オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

620A+TW3001のF特とTW3001の場合の同軸ツイータとのタイムアライメント

2022-01-19 15:35:37 | タイムアライメント
 前回予告しましたが、今回は620AにスーパーツイータとしてTW3001を使った場合のF特とTW3001の場合の同軸ツイータとのタイムアライメント結果をアップします。
 1/23 青字追記
 2/6赤字追記 美の壺を見ていました。今日は戦後時代のファッション、細川忠興の鎧兜のシーンでは、マイルスのラウンドアバウトミッドナイトからラウンドミッドナイトとジョニーハートマン&トレーンからデディケ一ティッドツーユー。真田の赤備えは大阪夏の陣だけだったとか。最初からじゃなかったんですね。井伊の赤備えもあるように戦いには赤装束が似合う。今夢中になって見ているオスマントルコ外伝4でもオスマン帝国のイエニチェリ(常備歩兵軍団)もドラマでは赤装束です。史実を見ると赤だけではないようですが・・・

 ■1)620AにスーパーツイータとしてTW3001を使った場合の各ユニットのF特
 これは、以下。

 左上①が620Aのウーハー、②は同軸ツイータ、③はTW3001、④は3ユニット共駆動した場合です。
 前回1/9アップ分でゲインを決めた時はRDA560のヴォリュームを12時と少し小さくしてしまったので中音域が少し上がったように見えていましたが、今回は2405HのF特を取った時とヴォリュームを同じ13時にしていますので正確なF特になっています。前回(1/9)はバックグラウンドレベルとの差が~20dbしか取れてないのに対し、今回は~30db取れているのでそれが判ると思います。低域は~20db位の音圧差しかないと、バックグラウンドレベルの音圧が高い(上の②③で見ると~10db)のでウーハーの音圧に加算されてしまいますので不正確になります。
 ④で見ると、下の2405Hの場合とほぼ同等と思います。
 

 ■2)右側TW3001の場合の同軸ツイータとのタイムアラインメント距離の推定
 これは以下。以下は全て8.5KHzの1波トーンバースト波形を使用。

左上の1)はデジチャンの電気的ディレイを0にした場合で両方駆動、2)同軸ツイータ、3)はTW3001を同軸に対し反転させたものです。。
 1)の水色の〇が先行するTW3001の波で、赤〇が遅れてくる同軸の波です。この時間差を計ると~0.6mS(これは一番絶対値の大きいーパルスの間隔)ですの距離換算のディレイは24℃の音速で206mm程度であると推定できます。

 ■3)TW3001が同軸ツイータとの位相チェック(反転で良いのかの判定)
 波形の変化を鋭敏にとらえたいので、マイクはユニットに直付けに近い状態まで近づけました。■2)では両方+スタートのように見えますが、水色の〇のTW3001の波は、+の前に若干ーパルスがあるように見えるので周波数を落としてそれを確認することにしました。

 上段が8.5KHzで下段は5KHzで、左が同軸ツイータ、右はTW3001です。
 左の同軸ツイータは明らかに+スタートに見えますが、右のTW3001は周波数の高い8.5KHzでは前にーパルスがあるように見えます。しかし下段の5KHzではそのーパルスがほぼなさそうですのでTW3001は同軸ツイータに対し反転接続で位相は同じと判断しました。

 ■4))右側TW3001の場合の同軸ツイータとのタイムアライメント
 これは以下で、620Aのバッフル面にTW3001を設置し、RDA560のTW3001のディレイ距離(同軸ツイータ基準)を194mmから223mmまで変化した。

 上段左上が、194mmで時計回りで199mm、203mm、208mm、223mm、219mm、214mmとなる。
 水色の〇で囲んだ+パルスとーパルスの波高が高くなるのが両者がアラインできているということです。しかし最初の+パルスの最大と次に来る大きなーパルスが最大になるポイントが違います。
 +パルス合わせで考えると199mm~203mmで+パルスは最大になると見えます。
 ーパルス合わせで考えると208mm~214mmでーパルスは絶対値が最大になると見えます。
 とりあえず、RDAのレシピーは同一距離では両者はMaxにはならないのでーパルス重視で210mmと設定しています。
 しかし上記+ー合わせの領域状況を踏まえると、最初に■1)で波形から計算で推定した距離=206mmが両方の妥協ポイントであるような気がします。

 現状のこのシステム(スーパーツイータの左:2405H、右:TW3001)の音は極めて自然な音になっています。
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右側2405Hのシャーノイズ対策

2022-01-09 18:45:19 | スピーカー評価
 現システムは、RDA560というデジチャン付のデジアンで620A+2405Hの3Wayをマルチアンプ駆動している。唯一の欠点としてシャーノイズがツイータである2405Hから出ることです。これはRDA560のネット記事でも時に目にしますのでRDA560の特性に起因している可能性があります。詳細に見てみると左右の2405Hでも差があります。特に右側の2405Hは20KHz付近まで高域が伸びているのですがシャーノイズが若干多い。左側はシャーノイズが出ることは出るのですがピアニシモでも通常視聴位置まで離れると気にならないレベルです。右側の2405Hはそれが若干気になるレベルなので右側を対策することにしました。
 1/13赤字追加
 1/17 緑字追記 RDA560のレシピー上のゲインは、ウーハー=0db(基準)、同軸ツイータ=ー5db、TW3001最終条件=9dbです。位相は、レシピー上は、ウーハー基準で、同軸ツイータ&TW3001は反転フラグを入れていますが、結線でTW3001は逆相接続しています。

 ■1)シャーノイズの特徴
 ①左右の2405Hを比較すると右側が若干大きい。
 ②右の2405Hは、RDA560のレシピー側のゲインを下げてもシャーノイズが減らない。⇒RDA560のゲインでは対応不可。
 ③右の2405Hは、F特で20KHz付近のハイエンドが伸びている。
 ④RDA560に信号が入ってない(つまりプログラムソースが入ってなくてアンプの電源ON時)時は無音。SNー100db状態。プログラムが入ったり切れたりの切れ目ではシャーノイズが出たり止まったりします。またプログラム中でもレベルが一定ではない(スタート時が高い)ような気がします。

 ■2)シャーノイズの対策
 1)の②でRDA560のゲインを下げてもそんなにシャーノイズは下がらないので2405Hではやりようがない。従って絶対感度の小さいツイータで素性の良い物ということで手持ちのTW3001を右側に使うことにしました。
 2405H  105db/W/m
 TW3001 98db/W/m


 ■3)各ツイータのF特によるシャーノイズの調査
 これは以下。

 問題のシャーノイズが若干高いのが左端の2405H(右側ユニット)ですが、中央のシャーノイズの小さい2405H(左側ユニット)と比べて差があるのは青〇を付けた20KHz端です。2405H(右側ユニット)では20KHz付近のピークがありますが中央の2405H(左側ユニット)では見られません。ただ20KHzは聴こえない領域のはずですが、差はこの部分位しか見当たりません。
 右端のグラフは、対策として右側ユニットにしようとしているTW3001です。20KHzまでフラットで20KHz付近のピークもありません。理想的なF特です。上段の3)はRDA560のゲインを9dbにして他の2405Hと音圧を合わせています。

 ■4)TW3001の音圧合わせ
 620Aのウーハー&同軸ツイータにTW3001を追加してRDA560のいゲインを変えてほぼフラットになるゲインを決めました。

 左上の①はRDA560のゲイン=0db、中央の上②は=3db、下段左③は=6db、下段中央④=9db、下段右⑤=10db です。
 高域に行くに従って、若干下がり気味のフラットが好みのF特ですので、下段中央④=9dbをTW3001の標準ゲインとしました。

 2405Hの場合は以下です。F特的には2405Hの方がフラットですが、シャーノイズが若干大きいので音質的にはTW3001に軍配が上がります。


 ■5)TW3001セット後
 こんな感じです。左右でツイータが違うというのも一興です。
 
 右の4331Aの上に置いているのが外した2405Hです。

 次回は、各ユニットのF特とTW3001の場合の同軸ツイータとのタイムアライメント結果をアップします。
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石清水八幡宮へ初詣

2022-01-01 19:27:57 | 日記
 明けましておめでとうございます。昨年暮れに実家の墓参りができなかったので、代わりに今日京都に行ってきました。墓参りの後に石清水八幡宮へ初詣に行ってきました。

 ■1)アクセス
 実家は伏見区にありますので旧1号線で実家から車で20分と近い所にある石清水さんへ行きました。参道入り口の駐車場への行き方が分からないのでちょっと遠い側の駐車場へ止めました。@1500円と相場でした。

 ■2)参道入り口から上りの参道
 (左)上りの参道の階段を上ります。クーちゃんは左端に居ます。 (右)また途中に 赤い社 があります。
 
 (左)(右)上りの途中にあった史跡の案内板です。行き帰りに10枚程度あったと思います。
 
 (左)馬屋があります。昔(20~30年位前)は馬が見えました。(H16年8月神馬死去後、神馬舎のみ残る。)(右)やっと登り切った所に鳥居が
  

 ■3)本殿へ

 (左)鳥居を過ぎると九星方位表と各干支の年の人の厄年の説明と厄除けの方法が表示。 (右)本殿前には大勢の人が居て中々近づけません。
 
 (左)やっと賽銭箱の真ん前に、巫女さんも居ます。  (右)本殿向かって右には祈祷受付所が、私も厄年には受けました。
 
 (左)本殿左には、祈祷所があり巫女さんらが祈祷しています。 (右)祈祷所の手前(入り口側)には矢が売っています。
  

 ■4)お帰り道
 (左)帰り道は、行きとは違います。クーちゃんもダッシュ。(右)お帰り道の階段の傾斜は急です。片道~15分
 
 今日は、石清水さんに今年の抱負も祈念できて幸先良いスタートができそうです。
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