
 ①バッテリーが11時間以上持つので、AC100V系のノイズフリーで11時間以上DC電源でプレイできる。

 ②PC1台で済む。
 ③iTunes で読み込み設定を、Apple Losslessにしているので、Wavレベルの音が容量もWavより少なくできる。音も私が聴いている所ではCDと遜色ありません。
  ⇒今CDを107アルバム入れて、28.9GBですのでまだまだ余裕があります。

 ④iTunes を使用していますが i-phoneのリモートというソフトを入れたので、i-phoneやi-Padでリモートで選曲とヴォリューム変更がができるので便利です。

 ■2)PCオーディオのソフト
 一番使い勝手の判っているiTunes にしています。画面は

 右はスマホでリモートでJUJUを選曲しています。この画面はアルバムでソートしたものですが、アーティストや曲やジャンルでもソートできます。
 iTunes にCDを取り込むと、Grooveミュージックにも同じ曲が取り込まれるようです。これの読み込み設定はどうなんでしょうね。Apple Losslessで取り込めば同じになるんですかね?
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RDA560を使った620Aの レシピーまとめ

2021-07-19 00:55:06 | マルチ化評価
 RDA560を使ったALTEC620A のマルチアンプレシピー(レシピーNo25)がほぼ決まったのでまとめておきます。
 7/21青字追記 
 7/24赤字追記 今日、大阪南港ATCで開催されている””ミイラ展”に妻と行ってきました。

 世界中から42体のミイラが集結。エジプトではツタンカーメンのミイラのレプリカもありましたし、猫のミイラもあった。ヨーロッパのは有名なアイスマン(エッツィ)もあったと思うが、日本初公開のオランダの骨がほとんど残ってない皮膚が主体の男性2体もあった。何とこれは湿地帯で残った。
 エジプトのミイラが魂の復活のために天から人頭の鳥として描かれる魂「バー」の復活後戻ってくる受け皿としての体として位置づけられている、つまり個人の再生復活の為のミイラなのに対し、インカやオセアニアのミイラは、人々の近くに置いて、皆を守ってくれる祖先の守護霊というような位置づけで日本の文化と似ていると思った。また死を身近に感じ、Make it count を強く感じた。

 7/26 緑字追加 卓球の混合ダブルスで水谷・伊藤ペアが初の金メダル。オリンピックで日本卓球界史上初の五輪金メダルを獲得。オリンピック混合ダブルスの初代チャンピオン。最初2ゲームは中国ペア(許昕/劉詩雯)に取られ、その後3ゲーム連取で逆転。6ゲーム目を落とし3:3になったが、最終7ゲームは何と8:0でリード。特に水谷選手が途中から吹っ切れて迷いなく許昕のフォアを狙って前陣でフォアで振り切ったのが良かった。元世界ランキング1位の劉は途中までは完璧だったが7ゲーム目は明らかに緊張し手が動かなかった。本当におめでとう! 勿論柔道の大野選手の連覇も凄い!

 ■1)ALTEC620A の改造の中味
 ①低音           バスレフ穴をEVA樹脂で塞ぐことにより密閉化し、不足する超低域をRDA560のトーンのBassでブーストした。
 ②604-8Gウーハー   RDA560とは直結
 ③604-8G同軸     RDA560とは直結。1.2KHzのホーン共振をダンプする為にマルチセクトラルホーン上にウエイト(~1Kg)設置。
 ④2405H        ③604-8G同軸へのスピーカーケーブルから並列で給電し12db減衰させて2.2μFのパスコンで1次LPFフィルタ
 620AのRDA560駆動に関する改造点を纏めると


 ■2)RDA560のゲイン設定
 これは、以下で遅延計算時の音速は気温21℃で計算、室温が変わればタイムアライメントも変るので変更します。

 L(2231A) 不使用
 M(604-8Gウーハー) = 0db  遅延L=143mm   遅延R=161mm  
 H(604-8G同軸)   =-5db  遅延=  0mm    反転

 ■3)RDA560フィルタ設定
 これは以下で、ゲイン考慮でグラフ化(以下はL側)しており

 低音側(620Aウーハーと同軸)のカットオフは、ウーハーLPF=1800Hz、同軸HPF=1500Hzで、高音側(同軸と2405H)のカットオフは、1次なので ~9000Hz
 RDA560のフィルタは2次でそのQは =0.642 と肩が緩やかになるように設定し弾み感を醸成しています。

 ■4)F特
 ゲイン決定時に必須の通常聴取位置マイクでは、

 低域の定在波影響のピーク&ディップが前回7/17アップした4331Aの場合より小さいのは4331Aより内側に設置できている為。

 ユニットの特性把握の為の近接マイク(マイク距離10cmと超ニアーなので環境(反射波・干渉等)影響は僅少)では、

 近接マイクではユニットの特性が顕に出ます。マイク距離10cmなので2405Hは鳴らしていますがF特には寄与しません。(マイクから2405Hが全く見えない位置であるため)L側のみ1.2KHzのディップが出ています。ウエイトが、L側934g、R側1001gですのでL側は後70g以上アップ必要。⇒7/21 L側を1023gにgにアップした。
 4331Aとの差で明確なのはやはり低域端での落ち込みで620Aの方が軽い振動系を使っているのでより高い周波数(4331Aは40Hzからで620Aは60Hzから)から落ちますが上の通常聴取位置マイクでは反射等環境影響で低域端が補間される。聴感上もそこに大きな差があるので今は4331Aをメインで聴いています。前回も説明しましたが特にピアノの和音のローキーの響き方です。
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RDA560を使った4331A改(4333A相当ユニット) のレシピーまとめ

2021-07-17 00:14:09 | マルチ化評価
 RDA560を使った4331A改(4333A相当ユニットでオールアルニコ) のマルチアンプレシピーがほぼ決まったのでまとめておきます。
 7/17青字追記 今日本Vsスペインを見ています。前半終了して1:0でスペインに勝っている!?久保のDFをなぎ倒しての崩しのセンタリングから忍者のように現れた堂安のシュートがディフェンス2人の間を抜けて見事に決まった。堂安は4試合連続ゴール。日本の10番は凄いし久保とのコンビは最強。この二人はもう1ゴールのチャンスもあったね。
 7/17 赤字追記 後半30分にソレールに決められた。クロスに上手く反応したね。堂安のシュートと同じパターン。1:1 アディショナルタイムで日本の猛攻をスペインのDFがイエローで止めると言う凄いことも2回あった。今までだったらあり得ない。優勝候補と1:1で終了。

 ■1)4331A改(4333A相当ユニットでオールアルニコ)の改造の中味
 ①低音      バスレフ穴をEVA樹脂で塞ぐことにより密閉化し、不足する超低域をRDA560のトーンのBassでブーストした。
 ②2231A   RDA560とは直結
 ③2420    RDA560とは直結、ホーンレンズは評価して若干のノイズ源になる事を確認したので指向性には目を瞑って外した。
 改造点の纏めは、

 トーンのBassについては、ソースの低域が不足していると感じた場合はVrを13:45位置とし、低域が十分な場合は13:00位置としています。

 ■2)RDA560のゲイン設定
 これは、以下で遅延計算時の音速は気温21℃で計算、室温が変わればタイムアライメントも変るので変更します。

 L(2231A) = 6db  遅延=125mm
 M(2420 ) = 0db  遅延=  0mm 反転
 H(2405 ) =-3db  遅延=390mm

 ■3)RDA560フィルタ設定
 これは以下で、ゲイン考慮でグラフ化(以下はL側)しており

 低音側(2231Aと2420)のカットオフは、500Hz(パッシブで800Hz)、高音側(2420と2405)のカットオフは、8500Hz(4333AのオリジナルパッシブNWでの値と合わせた)
 フィルタは2次でそのQは両方共 =0.642 と肩が緩やかになるように設定し弾み感を醸成しています。

 ■4)F特
 ゲイン決定時に必須の通常聴取位置マイクでは、

 ユニットの特性把握の為の近接マイクでは、

 近接マイクではユニットの特性が顕に出ますが、20Hz~20KHzまでほぼ出ています。
 低域のピーク&ディップは定在波起因で4331Aの間隔をもっと狭くすれば改善できます。
 高域の10KHz以上でのピーク&ディップは特にL側で顕著ですが、これはコムフィルタリング起因で、2420と2405の干渉で見えています。これはノイズではありますが、耳と音路上の経路ではタイムアライメントを合わせているので顕著には出ません。
 現在は、4331A改マルチをメインで聴いており、620A改マルチはたまに聴いていますが低域の力感で直ぐに4331A改マルチに戻ります。特にスタンウェイの和音の低い所の響き方が違います。620A改マルチはディテイルは4331Aより細かいですがスタンウェイがベーゼン風に聴こえます。
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4331A改(4333A相当ユニット)のゲイン最適化の過程

2021-07-07 23:05:47 | マルチ化評価
 ようやく4331A改のRDA560によるマルチ化でゲインが決まったというところです。ここらでゲインを決めていった過程を紹介します。回り回って年初に最初に決めたのと近いものになっています。

 ■1)2020.12.10時点 2Way(2231A+2420) マイクはJISライクで4331Aの真ん前1m(高さ73cm)
 ゲインは、L(2231A)、M(2420)共に0dbでF特は

 下段が両方鳴らした場合ですが、そこそこのF特です。マイクを4331Aの真ん前に置いているので角度が付いた通常聴取位置は、より高域が高まるので高域はもう少し下げる必要があります。

 ■2)2021.1.12時点 2Way(2231A+2420) 通常聴取位置マイク
 ゲインは、L(2231A)=10db、M(2420)=5dbでF特は

 通常聴取位置マイクで高域に行くにしたがって若干下がるのが理想的と考えており、ほぼそれになっています。
 尚低域のピーク&ディップは定在波起因です。これは4331Aの両ユニットの間隔が広いことが原因です。内側に620Aがあるので今は狭くできません。


 ■3)2021.5.17時点 3Way(2231A+2420+2405) マイクは4331Aの真ん前0.5m(高さ70cm)
 ゲインは、L(2231A)=10db、M(2420)=0db H(2405)=0dbでF特は

 この時、マイク距離0.5mでほぼフラットになっているのでもっと2420を落とさないといけないのですが、このまま聴いていました。すると低域リッチ過ぎて低周波騒音を受けてうっとおしくなったので1週間で止めました。

 ■4)2021.5.24時点 3Way(2231A+2420+2405) マイクは4331Aの真ん前0.5m(高さ70cm)
 ゲインは、L(2231A)=10db、M(2420)=5db、H(2405)=0dbでF特は2405のみですが、

 これでほぼ決めかけました。

 ■5)2021.6.6時点 3Way(2231A+2420+2405) 通常聴取位置マイク
 ゲインは、L(2231A)=4db、M(2420)=0db、H(2405)=0dbでF特は、

 5/24時点は、マイクが通常聴取位置ではなかったのでちゃんと決める為に通常聴取位置マイクでやりました。
 下段下の④L(2231A)=4dbとしましたが今見ると低域が若干低いですね。現状使用のLとMは右上の③ですが、やはりこのF特がLとMは良いですね。

 ■6)2021.6.24時点 3Way(2231A+2420+2405(ー5db)) 通常聴取位置マイク
 ゲインは、L(2231A)=6db、M(2420)=0db、H(2405)=ー5dbでF特は

 通常聴取位置マイクで若干の単調減少していくのが私に取って理想的なF特ですが、若干2405領域が下がり過ぎかという所です。

 ■7)2021.6.24時点 3Way(2231A+2420+2405(ー5db)) 近接マイク
 ゲインは、L(2231A)=6db、M(2420)=0db、H(2405)=ー5dbでF特は

 近接(50cm)マイクでは結構高域が高く見えますが通常マイク位置では4331Aからマイクが角度をもってしまうので高域が落ちます。

 ■8)2021.6.24時点 (現状聴いているゲイン)  3Way(2231A+2420+2405(ー3db)) 通常聴取位置マイクでゲイン決めのベース
 ゲインは、L(2231A)=6db、M(2420)=0db、H(2405)=ー3dbでF特は

 これでほぼ通常聴取位置マイクで若干の単調減少していく私に取って理想的なF特になりました。
 現状迄聴いていて低域も力強いがうるさ過ぎず、高域も過不足ない良い音場が形成されました。

 ■9)2021.6.24時点 (現状聴いているゲイン) 3Way(2231A+2420+2405(ー3db)) 近接マイクでユニットの実力把握
 ゲインは、L(2231A)=6db、M(2420)=0db、H(2405)=ー3dbでF特は

 近接ではハイ上がりになりますが、スピーカー間隔がC-Cで2.9mと広いので通常聴取位置マイクでは高域が■8)のように落ちます。

 ゲインを決めたいのであれば、マイクは通常聴取位置にセットすべきであり、ユニットの実力を把握したい場合は、近接マイク(距離~50cm)にすべきである。それを統一していなかったので上記のように迷走した。
 今は620Aを内側に設置(C-Cで1.6mと狭い)して、4331Aは其の外側に置いている(C-Cで2.9mと広い)ので、4331Aについては低域(70Hz~100Hz)の定在波を受け易い。

もし4331Aを定在波を受けにくい内側(現状の620Aの位置)に設置する場合は指向性の関係で高域が強まるのでL(2231A)のゲインを6dbから上げる必要がある。
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