オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

田能のうぎょう公園にバラとショウブを見に ~少し時期オクレでした~

2021-05-27 14:16:46 | 日記
 2019.5・25(バラ)、2021.3.5(梅)に続いて、今回はバラを見に行きました。今回も2019年と同じで5/25に行ったのですが若干盛りは過ぎていました。
 5/31 青字追記。 PCのiTunes用にiTunes Remote Appをスマホ(I-Phone SE)に設定しました。これで従来PCのiTunesからUSBケーブルでRDA560に繋いで聴いていましたが、そのPCのiTunesにスマホからiTunes Remote Appを使ってペアリングすればリモートで選曲できるようになりました。以下はJUJUさんのDELICIOUS 2nd Dish をAir Play 中。尚このPCののiTunesはApple Losslessエンコーダで取り込んでいるので音はWavエンコーダ並みです。



 ■1)アクセス
 今回も前回同様健康増進の為に妻と自転車で行きました。~25分かかります。今回はちゃんとリード持参です。尚今回は3日間のバラの薬液散布期間でその関係なのかどうかは判りませんが、品種表示が外されており品種が判りません。

 ■2)入り口近く

 入って直ぐにある水飲みの上向き蛇口の近くの赤いバラにアマガエルが休憩していました。   もう少し行くと黄色のバラ

 次は赤の少し小ぶりですが綺麗    縦向けの円筒形ケージに付いているのもあります。

 
 ■3)奥のほう ~あやめ・ショウブ~ これは、今が見頃
 白と紫のショウブ   白のショウブ
 
 影の所には遅咲きのサツキもまだ咲いてます。   ヒメアジサイの前にクーちゃんが出現

 ヒメアジサイのクーちゃんをもう一枚  ついでに勇姿をもう一枚

 
 ■4)古の洪水の慰霊碑・供養塔が
 ありました。      読むと1740年6/9に雷鳴が山を挿し、洪水が陸を襲い、溺死者幾千万とのこと。昔もあったんだ!

 
 ■5)慰霊碑からの帰り道
 時計回りに外周を回っていくと昨日の雨をしたためたバラが美しい。  白&赤の小ぶりのバラも綺麗

 ピンクのバラの前にクーちゃんを    ピンクのバラ(クイーンエリザベス)の近接

 帰り道の最終には、白&赤のバラ

 
 ■6)入り口側に戻って
 小ぶりのバラが沢山、これも若干過ぎてます。  藤棚の前には黄色のバラが

 藤棚の先にある円形花壇(中央に木がある)の前には、パパメイアンがあります。もの凄いいい香りが・・・香水級


 今回もクーちゃんの散歩を兼ねて久々にパパメイアンの香りも楽しめた。また古の洪水の慰霊碑も見れて有意義な午前中でした。あと1週間早く来たかったですね。
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JBL4331AのRDA560によるマルチアンプ駆動(5)ゲイン再調整と高域のコムフィルタリング

2021-05-22 23:51:14 | マルチ化評価
 タイムアライメントをアップする前にゲインを再調整しましたのでそれについてアップします。また高域でコムフィルタリングが見られたのでそれも確認してみました。
 5/24 青字訂正 ■5)でQ値を上げてスロープを急峻にするとしたが、RDA560の2次Q値設定でQ値を上げても減衰率(簡易・次数)設定のようにスロープは大きく変わらないらないことを確認したので記述を変更しました。またF特のグラフもコメントからBWを削除したものに差し替えた。詳細はまたアップします。

 ■1)マイク位置の変更
 ユニットの特性自体を合わせこむ為にマイク距離を可能な限り短く50cmまで詰めました。
 
 これで反射波等の影響を少なく出来ます。

 ■2)5/17に再調整 R側
 ユニットの特性自体でのフラット性を追求する為にマイクをニアーにして再調整した。マイク距離=50cmまで近づけて周囲からの定在波・反射波等の影響を軽減してF特を測った。

 左上①が元の2420=5dbで~5db位2420領域が高いので右上②で2420=0dbにしてみたらフラット(若干の単調減少)になった。またマイクを1m⇒50cmに詰めたので20Hz端もマイク1mではフラットだったが4db程度落ちているのでユニット本来の特性に近い。
 下段は、単体ユニットで左③から2231A、2420、2405の順です。

 ■3)5/17に再調整 L側
 L側も同様にF特を測った。F特の配置順は上記R側と同じ。

 左上①が元の2420=5dbで4~5db位2420領域が高いので右上②で2420=0dbにしてみたらフラット(若干の単調減少)になった。またマイクを1m⇒50cmに詰めたので20Hz端もマイク1mではフラットだったが10db程度落ちているのでユニット本来の特性にR側より更に近い。

 これで目標とする低域から若干下がり傾向のフラット性が左右共に実現できました。

 ■4)高域のコムフィルタリング(櫛形フィルター、コーミング現象)の確認と対処
 ■3)のL側のF特を見ると10KHz以上でディップが2回ある。(R側は2420=5dbで少し見えるが0dbではほぼ消滅)
12KHzのは2405自体のディップですが、15KHz附近のディップは2420との干渉で起こっている。お互いの音が干渉し、コムフィルタリング(櫛形フィルター)という現象を起こし、高音域で規則的にディップする。カットオフ8.5KHzのフィルタの傾斜をもっと急峻にすれば軽減されるかなと思って2次のQ値を増加してみました。

 上段から左①が現状のQ=0.642で、中央②がQ=0.707、右③がQ=1.0、下段で左④がQ=1.307、中央⑤がQ=1.932、右⑥はマイクを通常聴取位置と4331Aの2ユニット(2420と2405)の中間との経路上に設置した場合、つまり以下の写真のようにタイムアライメントが取れた位置に置いた場合です。

 ①から⑤へQを上げて行ったのですが、ディップは変りませんでした。フィルタで急峻にカットする目的でQ=2.5位まで上げても2420の影響は無くせなかった。と言うよりQ値アップではスロープは急にはならない。
 しかしタイムアライメントが合っているところでは、右下の⑥で判るように15KHz附近のディップは無いので通常聴取位置ではコムフィルタリングは回避できます。つまり通常聴取位置で聴く限り大きな問題はない。
 また■2)のR側を■3)のL側と比べると、R側はウーハーと2420のクロスする0.8KHz、1.6KHz、1.9KHz、2.3KHz付近でディップが見られる。L側ではほぼ見られないのはL側の方が奥行きが深いことによる差と思う。R側のディップの原因は音路差起因での干渉によるコムフィルタリングと思われるが、原因が音路差なので通常聴取位置では大きな問題はないと思われる。
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JBL4331AのRDA560によるマルチアンプ駆動(4)2405追加して3Way化ゲイン決め

2021-05-14 00:02:04 | マルチ化評価
 5/4のアップで追記しましたように、今回4331AのRDA560によるマルチアンプ化を2405を追加して3Way化しました。これにより4333Aのユニット構成でのマルチアンプ化がほぼ出来ました。今回は2405のチャンデバのゲインを決めることを目標にしました。
 5/16青字追記 今はCDとPCは半々で、PCのiTunesの方は、読み込み設定をAACエンコーダからApple Losslessエンコーダに変更中です。可逆圧縮なので再生時はWaveと等価になると思う。PCのFlash容量256GBを勘案してWAVエンコーダで収容できそうならWAVエンコーダに再度変更も検討。
 5/20 赤字追記 ポロスシーズン3が5/19終了した。ポロスは古代インド(BC327年前後)の王ポロスがアレキサンドロス大王のインド遠征攻撃に一旦降伏したが大王の撤退後大王の重要な同盟者としてインドの当該地域を与えられた話で制作費81億円(全299話)の大作。音響効果も素晴らしい。特に低音でいうと70Hzから30Hzまでを数秒でスイープするのが心地よい。以下のシーンでスイープされた30Hz付近のF特を見ると

 左は5/19最終回の開始から19’55”のシーンでアレキサンドロス大王(左)がタクシラ国に乗り込んできて高僧チャーナキア師(右)にポロスが立っていた橋の爆破の犯人を問質す。ここではピークは33Hz。
 右は開始から20’08”のシーンでポロス(プルまたはプルショータム)が恋人のラチと明日の灌頂式で結婚することを告白するシーン。ここではピークは32Hz。
 2231AはF0=16Hzなので32Hzは容易く出る。


 ■1)2405の取り付け
 取り付けたのは、以前オークションで落とした2405です。シリアルNoが11万台なので後期か最後期だと思います。出品者によると4343Bに付いていた分を外してオークションに出したとのこと。入手時の詳細&評価は、’17.12/27アップの”ヤフオクで落とした2405評価”参照。 右のユニットは、左の穴に付けるので、裏側から付けている蓋を外しました。
  
蓋は10cm□で厚み5mmと薄い。   2405を取り付けてネジを2本締め付け途中の状態は、右下写真のように
 
 ネジを4本共締めつけ終わった状態は、

 
 ■2)評価風景
 右のユニットのF特を撮る状況 マイクは、4331Aの真前1mの距離で高さ73cm。
  
 全景を写してみると、4331Aは外側にあるので低音の定在波には不利。左の620Aの上の右に置いているNEC製PCはRDA560のレシピー設定用でOSはXP。

 ■3)F特 R側2405のレベル決め
 これは、以下。マイクは、4331Aの真前1mの距離で高さ73cm

 マイク距離が1mと比較的近いので高域はなるべくフラットに近いことが望ましい。R側2405のチャンデバは0dbとします。通常聴取位置なら③位になります。

 ■4)F特 L側2405のレベル決め
 これは、以下。マイクは、4331Aの真前1mの距離で高さ73cm

 L側もR側と同じく2405のチャンデバは0dbとします。20HzレベルがR側に比べて落ちていて40Hzのピークが大きいのはL側の方が奥行きが深いことによる定在波・反射波の影響起因。2231A自体のF特は同じです。

 JBLの公称の音圧レべルは、 新JISで 2231A=93db、2420=118db、2405=105db となっている。ユニットは全て直結している事実を考えると上のゲインとは合っていないが音圧実測結果でフラットになっているゲインをRDA560では採用(2231A:10db、2420:5db、2405:0db)しています。

 次回は、2405の2420に対する遅延時間を決めるためにタイムアライメントを取ったのでそれを紹介します。現在は主に4331Aでジャズを聴いており、620Aはお休みです。
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JBL4331AのRDA560によるマルチアンプ駆動(3)F特最適化&再タイムアライン

2021-05-04 20:53:19 | デジタルチャンデバ付きアンプ
 2/7に前回表記のネットワーク3131Aのハイブースト特性をLT Spiceにより調べた。分割コイルL2/L3の比率を適当に制御することでブーストの具合(カットオフとか傾き)を調整できることが判った。
 今回はF特を更に追い込むのと、前回タイムアライメントが通常聴取位置マイクだったのでS/Nが悪く精度が良くなかったのでマイク距離を短くしてやり直した。4331A用のRDA560のレシピーがほぼ完成した。
 青字追記 ■5)を追加。等

 5/8赤字追記 どうせやるなら4331Aをマルチアンプで4333A化しようと言う考えで、5/6に保管していた最後期版と思われる2405を4331Aに組み込んで、RDA560でF特&2420とのタイムアライメントを実施し、レシピーを改定しました。
  左側は、左(又は上)、右側は、右(又は下)のユニット写真で2405は両4331Aの間隔が広い(C To Cで~2.85m)ので内側寄せです。
 

 ■1)F特の追い込み
 Fcはウーハーを可能な限り使いたくないので2420の推薦クロスオーバーの下限500Hzとしました。Qは弾み感を出したいので低Q(0.642)です。結果は、

 ①左上がウーハー2231Aで、②右上がツイータ2420、③は2420を逆相に反転して両方駆動、④は2420を同相にして両方駆動、です。
 マイク位置は、残響影響排除で同軸は超ニアーに出来ましたが、4331Aは同軸でなく10cmにはできないので、4331Aから距離50cm高さ60cmの位置です。

 両方駆動の下段でF特的にはほぼフラットになっています。F特的にはこれで十分です。
 Fc=500Hzですが、③の2420反転の場合に④には無い350Hz付近のディップがあるのが少し気になります。
 レシピーは、
  RDA560 Vr=11時30分 L(2231A)(R側222cm、L側227cm) 10db、M(2420) 反転5db  TreblleVr=12:00(Bass Vr=13:30) フィルターFc=500Hz、Q=0.642
 となっています。2231Aと2420は5dbの差をつけることでほぼフラットでFc=500Hzにすることでウーハーの寄与を減らして低域の重苦しさを軽減し、Q=0.642と低くして低域の弾み感を更に増加させる意図があります。
 尚2420はRDA560直結です。
 参考でオリジナルのパッシブネットワーク(3133A)時のFC=800HzのF特は、

 F特は似たようなものですが、3133Aの場合は、600Hzにディップがあることが違っています。上記デジチャン時はFc=500Hzですのでその差と思われます。

 ■2)再タイムアライメントの準備
 前回は、通常聴取位置マイクだったのでS/Nが悪いための精度が良くないと判断。前回のウーハーの遅延距離(R側222cm、L側227cm)を見直しました。
 先ずは、前回の遅延距離の設定でマイク位置のみ近づけました。前回は通常聴取位置だったのでマイクと4331Aのバッフル面中央は~2mの距離がありノイズが多い。今回はマイクは、通常聴取位置との途中のマイク位置で、

この写真のように4331Aから76cm高さ77cmですので、距離が1/3となりS/Nを上げています。(カメラは通常聴取位置で撮影)


 ①左上がウーハー2231Aで、②右上がツイータ2420、③は2420を逆相に反転して両方駆動 です。
 ①ウーハーは+スタート、②右上がツイータも+スタート(若干ーが無いともいえない)、③の両方駆動では最初の+ピークが増加しているので全く合っていないということもない です。又②の2420は①2231Aに比べて付帯波が多い。

 ■3)再タイムアライメント
Fc=500Hzでは2420の波形が付帯波リッチになって汚いので、Fc=600Hzで確認しました。結果は、

 マイクは、通常聴取位置の途中で4331Aから76cm高さ77cmです。通常聴取位置からウーハーとツイータの中間を見て4331Aからの1/3位の位置にマイクを置いていますので通常聴取位置よりS/Nが稼げます。
 左上の①がウーハーの遅延=0mmの場合で、②が遅延=50mm、③が遅延=100mm、④が遅延=125mm、⑤が遅延=150mm、⑥が遅延=200mmの場合です。
 ①~⑥は離散的になっていますが、実際は波形を見ながら遅延量を2mmづつ程度変化させて+ピークとーピークが均等で且つ一番大きくなる遅延量を決めると、遅延=125mmで均等となりましたので125mmでタイムアライメントが合うということです。遅延=100mmでも良いのですが、若干ーピークの方が大きく均等さに欠けます。

 ■4)聴感
 前回設定より大幅に改善されています。
 620AのRDA560マルチ駆動と比べると、設置位置が620Aの外側に置いているというハンデがあるので定位が広い方にシフトするがこれが意外に良い効果(ダイナミックな音)。低域は620Aの方はM0が小さいので弾み感は勝るが4331Aの方が低域に力感がある。どちらが生に近いかは?また、中低域は従来4331AのパッシブNWであったような欠落感が少ない。これで1日聴いていましたがネットワーク仕様程の低域の重苦しさは感じられず良い意味でダイナミックな音楽が現れました。繊細な音の620Aと優劣は付けがたい。ジャズを鳴らすと抜群に良いので5/1からは4331Aで聴いています。620Aで開発したRDA560のデジタルチャンデバの低Qレシピーを移植することでビンテージの名器4331AがVer.Upできました。
 RDA560でデジチャンを使って仕上げた音は、4331Aはジャズ向け、620Aはクラシック向けと使い分けする予定ですが、いずれは統一したいなと思っています。4331Aで今、山中千尋の”Just In Time”を聴いていますが良い感じです。アフターアワーズの演奏でしたがビバップに根差したフレーズが躍動的に疾走。山中節炸裂。尚、以前のパルス評価でホーンレンズ付加で良くない結果が出たので■2)の写真のようにホーンレンズは外しています。

 ■5)インパルス応答時のホーンレンズの影響
 これは、2017.6/29にアップしましたが、以下のように

 ホーンレンズを付けた場合は、赤〇で示したようにインパルスの後にホーンレンズからの細波・多重反射波が立ちます。またインパルスの波高も減少しているのでホーンレンズに放射エネルギーが一部吸収されています。吸収されたエネルギーが細波になる。
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