Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

良いニュース

2017年09月30日 08時25分16秒 | Weblog
プエルトリコ、米政府の災害対応に怒り 「人々が死んでいる」
 「 エレーン・デューク(Elaine Duke)国土安全保障長官代行は28日、これまで米政府が実施した被災地支援について「大変満足している」、「非常にうまく進行している」との見解を表明。さらに「われわれが(被災した)人々に到達できる能力があるかという面、そしてこれほど壊滅的なハリケーンに襲われても死者が少数であったという面では、非常に良いニュースだ」と語っていた。
 これに対し、プエルトリコの中心都市で人口340万人を擁するサンフアン(San Juan)のカルメン・ユリン・クルス(Carmen Yulin Cruz)市長は猛反発。29日、米CNNテレビに対し「彼女(デューク氏)がいる場所からは良いニュースに見えるのだろう」「川の水を飲んでいる状況は、良いニュースではない。赤ちゃんに与える食べ物がないことは、良いニュースではない」「これは良いニュースではない。人々が死んでいるというニュースだ」と批判した。」

 これはデューク氏が悪い。
 死者が少数にとどまったのが「非常に良いニュース」だという発言は、被害者の家族などからすれば、とんでもない発言であり、そのことに気づかない感性はどうかしている。
 まずは犠牲者の方や現在苦しんでいる人々に対し、弔意や同情を示すのが為政者としてあるべき姿勢である。東日本大震災時の日本の政治家は、おおむねこの流儀を守っていた。
 合掌。
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過剰演出

2017年09月29日 07時57分11秒 | Weblog
注目のペトレンコ初来日 得意のワーグナー~バイエルン州立歌劇場日本公演:歌劇「タンホイザー」
 「ペトレンコが指揮したバイロイトの「リング」はフランク・カストロフ演出によるプロダクションで今年、最終年を迎えた。音楽の聴かせどころで本筋とは関係のない動きや集中力をそらすような映像の投影が行われるなど批判も多かったのだが、ペトレンコによる音楽は、そんなマイナスを補っても余りあるほどの素晴らしいものであった。 」

 リアリティーを求める現代人は、弓を射るなどの「本筋とは関係ない動き」や序曲の最中に人間の顔の拡大映像を壁に投影するなどの「集中力をそらすような映像の投影」は、中世のミンネジンガーの物語においては違和感を感じる。
 個人的には、序曲というものは、これから始まる物語を予感させるものであって、映像などで想像力を固定化するのはよろしくないと考える。真っ暗な舞台で十分である。
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凶悪犯罪

2017年09月28日 07時18分08秒 | Weblog
ロシアに食人夫婦30人犠牲か…自撮り写真から発覚
 「ロシア南部クラスノダール地方で、複数の人を殺害し、その肉を食べたとして、35歳の男とその妻がロシア警察当局に逮捕された。ロシア当局メディアやCNNなどが26日までに報じた。犠牲者は18年前の99年から30人に上るとみられている。警察当局はすでに7人の犠牲者の身元を確認しているという。」

 17歳ころから18年間の間に30人を殺して食べるような人物がいても、これまで発覚してこなかったことに驚きをおぼえる。
 こういうニュース記事をみると、日本に生まれてよかったと思う。
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正直は禁物

2017年09月27日 08時04分40秒 | Weblog
社長にうっかり「毎日遊んでいる」 1週間後に驚きの辞令 ななつ星のJR九州会長
 「「唐池くん、今はどんな仕事をしているの」。1989年2月、本社の廊下で石井幸孝社長に声をかけられました。「営業部販売課で面白いイベントを考えたりして、毎日遊んでいるようなものです」。実際、充実していたのですが、いやはや率直に答えすぎてしまった。1週間後、突然、船舶事業本部企画課長への異動を命じられました。」
 「正直に答えるのはやめよう。深く反省しましたね。」

 「毎日遊んでいるようなものです」という発言が余計だったようである。
 こういう会社では、「正直者はバカを見る」ため、本音を誰に対しても漏らさないように注意しなければならない。
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食い逃げ解散

2017年09月26日 07時50分14秒 | Weblog
「史上最低最悪の解散」とは歴史を知らない妄言 --- 八幡 和郎
 「歴史家として「憲政史上最低最悪の解散」は何かを検討してみると、昭和12年(1937年)、林銑十郎内閣による解散だというのが普通の考え方だ。
 なにしろ非常時だというので、各政党も協力して予算が成立したのだが、予算が通過するや翌日に口実もなしに解散に打って出て「食い逃げ解散」と批判されたのである。」

 今回の解散について「大義名分がない」などという批判が出ているが、大義名分のある解散の方が少なかった。郵政民営化にしても、今から考えると解散の必要があったかは疑問である。
 さて、例によって八幡さんの明快な解説が出た。憲政史上最低最悪の解散は、「なにもせんじゅうろう内閣」による「食い逃げ解散」だということである。「なにもせんじゅうろう内閣」というところがツボだった。
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組織を選ぶ

2017年09月25日 07時20分56秒 | Weblog
清宮「意中球団」以外なら入団拒否 早大入学、浪人→米留学も視野に
 「「早稲田は基本的にプロ志望届を出した高校生の野球推薦を受け入れていないけど、系属校の早実となれば話は別。推薦で入らなくとも、いわゆるエスカレーター入学がありますから」と意中の球団以外から指名を受ければ、入団を拒否しての早大進学のルートも可能という。さらには“浪人”して米国に留学するケースもささやかれており、まだまだひと波乱あっても不思議ではないということだ。」

 打者なので、投手と違い、大学で酷使され故障する恐れは比較的少ないのかもしれないが、早くプロに入った方がよさそうな素材に思える。
 記事によると、「意中の球団」以外から指名を受けた場合、プロを回避する可能性があるらしい。
 だが、あまりにも組織をえり好みすると、「野球より巨人が好き」だった清原や、「早稲田より巨人が好き」だった桑田のように、プロ入り後力を発揮できなくなったり、引退後に監督などの仕事が来なくなったりするおそれもあることを、老婆心ながら心配したりもする。
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2017年09月24日 08時21分38秒 | Weblog
サンマやスルメイカ高値 台風で水揚げ少なく小ぶり
 「サンマやスルメイカといった秋の魚介類が高値で取引されている。漁の最盛期を迎えたが、台風の影響で水揚げが少なかったり、サイズが小さかったりと全体的に低調だ。卸値だけでなく、店頭も高めの値札が目立つ。飲食店では求めるサイズの魚が手に入らず、逆にメニューを値下げする例も出ている。」
 
 そういえば、「大戸屋」恒例のサンマ定食も、入荷がないということでしばらくメニューから消えていた。
 今では再開しているが、不漁に加え「細身小型」が多く、質が良くないらしい。中国や台湾漁船の乱獲という指摘もある。 
 10年後には、サンマが一般家庭や大衆向け飲食店から消えてしまっているかもしれない。
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職業倫理

2017年09月23日 07時54分06秒 | Weblog
東京地検検事 児童ポルノDVD所持で罰金50万円
 「東京地方検察庁の44歳の検事が子どものわいせつな動画が収録されたDVDを自宅で所持していたとして児童ポルノ禁止法違反の罪で罰金50万円の略式命令を受け、22日付けで辞職しました。」

 高い職業倫理が要求される職業に就いているが、内面には相反する志向を持っているという例がある。
 例えば、「サディスティック人格障害の外科医」、「ペドフィリアの小学校教師」、「自己愛性人格障害の政治家」などがある。極端な例では、強制わいせつを犯した刑事裁判官というのもあった。
 一番実害が大きいのは、政治家だろう。被害が国民・市民全般に及ぶからである。
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住み込み教育

2017年09月22日 07時46分20秒 | Weblog
慶応大ムスリム教授が女子大生を「洗脳」不倫 阿鼻叫喚の奪還劇
 「昨今、不倫が一種のブームとはいえ、立場を利用して女子学生を「洗脳」し、自分との不倫に専従させる教授がいたら、身の毛がよだつ思いはしないか。それが実際、日本を代表する私学にいたのだ。」

 「不倫」とあるが、どうも明らかな証拠はないようで、女子学生が教授の自宅に入り浸っていたというのが真相のようである。
 かつては、弟子が師匠の家に住み込んで勉強したり技術を習得したりすることはよくあったわけだし、師の家に入り浸ること自体が悪いとは言い切れない。もちろん、違法ということもできない。
 法的・倫理的に難しいところがあるので、大学側も介入をためらっているのではないだろうか。
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身代わり

2017年09月21日 07時08分04秒 | Weblog
天竜川転覆事故 元船頭主任に逆転無罪 東京高裁
 「浜松市の天竜川で平成23年、川下り船が転覆し、乗客ら5人が死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた運航会社「天竜浜名湖鉄道」の元船頭主任、小山正博被告(68)の控訴審判決公判が20日、東京高裁で開かれた。大島隆明裁判長は「被告に過失があったと認めるに足りる証拠がない」として、禁錮2年6月、執行猶予4年とした1審静岡地裁判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。」

 少し読んだだけで違和感を覚える事件である。
 実際に船を操縦していた船頭ではなく、「船頭主任」が被告人とされている点が普通ではない。
 というのも、船を操縦していた船頭はこの事故で亡くなっており、ほかに誰か責任を負うべき人物として、船頭主任がいわば身代わりになったような形のようなのだ。
 確かに、船頭を含め5人が亡くなった事故で、誰にも刑事責任がないというのは、被害者の方にとっては承服できないことである。検察も、被害結果の重大性にかんがみて、あえて起訴したのかもしれない。
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