ラグビーは相変わらず熱戦が続いている。イングランドVsニュージーランドも最初の1’39”の先制トライで黒い軍団が気持ちの部分でノックアウトされた。昨日のウェールズVs南アフリカは、キックによる陣地の取り合いで試合が進んだ。常に南アフリカが先行しペナルティキックの取り合いに終始。南アフリカはスタンドオフのキックの名手”ハンドレ・ポラードが5/5決めて100%の成功。対するウェールズも名手ダン・ビガーのペナルティキックが3/3決まって100%。16Vs16までは互角であったが常に先手を取った南アフリカが最後74’のラインアウトからのモ-ルをウェールズが故意に崩したと言うコラプシングで南アフリカがペナルティキックをポラードが5/5で決めて勝負が決まった。
ハイパント等のキックの蹴り合いを南アが征したと思う。南アはほとんどデクラークが蹴っていた。⇨この調子が継続するなら南アが優勝すると予想する。
今回は、10/6にアップした2231Aのトーンバースト1波でのオシロ波形の観測で前回100Hz、50Hzのみだったが、今回は2231Aのf0=16Hzを鑑み、20Hz~150Hzまでオシロ波形を確認しf特をグラフ化した。 10/30赤字追加 10/31緑字追加 11/2 紫色の字追記
■1)測定風景
これは、
4331Aのウーハー2231Aの前に小型の三脚を置いています。マイクは三脚のトップに置いていますが、ウーハーのセンターキャップの前でバッフルから10cmの距離で高さは36cmの位置に置いています。でもこの写真時はマイクを置き忘れたので三脚のトップはネジしか見えませんが本来は超小型マイクを置いています。
三脚の脚の下に置いているEVA樹脂の円盤をウーハーの左下に見えるバスレフ穴に詰め込むことで密閉化します。
■2)20Hz、30Hzのトーンバースト1波でのオシロ波形
これは以下。Aまでが本波でB以降は付帯波です。
左上①が20Hzの密閉で右上②が20Hzのバスレフで、左下③が30Hzの密閉で右下④が20Hzのバスレフです。
【20Hz】
B/Aは、密閉が1.11でバスレフは0.71ですので若干バスレフのほうが良い。
C/Aは、密閉が1.07でバスレフは1.21ですので若干バスレフが悪化しています。
D/Aは、密閉がー0.21に対し、バスレフは0.61と格段にバスレフが悪化しています。⇒D/Aで大きな差。
【30Hz】
B/Aは密閉が1.04でバスレフは1.06ですので同等。
C/Aは、密閉が0.58でバスレフは1.16ですのでバスレフが倍程度悪化しています。⇒C/Aで大きな差。
D/Aは、密閉が0.02に対し、バスレフは0.42と格段にバスレフが悪化しています。⇒D/Aで非常に大きな差。
D以降の付帯波の振幅も30Hz では明らかに、20Hzでも若干バスレフの方が大きい。
■3)50Hz、70Hzのトーンバースト1波でのオシロ波形
これは以下。
左上⑤が50Hzの密閉で右上⑥が50Hzのバスレフで、左下⑦が70Hzの密閉で右下⑧が70Hzのバスレフです。
【50Hz】
B/Aは、密閉が1.3でバスレフは1.44ですのでほぼ同等。
C/Aは、密閉が0.39でバスレフは0.67ですのでバスレフが悪化しています。⇒C/Aで差
D/Aは、密閉が0.06に対し、バスレフは0.08ですのでほぼ同等。
【70Hz】
B/Aは密閉が1.06でバスレフは1.19ですのでほぼ同等。
C/Aは、密閉が0.24でバスレフは0.39ですのでバスレフが若干悪化しています。⇒C/Aで差。
D/Aは、密閉が0.24に対し、バスレフは0.11と若干バスレフが良い。⇒D/Aで若干の差。
■4)100Hz、150Hzのトーンバースト1波でのオシロ波形
これは以下。
【100Hz】
B/A、C/A、D/A共に同等。
【150Hz】
B/A、C/A、D/A共に同等。
→バスレフの効かない周波数領域では密閉とバスレフに1波トーンバースト波の応答差は無い。
■5)密閉Vsバスレフの周波数依存性の グラフ
これは以下。
上段左のB/Aは密閉もバスレフも同じで50Hzでピークとなり周波数と共に低下しています絶対値もほぼ同じ。
上段右のC/Aは、密閉に比べてバスレフは、~70Hzで約1.2~2倍悪いですが100Hzを超えると単調減少で同じ値で推移しています。
D/Aは、密閉が20Hzを覗いて低域全般に渡って殆ど0になっているのに比べてバスレフは、30Hz以下で周波数減少と共に急激に悪化します。
バスレフの低音はダンピングが緩いドロンとした音の感じがする。それでシャープな低域を求めて密閉化したが620Aと同様C/Aの70Hz以下及びD/Aの30Hz以下で決定的な差が見られた。私は2231Aを70Hz以下で使っているので密閉の方がバスレフより50Hz以下でC/A、D/Aが低いのでその領域ではダンピングの差は大きい。
このグラフを眺めていると20Hzの振る舞いがB/Aではバスレフより悪化しているし、D/Aでは逆にーに振れているので異常です。620Aではこの傾向は無かったが、620Aはf0(30Hz)付近まで見ていないので何ともいえない。2231A(f0(16Hz))はSb製の50gのウエイトリングをボイスコイルに付加しているのでその無理な荷重の影響がf0に近づくと出るのかもしれない。
620Aと4331Aとの違いは、620Aの方が密閉とバスレフの付帯波比の差が大きいことである。これは620Aの方がバスレフポートが開口が広く奥行きが短いためバスレフの効きが大きいことが付帯波比の差の大きい原因と考えられる。 つまり620Aの方が4331Aより密閉にした効果が高い。
■6)最近のTV ~ポロス~
BS日テレで以前オスマン帝国列伝をやっていた時間枠14:30~で今は~ポロス~をやっている。これが大変面白い。舞台は紀元前350年、栄光を極め“黄金の鳥”と呼ばれた古代インド。国王の息子として生まれた主人公・ポロス(幼名プル)は、インド懐柔をもくろむペルシャ人の邪悪な策略により、 赤ん坊の時に祖国を追われてしまう。 総製作費約81億円、5シーズン全299話の壮大なスケールで描かれる。
併行してマケドニアの話が挟まれる。多分幼名プルと呼ばれるポロスがマケドニアのアレキサンダー大王のインド遠征で攻撃されるがポロスが撃退するのではないかと思っている。
→ウィッキペディアを見てしまった(失敗)が、それによるとポロスはアレキサンダー大王との戦いには敗北する。アレクサンドロスに処遇の希望を訊かれたポロスは「王として待遇せよ」とだけ答えた。アレクサンドロスがさらに問いを重ねると、「すべてはこの答えの中に含まれている」と言った。アレクサンドロスはこの彼の勇気と誇り高さに敬意を払い、彼に領国すべてを安堵したうえ友人として遇したという。戦いには負けたが勝負には勝ったというところですかね。
BC350年に既に布に字を書いて手紙を送っているとか布の通行手形を使っているとか、金貨を交易で使っているとか、王族は煌びやかな宝石を纏っているとか、日本の弥生時代では考えられない。BC350年の日本は弥生時代早期~前期。弥生式土器には水稲農耕技術体系が伴うので水稲農耕による食料生産に基礎を置く農耕社会の黎明期と考えられるが、当時のインドは遥かに進んでいた。釈迦(しゃか)は、紀元前5世紀前後の北インドの人物で仏教の開祖であるので、ポロスは釈迦が死んで半世紀後位の話でマホメット(6世紀)やキリスト(0~1世紀)の生まれる遥か前の話と考えるとインド文明恐るべし。
音楽的に見ると、テーマ曲が実に良い。郷愁を帯びた旋律はまるで昔の盆踊りのメロディのように聴こえる。村の鎮守のお祭りと言う気分になる。
音響的にも打楽器の使い方が巧みでそんなに派手な演出ではないが、定位もさり気なく配置されています。
尚、ポロスとは古代インドの王の一人である。ヴェーダ時代のパウラヴァ族の末裔という説もある。このパウラヴァ族の王の称号であり、いわゆるポロス王の個人としての名は明らかでない。つまりツタンカーメンのような固有名詞ではないとのことです。
【インド側】
パウラヴァ国とタクシラ国には古くからの遺恨がある。パウラヴァ国のバムニ王はタクシラ国王アンビの妹の王女アヌスヤ(インド統一を祈願している)を妻とするがペルシャのダレイオス王がバムニに近づき身篭ったアヌスヤを放逐する。アヌスヤはリプダマン司令官に助けられ産み落とした男の赤ちゃん(プル)と逃げようとしたがバムニ王の兄のシヴダット宰相(この人の形相がもの凄く怖い)が追い詰めたため川にプルを投げざるを得なかった。その赤子をリプダマンが拾って逃げた。彼はパウラヴァ国の司令官であったがその地位を投げ捨てて後のポロスになる王子プルを育てるべく夫婦でダスユという暴力集団(今で言うなら海賊)に逃れ、そこでプルを我が子として育てる。プルは成人し屈強な体と精神を持ったスーパーマンのような存在に育つ。
現在のTVはプルがペルシャ船を襲った時に助けたパウラヴァ国の奴隷を祖国に帰そうとしてパウラヴァ国で記憶喪失してしまった母アヌスヤに出会う。パウラヴァ国ではバムニ王の息子のカニシカ王子(カニシュクと発音している)がダスユを敵視し奴隷を帰しに来たプルを捕まえようとするが逆にプルに殴り倒されると言う屈辱を受ける。プルはアヌスヤを母とは知らずにパウラヴァ国に連れ帰ったが、ダスユの王女に命令されて又母をパウラヴァ国に戻すところまで来ている。
【ペルシャ(TVでは”パーシャ”或いは”ポァーシャ”と発音している)側】ペルシャのシーンは無い。インドに来ているダレイオス王以下として登場。
ダレイオス王はパウラヴァ国に交易で取り入って、最終的には“黄金の鳥”インドを征服する目的を持っている。TVではダレイオス王がパウラヴァ国にペルシャ軍を駐留させてくれとバムニ王に宣言し、バムニ王が拒否して対戦する所まで来ている。
【マケドニア側】
フィリッポス王には妻が2人いるが、妻オリュンピアスの子のアレキサンドロス(オリュンピアスは神ゼウスと交わってアレキサンドロスを生んだと言い張る)と妻フィリナの子アリダイオスの二人の息子が跡目を争う。アリダイオスは母にそそのかされてアレキサンドロスの風呂に毒を垂らし毒殺しようとするが神ゼウスの子アレキサンドロスには毒が通じず失敗。母に幼児の時から少量の毒を与え続けられたアレキサンドロスには毒への耐性ができた為とか。アレキサンドロスは父フィリッポス王の遠征時にトラキアと戦い勝利しトラキア王を馬で引きずりの刑にして骸骨になるまで引きずらすという異常な残忍性とカリスマ性とを持つ。
ハイパント等のキックの蹴り合いを南アが征したと思う。南アはほとんどデクラークが蹴っていた。⇨この調子が継続するなら南アが優勝すると予想する。
今回は、10/6にアップした2231Aのトーンバースト1波でのオシロ波形の観測で前回100Hz、50Hzのみだったが、今回は2231Aのf0=16Hzを鑑み、20Hz~150Hzまでオシロ波形を確認しf特をグラフ化した。 10/30赤字追加 10/31緑字追加 11/2 紫色の字追記
■1)測定風景
これは、
4331Aのウーハー2231Aの前に小型の三脚を置いています。マイクは三脚のトップに置いていますが、ウーハーのセンターキャップの前でバッフルから10cmの距離で高さは36cmの位置に置いています。でもこの写真時はマイクを置き忘れたので三脚のトップはネジしか見えませんが本来は超小型マイクを置いています。
三脚の脚の下に置いているEVA樹脂の円盤をウーハーの左下に見えるバスレフ穴に詰め込むことで密閉化します。
■2)20Hz、30Hzのトーンバースト1波でのオシロ波形
これは以下。Aまでが本波でB以降は付帯波です。
左上①が20Hzの密閉で右上②が20Hzのバスレフで、左下③が30Hzの密閉で右下④が20Hzのバスレフです。
【20Hz】
B/Aは、密閉が1.11でバスレフは0.71ですので若干バスレフのほうが良い。
C/Aは、密閉が1.07でバスレフは1.21ですので若干バスレフが悪化しています。
D/Aは、密閉がー0.21に対し、バスレフは0.61と格段にバスレフが悪化しています。⇒D/Aで大きな差。
【30Hz】
B/Aは密閉が1.04でバスレフは1.06ですので同等。
C/Aは、密閉が0.58でバスレフは1.16ですのでバスレフが倍程度悪化しています。⇒C/Aで大きな差。
D/Aは、密閉が0.02に対し、バスレフは0.42と格段にバスレフが悪化しています。⇒D/Aで非常に大きな差。
D以降の付帯波の振幅も30Hz では明らかに、20Hzでも若干バスレフの方が大きい。
■3)50Hz、70Hzのトーンバースト1波でのオシロ波形
これは以下。
左上⑤が50Hzの密閉で右上⑥が50Hzのバスレフで、左下⑦が70Hzの密閉で右下⑧が70Hzのバスレフです。
【50Hz】
B/Aは、密閉が1.3でバスレフは1.44ですのでほぼ同等。
C/Aは、密閉が0.39でバスレフは0.67ですのでバスレフが悪化しています。⇒C/Aで差
D/Aは、密閉が0.06に対し、バスレフは0.08ですのでほぼ同等。
【70Hz】
B/Aは密閉が1.06でバスレフは1.19ですのでほぼ同等。
C/Aは、密閉が0.24でバスレフは0.39ですのでバスレフが若干悪化しています。⇒C/Aで差。
D/Aは、密閉が0.24に対し、バスレフは0.11と若干バスレフが良い。⇒D/Aで若干の差。
■4)100Hz、150Hzのトーンバースト1波でのオシロ波形
これは以下。
【100Hz】
B/A、C/A、D/A共に同等。
【150Hz】
B/A、C/A、D/A共に同等。
→バスレフの効かない周波数領域では密閉とバスレフに1波トーンバースト波の応答差は無い。
■5)密閉Vsバスレフの周波数依存性の グラフ
これは以下。
上段左のB/Aは密閉もバスレフも同じで50Hzでピークとなり周波数と共に低下しています絶対値もほぼ同じ。
上段右のC/Aは、密閉に比べてバスレフは、~70Hzで約1.2~2倍悪いですが100Hzを超えると単調減少で同じ値で推移しています。
D/Aは、密閉が20Hzを覗いて低域全般に渡って殆ど0になっているのに比べてバスレフは、30Hz以下で周波数減少と共に急激に悪化します。
バスレフの低音はダンピングが緩いドロンとした音の感じがする。それでシャープな低域を求めて密閉化したが620Aと同様C/Aの70Hz以下及びD/Aの30Hz以下で決定的な差が見られた。私は2231Aを70Hz以下で使っているので密閉の方がバスレフより50Hz以下でC/A、D/Aが低いのでその領域ではダンピングの差は大きい。
このグラフを眺めていると20Hzの振る舞いがB/Aではバスレフより悪化しているし、D/Aでは逆にーに振れているので異常です。620Aではこの傾向は無かったが、620Aはf0(30Hz)付近まで見ていないので何ともいえない。2231A(f0(16Hz))はSb製の50gのウエイトリングをボイスコイルに付加しているのでその無理な荷重の影響がf0に近づくと出るのかもしれない。
620Aと4331Aとの違いは、620Aの方が密閉とバスレフの付帯波比の差が大きいことである。これは620Aの方がバスレフポートが開口が広く奥行きが短いためバスレフの効きが大きいことが付帯波比の差の大きい原因と考えられる。 つまり620Aの方が4331Aより密閉にした効果が高い。
■6)最近のTV ~ポロス~
BS日テレで以前オスマン帝国列伝をやっていた時間枠14:30~で今は~ポロス~をやっている。これが大変面白い。舞台は紀元前350年、栄光を極め“黄金の鳥”と呼ばれた古代インド。国王の息子として生まれた主人公・ポロス(幼名プル)は、インド懐柔をもくろむペルシャ人の邪悪な策略により、 赤ん坊の時に祖国を追われてしまう。 総製作費約81億円、5シーズン全299話の壮大なスケールで描かれる。
併行してマケドニアの話が挟まれる。多分幼名プルと呼ばれるポロスがマケドニアのアレキサンダー大王のインド遠征で攻撃されるがポロスが撃退するのではないかと思っている。
→ウィッキペディアを見てしまった(失敗)が、それによるとポロスはアレキサンダー大王との戦いには敗北する。アレクサンドロスに処遇の希望を訊かれたポロスは「王として待遇せよ」とだけ答えた。アレクサンドロスがさらに問いを重ねると、「すべてはこの答えの中に含まれている」と言った。アレクサンドロスはこの彼の勇気と誇り高さに敬意を払い、彼に領国すべてを安堵したうえ友人として遇したという。戦いには負けたが勝負には勝ったというところですかね。
BC350年に既に布に字を書いて手紙を送っているとか布の通行手形を使っているとか、金貨を交易で使っているとか、王族は煌びやかな宝石を纏っているとか、日本の弥生時代では考えられない。BC350年の日本は弥生時代早期~前期。弥生式土器には水稲農耕技術体系が伴うので水稲農耕による食料生産に基礎を置く農耕社会の黎明期と考えられるが、当時のインドは遥かに進んでいた。釈迦(しゃか)は、紀元前5世紀前後の北インドの人物で仏教の開祖であるので、ポロスは釈迦が死んで半世紀後位の話でマホメット(6世紀)やキリスト(0~1世紀)の生まれる遥か前の話と考えるとインド文明恐るべし。
音楽的に見ると、テーマ曲が実に良い。郷愁を帯びた旋律はまるで昔の盆踊りのメロディのように聴こえる。村の鎮守のお祭りと言う気分になる。
音響的にも打楽器の使い方が巧みでそんなに派手な演出ではないが、定位もさり気なく配置されています。
尚、ポロスとは古代インドの王の一人である。ヴェーダ時代のパウラヴァ族の末裔という説もある。このパウラヴァ族の王の称号であり、いわゆるポロス王の個人としての名は明らかでない。つまりツタンカーメンのような固有名詞ではないとのことです。
【インド側】
パウラヴァ国とタクシラ国には古くからの遺恨がある。パウラヴァ国のバムニ王はタクシラ国王アンビの妹の王女アヌスヤ(インド統一を祈願している)を妻とするがペルシャのダレイオス王がバムニに近づき身篭ったアヌスヤを放逐する。アヌスヤはリプダマン司令官に助けられ産み落とした男の赤ちゃん(プル)と逃げようとしたがバムニ王の兄のシヴダット宰相(この人の形相がもの凄く怖い)が追い詰めたため川にプルを投げざるを得なかった。その赤子をリプダマンが拾って逃げた。彼はパウラヴァ国の司令官であったがその地位を投げ捨てて後のポロスになる王子プルを育てるべく夫婦でダスユという暴力集団(今で言うなら海賊)に逃れ、そこでプルを我が子として育てる。プルは成人し屈強な体と精神を持ったスーパーマンのような存在に育つ。
現在のTVはプルがペルシャ船を襲った時に助けたパウラヴァ国の奴隷を祖国に帰そうとしてパウラヴァ国で記憶喪失してしまった母アヌスヤに出会う。パウラヴァ国ではバムニ王の息子のカニシカ王子(カニシュクと発音している)がダスユを敵視し奴隷を帰しに来たプルを捕まえようとするが逆にプルに殴り倒されると言う屈辱を受ける。プルはアヌスヤを母とは知らずにパウラヴァ国に連れ帰ったが、ダスユの王女に命令されて又母をパウラヴァ国に戻すところまで来ている。
【ペルシャ(TVでは”パーシャ”或いは”ポァーシャ”と発音している)側】ペルシャのシーンは無い。インドに来ているダレイオス王以下として登場。
ダレイオス王はパウラヴァ国に交易で取り入って、最終的には“黄金の鳥”インドを征服する目的を持っている。TVではダレイオス王がパウラヴァ国にペルシャ軍を駐留させてくれとバムニ王に宣言し、バムニ王が拒否して対戦する所まで来ている。
【マケドニア側】
フィリッポス王には妻が2人いるが、妻オリュンピアスの子のアレキサンドロス(オリュンピアスは神ゼウスと交わってアレキサンドロスを生んだと言い張る)と妻フィリナの子アリダイオスの二人の息子が跡目を争う。アリダイオスは母にそそのかされてアレキサンドロスの風呂に毒を垂らし毒殺しようとするが神ゼウスの子アレキサンドロスには毒が通じず失敗。母に幼児の時から少量の毒を与え続けられたアレキサンドロスには毒への耐性ができた為とか。アレキサンドロスは父フィリッポス王の遠征時にトラキアと戦い勝利しトラキア王を馬で引きずりの刑にして骸骨になるまで引きずらすという異常な残忍性とカリスマ性とを持つ。