オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

比叡山 無動寺谷(むどうじだに)の弁財天へ

2022-10-17 19:48:07 | 日記
 10月12日に、妻のお父さんが巳巳の日生まれ(60年に1回?)と言うことで以前連れて行って貰った比叡山無動寺谷の弁財天さんへ妻とクーちゃんと一緒にお参りしてきました。
 10/23 青字で ■7) 追記 先程まで日本シリーズを見ていました。延長12回引き分け 9回裏の代打内川壮の3ランが凄かった。9回表までは、オリックスが勝ちそうだったが・・・・

 11/4赤字追記 3月は丸1ヶ月腰の激痛で過ごした。4/1に塚口の大澤整形外科に行って奇跡的に1回の施術で完治したことは前にアップした。大澤整形では妻も10年前に膝の痛みで同じく奇跡的に1回の施術で完治した。その後数名の方に大澤整形のことを伝えたが、その内の1名(犬の散歩仲間の50歳代の男性)N氏とたまたま犬の散歩で再会したので大澤整形に行った結果をお聞きした。先生は私の時と同じく、”しばらく何回か施術をやってみましょう”と初回に仰った。一度目の施術後、N氏も腰の痛みが無くなって、2回目に行った時は完治したと報告したところ、”これで治療は終了しましょう”と言われたとのこと。3人目の奇跡!N氏は薬も断ったので、治療費は数百円だったということです。普通引っ張る医者や高額を請求する医者が多いが、大澤先生は商売気が無く、赤ひげ的な仁術のお医者さんです。

 ■1)無動寺谷の弁財天さん
無動寺谷の弁財天さんと言えば、あの千日回峰行の行者の拠点である無動寺に隣接したお社です。開基は、千日回峰行を始めたことで知られる相応和尚が貞観7年(865)、この地に無動寺を開いた時期に遡るとされています。9月の巳の日に行われる「巳成金」は残念ながら過ぎてました。その為か?あの「みーなるかねー」というスピーカーから流れる声とゴーンという鐘の音は鳴っていなかったです。京都の人たちが、生死をかけて修行される無動寺の回峰行者を支え、かつ商売繁盛で霊験あらたかな弁財天に、浄財を寄進することで、その外護者となってきたのだという歴史があります。

 ■2)アクセス
 尼崎の家からは名神を経由して滋賀県側からの方が早いとグーグルナビで出てきましたので行ったら確かに京都からより早かったようです。約30分で着きました。滋賀の湖西道路(無料)を経由するのですが高速のように信号が無くこの為早いと思います。

 ■3)夢見が丘
 延暦寺の駐車場の直前にある夢見が丘で休憩。(10:56)

 クーちゃんも

 7月中旬から8月中旬には、カブトムシの家がやっています。ちびっこ広場もあり遊具が2つありましたがやって無さそう。カフェテラス夢見も休み。
 

 ■4)駐車場から参道
 11:22に駐車場に着きました。大みそかのゆく年くる年のようにゴーンという荘厳な鐘の音が聴こえます。車は結構多かったです。ほとんどは根本中堂などのある東塔の境内側に行く人で、弁天さんへ行く人は少ない。後の写真でも分かりますね。

 11:29にケーブルカーの駅、標高654mです。
 
 11:36に参道の入り口の鳥居が、

 参道自体は平坦に見えますが傾斜がきつく、約25年前の正月に行った時はアイスバーンでこけました。

 更に2つ鳥居を超すと、このように深い谷に…落ちたら死にそう(11:45)

 11:46に休憩所のある鳥居に来ましたがそこにある杉(鳥居の左にありますが鳥居の写真には写って無い)が直径1m以上、メチャ太い。
 
 11:49に釣灯篭のある下り坂の入り口に来ました。
 
 写真のではないですが、妻のお父さんが寄進したのもありました。そこに弁天さんの行事予定が、

 11:54に松林院があり、そこにある掲示には、”罪、汚れ迷いは霜露の如し”とあり、心が引き締まります。
 

 ■5)弁財天堂
 11:55に弁財天堂の入り口に着きました。

 社務所を通過
 
 11:57に鳥居の右手にある手水舎で手を洗い 弁財天堂に到着
 
 弁財天堂の横と後ろにも小さなお堂が幾つもあり、

 弁財天堂の側面には赤い提灯が並んでおり、出た所には、古札納所も
 
 帰りに気づいたのですが、お酒の供物が(12:15)


 ■6)帰路
 (12:19)弁財天堂から5分位の所に、無動寺明王堂がありましたので、前はスルーしてましたが、今回お参りしました。不動明王の説明も
 
 本堂は、

 
 帰りしには、ケーブルカーが来ていました(12:43)。その辺りに比叡山の説明が、
 

 久々に弁天さんにお参りして、心洗われる1日でした。無動寺は犬はダメと聞きました。それで、クーちゃんを参道の坂道は交互にだっこしたので翌日筋肉痛になるわと言っていたのですが大丈夫でした。妻が弁天さん付近のどこかで眼鏡ケースを紛失。それだけが心残りでしたが…

 ■7)弁財天について  (KKベストセラーズ発行 一個人 特別編集 仏像入門 P87を参照)
 仏教成立以前にインドのバラモン教やヒンドゥー教で信仰されていた神々を仏教にに取り入れたものの総称を”天”といい、”天部”としてまとめている。天部の神々は元々は自然現象やその威力、山川草木などの抽象的な概念を神格化したもので偉大な力を持っており、人々から畏れ敬われていた。仏教に取り入れられてからは、護法神、護世神として位置づけられ、信仰されるようになった。また、福徳神、学芸の神として現世利益をもたらす神々もある。

 その種類、姿形は多種多様で、本来形のないものを具体化、人格化したものが多く、多面多臀、多眼や、鳥獣の姿を取り入れたり、異形でることもある。
 梵天(ブラフマー)、帝釈天(インドラ)、竜(ナーガ)など、早く仏教に取り入れられたものと、ヒンドゥー教の神々である大自在天(シヴァ)、那羅延天(ヴィシュヌ)など比較的遅い仲間入りの神もある。

 天をその姿形から分類すると、貴神形、天女形、武将形、に大まかに分けられるが、その他に鬼神形、力士形、鳥獣形などもある。

 貴神形には、中国風の礼服を着た梵天、帝釈天などがあるが、帝釈天は戦闘の神なので礼服の下に鎧をまとう。
 天女形には吉祥天、弁財天などがあり、美しい女性の姿で、中国唐代以来の貴婦人の衣装を着ている。
 武将形には、仏法や仏教世界を守る護法神、護世神である四天王、十二神将などがあり、鎧を着け武器を持ち、複数で組になっている場合が多い。

 仏教的な位の順には、①如来 ②菩薩 ③明王 ④天 となる。天は、明王の下にあたるが、大まかには以下に分類される。

            貴神ーーーー梵天/帝釈天
     天ーーーーー 天女ーーーー吉祥天/弁財天/鬼子母神
            武将ーーーー四天王/金剛力士/十二神将
コメント
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