オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

武庫川コスモス園 ~Part2~

2021-10-28 15:40:44 | 日記
 前回は、2019年11月1日にアップしたのですが、今年は去年のようにコロナでやってないなと思っていましたが、新聞に10月16日土曜日から開園と載っていましたので昨日再度妻とクーちゃんを連れて散歩してきました。今週、来週と見頃は続くようです。
 10/29青字追記 現状620Aの2405Hは1次フィルタアドオン(コンデンサのみ)のタイムアライメントは、物理的な距離(620Aバッフル面から~23cm奥に設置)でやっていますが、620Aのバッフル面まで2405Hを前に出してデジタルチャンデバでの2次低Qフィルタでの条件出しを終えました。物理的な23cmと、デジタルチャンデバの電気的ディレイ距離との偏差がどの程度あるか興味があり、やりました。620A+2405Hもデジタルチャンデバ3Wayでのレシピーがほぼ完成です。その内アップ予定。
 11/2赤字追記 上記で2405Hの同軸とのタイムアライメントで遅延距離が判ったので、620Aのデジチャンを使った3Wayのレシピーを作成しました。2405Hのゲインは仮決め値ですが、これで当面聴いてみます。念願の2405Hを620Aのバッフル面に設置することができるようになりました。又パッシブネットワークを排除することができ完全マルチアンプ駆動の620A+2405Hになりました。

■1)アクセス

 自宅から車で30分弱で行けます。武庫川の堤防沿いに車を走らせると堤防から降りる道があって駐車場があり500円の駐車場利用協力金を払いました。ボランティア運営でやっているようですね。(AM9時~PM4時まで)550万本のコスモスがあります。前回は幼稚園児と介護老人が多かったですが、今回は団体は殆ど居ませんでした。コロナ影響があるかもです。でもワンちゃんは色々いました。また50cm位の長さの立派な望遠レンズを備えたおじさんのEOSが多かったです。

■2)コスモス園の構成

 コスモス園は、7つのサークルで構成されています。

 駐車場は南側になりますので上の写真の右側です。入って直ぐは、一般的なピンク/白系のコスモスでその次に黄色のコスモスのサークルがあり、黄色は1サークルのみです。

 ■3)駐車場近く
 
 先ずは、上の写真の一番右のサークルです。

 クーちゃんは眠たそうです。近づいてみると、

 非常に美しいです。丁度満開ですね。ここは伊丹空港に近いので、飛行機が良く見えます。


 ■4)キバナコスモス

 その次には、キバナコスモスのサークルです。

 クーちゃんは少し不満そうです。無理やりロープの前に引っ張っていったからです。近づいてみると、

 よく見ると、ミツバチが


 ■5)奥の方

 少し奥に行くと

 こんな感じです。黄色と黒の斑模様の蝶々が、

 クーちゃんは眠いのか眩しいのか目をつむってます。奥の方のサークルの間にあった下の黄色い花は何かのランでしょうか?

 ”じっとして”と言っているのですが、クーちゃんは直ぐに動いてしまうんです。
 
 ■6)河原に降りて

 河原に降りると、黄色の蝶々が、

 飛んでいる所も取ってみましたが、ピントが合いません。

 もう少し大きいアゲハチョウも居ましたが、撮り逃がしました。この近くを通っているハローキティ新幹線も撮ろうとしていましたがぼやぼやしている内に通り過ぎてしまいました。
 
 今日はクーちゃんもきっと満足したと思います。私達もリフレッシュできた1日でした。
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ダーク・ビューティ ケニードリュートリオ

2021-10-16 10:42:00 | ジャズ
 以前ハードバップの真っただ中のケニードリュートリオを紹介したので、今回はジャズがアメリカから世界に飛躍した70年代にケニードリュートリオが記録した名盤ダークビューティをアップします。
 10/17青字追記 今クラシック音楽館を聴いています。今日はショパンコンクールのレジェンド。10:37位に流れたのは、ショパンが弾いていた時代の東京タカギクラヴィアにある1843年フランス製ピアノのプレイエルで川口成彦さん(2018年第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位)が弾く”別れの曲”。ショパン自身が最も美しいと語っていた曲。当時のピアノは現代のスタンウェイのように完璧ではない。彼はスタンウェイは純度100%の純水でプレイエルは川の水だと上手い例えをした。雑味を帯びているが何とも寂し気だが暖かい音色を聴かせてくれる。彼はショパンの声が聴こえると言ってた。川口さんが感情がこみ上げると言っていたフレーズからは確かに感情が湧き上がってくる。他のピアニストで少し前に流れた「24の前奏曲 作品28」の4番も僕の大好きなマイナー曲。Prelude in E Minor (Op. 28 No. 4)ですが、これ’70年代のFMの”アスペクトインジャズ”のテーマ曲。ジェリーマリガンのバリトン・サックスだったんです。アルバムは”Night Lights”。今夜は聴いてみようかな。
 11/3赤字追記 10/17のクラシック音楽館を録画していたのを改めて見ました。「24の前奏曲 作品28」を弾いていたのは、2002年来日した当時60歳のポリーニでした。ピアノはポリーニが何時も帯同してくる愛用のFabbrini Steinwayでした。2016年4月来日では、ファブリーニさん自身も来日してFabbrini Steinwayを直々に調律されたようです。オリジナルよりゴージャスな音を聴かせてくれます。どんな改造をしているんでしょうね。また番組の最後に小山実稚恵さんがポーランドのショパンの生家で2010年に弾いた”ラルゲット”が心に沁みました。そこにあったのがスタンウェイ。プレイエルで弾いて欲しかったのは私だけでしょうか?確かに純水のような澄んだ音色と力強さを共存できる完璧品なんですが・・・・

■1)ヨーロッパに渡ったケニードリューとスティープル・チェイス
 61年にパリに移住し、62年〜64年頃にデンマークのコペンハーゲンに住み着いてからは、コペンハーゲンのクラブ「モンマルトル」を本拠地にして専属ピアニストとして活動した。
ケニー・ドリューの”ダーク・ビューティ”は”イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ”と同じ1974年5月21日、22日に、同一メンバーのニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(b)、アルバート・トゥッティ・ヒース(dr)のトリオでスティープル・チェイスからリリースされた。
スティープル・チェイスは1972年に、当時コペンハーゲン大学の学生であったニルス・ウインターが立ち上げたジャズ専門レーベル。 「70年代のブルーノート」と騒がれることになるが、丁度日本ではスリーブラインドマイスが1970年に設立され、’73年のブローアップ(鈴木勲)や’74年のミスティ(山本剛)を華々しくリリースしたのと同時代に活躍した。

■2)ダーク・ビューティ
 CDのジャケットは、

 ブラックビューティという感じの凛々しいアフリカ系女性の顔が美しい。
曲は、
1.Run Away
2.Dark Beauty
3.Summer Night
4.All Blues
5.A Feliccidade
6.It Could Happen To You
7.Love Letters
8.Silk Bossa
9.Blues Inn
10.In Your Own Sweet Way
11.A Stranger In Paradise

■3)ダーク・ビューティのどの曲がお気に入り?
 一番のお気に入りは、やはり1曲目のRun Away。イントロのペデルセンのピチカートのカッコいいこと。その後のドリューのアドリブも将にブラックフィーリング。ファンキーでブルージーで乗りに乗ってます。昔の深夜TVの11PMの中で、巨泉のあるコーナーのテーマ曲だった。良く見てました。ペデルセンとの息もピッタリ。ペデルセンとのインタープレイを楽しむのもこのアルバムの楽しみ方。
 他には7曲目のLove Letters。イントロのペデルセンのピチカートはまるでギターのように軽やか。そこから怒涛のドリューのソロ。良いですね。バラードですが軽快曲にしています。
 意外にボサノバもドリューは良いんです。5曲目のA Feliccidade。これもイントロのペデルセンのピチカートはもの悲しいというか物憂い。しばらくペデルセンの爽快なギターのように軽々と弾くピチカートプレイを楽しむ。それに続くドリューのソロも乗ってます。これゴリゴリと言いますが凄いスインギー。このプレイがフェードアウトするのが非常に残念。最後まで収録してくれよと思いますね。
 ボサノバでは8.Silk Bossaも良いです。
 更にもう一曲というところでは、6.It Could Happen To Youがお気に入り。ドリューのアドリブが熱い。ペデルセンはここではサイドメンに徹しています。ドラムとの4バースも変幻自在でグルービー。
 表題曲の2.Dark Beautyは他の曲とは違って厳かな感じ。イントロのアルコのペデルセンが印象的。ブローアップの”アクアマリーン”のムードに似ている。深く沈潜するピチカートも良いねえ。”アクアマリーン”を真似たなんてことは無いと思いますが。3.Summer Nightも似たようなムード。
 10.In Your Own Sweet Wayのアドリブも勿論素晴らしい。

 最後にドラムのアルバート・トゥッティ・ヒースのプレイですが、プレイ自体はアタックの強いドリューのピアノにタイミングよくアクセントをつけていて良いのですが、惜しむらくはドラム音がペタペタ・パタパタするのが残念。もっと弾むドラムなら更に良かったと思う。名盤には変わりはないのですが・・・4.All Bluesでの後半のドラムソロは凄い。左右へビュンビュンスティックが動き回ります。
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電源コンセントの極性とオーディオ機器の帯電

2021-10-03 15:06:06 | オーディオ評価
 前回『チコちゃんに叱られる!』でのオーディオのコンセントの極性の話題に触れたので実際にアンプや音源のPCがどの程度帯電しているのか調べてみました。プロケーブルさんの見解はあっさりアース工事(~1万円)をすれば良いということですがとりあず現状把握してみました。
 10/10 青字追記 今美の壺を見ていたら、今日は図鑑がテーマ。23:11頃ボタニカルアーチストの紹介で鳴っていたのが、マイルスの”RERAXIN”から”I Could Write A Book”。マイルスのミュートが良いねえ。トレーンも良いけど。確か何か月か前のこの番組でもこれを鳴らしていたと思う。23:14養老さんの図鑑説明の最初はトレーンの”ソウル・トレイン”から”Good Bait”これ聴いて居る時、よく妻から”止めてよ”、と言われた。妻はこの曲が嫌いです。テーマはコミカルだがアドリブは良いねえ。

 ■1)機器の帯電について
 プロケーブルの- 電源コンセントの極性合わせ(鬼門)-という記事によると、通常100V電源では、オーディオ機材本体は、20ボルト前後帯電しています、ということで私のオーディオ機器について調べてみました。アースをとらないと、オーディオケースに帯電している電磁波ノイズや静電気群が存在し、その不要電気群の一部が可聴域に侵入し音質に悪影響を与えるのが、その仕組みのようです。

 ■2)コンセントのアースについて
 先ずはコンセントのアースについて調べようとしたのですが、我が家のコンセントにはアース端子がありません。ですのでコンセントカバーを外して内部のネジを受けるフレームがもしかしてアースになっているか確認しました。コンセントに繋いだテーブルタップのコールド側とフレームのネジの間の電位を測りました。テーブルタップのコールド側は以下の写真の上側の広い穴です。コンセントは左側が穴が広くコールド側です。

 コンセントのコールド側(広い穴)とフレームのネジ間の電位は39.5Vで、コンセントのホット側(短い穴)とのフレームのネジ間の電位は90.6V

 ということは、我が家のコンセントのネジを付けるフレームはアースにはなっていない、フローティングと言えます。まあ個人宅(大和ハウス)ならそんなものでしょう。

 ■3)RD560
 次は一番肝心のデジチャン付のアンプRDA560です。RDA560のプラグはアース線がありますので以下の右側がコールド側と判断します。

 極性を合わせて、コンセントのコールド側(広い穴)を上の写真のプラグの右側に繋いでRDA560のケースの電位(対コールド側)を測ると、61.8V

 極性を逆にしてコンセントのホット側(短い穴)を上の写真のプラグの右側に繋いでRDA560のケースの電位を測ると、21.31V

 普通考えるのとは逆ですが、極性を逆にした方がRDA560のケースの帯電電位は低い

 ■4)音源1 レッツノートCF-SX4 (Win10でバッテリーが11時間持つので通常これでバッテリー駆動で聴いています。)
 先ずはPCの電源プラグをある方向で調べたらPCのケース電位は(これはUSBのアースで測定)、1.247Vで、逆に繋ぐと、1.245Vと差はない。

 ACプラグ(上の写真の左上で見える)をPCから外して、DCバッテリー駆動にしたら、0.963Vで少し下がりました。


 ■5)音源2 レッツノートCF-S10 (バッテリーが6時間持つがWin7なので通常不使用。)
 PCの電源プラグをある方向で調べたらPCのケース電位は(これはUSBのアースで測定)、36.02Vで、逆に繋ぐと36.44Vと差はない。

 ACプラグ(上の写真の左上で見える)をPCから外して、DCバッテリー駆動にしたら、0.68Vで大きくがりました。

 ケースの帯電だけ考えるとDC駆動ではこれが一番良いが、通常聴いている上の音源1と大差はない。しかしCF-S10はAC駆動時良くない。

 ■6)音源3 会社に置いているレッツノートCF-SX4 (Win10でバッテリーが2時間しか持たないので会社用。)
 PCの電源プラグをある方向で調べたらPCのケース電位は(これはUSBのアースで測定)、35.5Vで、逆に繋ぐと、39.5Vと差はある。
 DC駆動では、2.6Vとまあまあ。
 
 試しにコンセントのアースも確認してみました。こちらもコンセントは我が家と同じでアースが無いタイプでカバーを外してフレームのネジとコールド側及びホット側を測定してみました。
 フレームのネジとコールド側   0.33V
 フレームのネジとホット側   104.2V
 会社のコンセントのフレームは流石にアースを取っているようです。

 ■7)音源4 CDP-555ESJ (今はほとんど聴いていない)
 CDP-555ESJの電源プラグをある方向で調べたらコンセントのコールド側に対しPCのケース電位は(これはUSBのアースで測定)、2.754V、2.48Vで、

逆に繋ぐと、2.276V、2.227Vと差はほとんどない。SONYは比較的ケース帯電にも考慮して設計していたということですかね。


 尚、CDPの電源スイッチを切るとケースの帯電電位が下がりますので、電源スイッチがホット側に付いていますね。

 又、コンセントのコールド側にテスターの片リードを繋いで、他のリードを外した(浮かした)場合でも1.8V程度を示す。

 
 【結論】今使っているPCは帯電が1V以下なので問題ない。RDA560は低い方の方向でプラグを繋いでいるが、プロケーブルさんの指摘通り通常の機器同様21Vある。これが問題とは今のところ考えていません。尚日本橋のプロケーブルさんには過去行って試聴しました。多分JBLのPA機だったと思います。ベストの配置(床に対し底面が傾いてた)で置いているということでしたが我が家の4331A(2405追加改造版)より良い音とは思いませんでした。ベールが1枚かかったような音でした。
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