不適切発言

2008-02-10 12:40:12 | Weblog
不適切発言の問題がニュースになっています.
なになに発言でブログが炎上したとか,
倖田來未がどうのこうの言っただとか,
給食費を払わない生徒にどうのこうの言っただとか,
そしてそれを超重要問題として報道しているだとか.
結局,そういう問題がニュースになると視聴率がとれるから
ニュースになっていると思うんですが,
これに対する謝罪ってのもいまいちよくわかりません.

1「あんなひどいこと言ってすみませんでした.」
なのか
2「あんなひどいことを心の中で思っててすみませんでした.」
なのか
3「あんなひどいことを心の中で思っててしかも口に出しちゃってすみませんでした.」
なのか・・・どれなのか?

「心の中で思っててすみませんでした」は,
これなら,その不適切発言をした人の会話に同意しちゃってた人は・・・
たとえば,倖田來未のラジオで
「そうなんですか~!それは大変ですね~」
みたいに同意しただろうパーソナリティ,聞いてて笑っちゃった視聴者,
もともと彼女と同じような意見を持っていた人たち,
全員が同様に謝罪して活動を自粛すべき,となります.
全員が全員テレビの前で倖田來未と同じように謝罪して,
すぐに会社に退職届を出さなくてはいけません.

そうじゃない,
「口に出して発言したことが問題だ」
というなら,それは
「口に出さなければ,心の中ではいくらでも思っててよい」
ということで,
発言自体は正しいけれど,口に出したことが問題だ
となるはずですが,仮に倖田來未が謝罪会見で,
「すみません!もうバッシングされるのはこりごりなので今度からは心の中だけで思っておくようにします!」
なんて言ったらまたバッシングされることは確実です.

ならば,

「今まで,ちょっと間違った考えを持っていました.私の発言は間違ってたので訂正します,ご迷惑をおかけしました.」
だったら,はっきりいって自粛する必要は一切ないと思います.
間違いのレベルから言うと,
「先ほど紹介しオギワラさんは,名前を間違えていて正しくはハギワラさんでした.ご迷惑をおかけしました.」
程度の,ただ認識の間違いなので,騒ぐ必要が一切ありません.

まあ,つまりどう転んでも後味が悪いものに,
さも当然かのようにみんなでよってたかってバッシングして,
本人から直接真意を聞くこともなく「発言の内容のみで」本人を叩き,
本人も,まったく何も言い訳もできずただ自粛して誤ると.

仮に倖田來未が,
「ラリーをやってる人は全員超アホやと思います」
と言ってくれたらむしろ大感謝したいです.
ラリーって言葉を言ってくれてありがとうって言いたいです.
所詮,事故になった時にしかマスコミはラリーに注目しないので
まだむしろそう言ってくれたほうが100倍いいです.

というわけで,不適切発言の問題をやっていたら,
すぐチャンネルを変えて視聴率を低下させようと頑張ってます!
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