Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ホーム・グラウンド

2021年12月12日 06時30分38秒 | Weblog
比類無きピアニズム クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル
 「現代最高のピアニスト、クリスチャン・ツィメルマンは、孤高のアーティストであるとともに、われわれ日本の聴衆にとって、最も親しみ深い存在、近しい星でもある。
 周知の通り、彼は長年にわたり、東京をはじめ各地で名演を聴かせてきた。そしてしばしば、「演奏旅行」の前後に、日本に長期滞在する。東京に暮らし、各地を訪れることをこよなく愛してきた彼は、東京を、そして日本を「第二の我が家」とも考えているようだ。


 いつも完璧なパフォーマンスを見せてくれるツィメルマンだが、今回の演奏も素晴らしい。
 彼は、グレン・グールドとは真逆の、「最後に芸術を仕上げるものは、コンサートホールにある」という思想の持主でもある。
 自分のピアノを会場に持ち込んで調律したり、そのホールに一番似合う曲目を選択したりするのは、彼ならではのやり方だろう。
 おそらく、今回のツアーの会場も、彼が厳選したのだと思うが、やはりサントリー・ホールは、彼のホーム・グラウンドである。
 というのも、どうやら、彼は東京(六本木周辺?)に家を持っているようなのだ。

クリスティアン・ツィメルマン【ショパンコンクール完全優勝の天才】
 「ツィメルマンは1978年から数年おきに来日を繰り返していましたが、2006年からはほぼ毎年来日しています。日本で行ったリサイタルの数は250を超えるそうですよ。
 そして東京に自宅を所有しています。1年のうち1/3くらいは日本で過ごしているそうで。東京での目撃情報もちらほらあるそうですよ。


 今回のツアーでは、バッハ、ブラームスとショパンという曲目で、「ドイツ3大B」のベートーヴェンはまたの機会ということなのだろう。
 今からすでに楽しみである。
 

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