Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

坂井泉水さんを悼む

2007年05月31日 23時39分28秒 | Weblog
ZARDのボーカル・坂井泉水さんが急死
 まあ、入院中の日課だった早朝の散歩の際に、前日からの雨で足を滑らせたという説明が発表されているが、誰も目撃者がいないからイマイチはっきりしない。

ZARD坂井泉水さんブログで悲しむ人々(落合弁護士)
 一昨日夜、知人とカラオケに行きましたが、ZARDの曲を2曲ほど歌って、私なりに追悼しました。その後、テレサ・テンの「時の流れに身を任せ」などを歌いながら、テレサ・テンと坂井泉水が、絶大な人気を誇ったことや謎めいた私生活、早世し多くの人に惜しまれたことなど、共通点があるように感じました。

 「負けないで・・・」という歌詞に励まされてきた人も多かったはずだが、その本人がどうやら自殺したとは・・・。それにしても、テレサ・テンとの共通点に気付く落合弁護士もただものではなさそうである。
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ムダな仕事

2007年05月27日 09時25分30秒 | Weblog
 昔の会社の同僚の部署では、先月「国会待機」による徹夜が結構あったそうである。「国会待機」中に何をするかといえば、万一出番があったときに備えているだけなのである。そういえば、「ミステリー小説評論家」でも知られる財務省の渡辺財務官は、国会待機という無駄な時間を活かすべく、ミステリー小説を読み漁っていたらしい。
 翻って、弁護士の生活を見るに、朝10時から翌朝5時まで拘束される渉外事務所のアソシエイトは別として、一般民事の訴訟弁護士だと、朝10時から夕方6時までの執務というのが平均的な労働時間のようである。サラリーマンと比べると実に短いが、無駄な時間は余りない。家に持ち帰ってする仕事もあるから、実労働時間はこれより長いだろうが、それでも、夜も休日も会社の行事に狩り出されるサラリーマンとは比較にならないだろう。
 思うに、会社というものは、組織としての仕事が多いために、それに要する時間も長い。「組織防衛」、「今後の経営方針」うんぬん。。。だが、どれほど実際にインパクトのある仕事ができているのだろうか?
 うがった見方かもしれないが、本当に必要な仕事だけをしていると、余りにヒマであることが判明するために、何かと忙しいふりをしているのだろうか?
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自由競争

2007年05月26日 07時53分54秒 | Weblog
PINEさんのブログ:
週刊文春の記事を読んだ。
 政府の増員計画の根拠となった規制改革・民間開放推進会議では、大量に生み出された弁護士を自由競争させることにより、優秀な人材が自然淘汰で残るという、まさに市場原理が働いていた。就職先も見つからず、社会に放り出された新人弁護士は、そうなるといきなり独立という形を取らざるを得なくなる。「医者でいうなら新人がいきなり心臓手術を行うようなもの。パイロットなら、いきなりジャンボ機を一人で飛ばすようなもの」(若手弁護士)

 これはさすがに言い過ぎで、昔からいきなり独立開業する人はいたし、あの橋下徹弁護士も1年で独立している。
 ともあれ、「一般市民の利益」のために「淘汰された弁護士・受験生」を犠牲にするのは、「他人の痛みの分からない人」と言われてもしょうがない。しまいには「9人が生き残るためには1人が死んでも仕方がない」と言い出しそうで怖い。
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尋問腕比べ

2007年05月25日 17時33分57秒 | Weblog
 弁護士の腕のよしあしが最も顕れるのは、書面ではなく尋問のテクニックであるといわれる。特に、敵性証人に対する反対尋問は難しいとされる。アメリカの法廷もの映画を見れば、ある程度イメージがつかめるだろう。
 バーディーは、先日、1年目(59期)の弁護士が主催する刑事弁護研究会(模擬尋問)に出席し、先輩方の腕前を拝見した。途中で参加した10年選手、20選手の弁護士のテクニックには、みなが唖然とするばかりであった。
 このように、同業者(いわば商売仇)が互いに自分の技術を披露しあうのは、他の職業では余り考えられないと思う。弁護士だって、普段は手の内を隠すものである。
 こうした類の会合に出ておいて損はないと感じた一夜であった。
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趣味と職業との一致

2007年05月23日 17時25分47秒 | Weblog
 今週1週間だけ、別の法律事務所で修習。だが、この「留学」制度も今年で最後らしい。今回お世話になっている事務所は、実に温厚な方たちばかり。特徴は、自ら認めるとおり、「積極的な営業をしない」こと。
 大型管財事件や刑事特別案件などをいやな顔せずに引受けるため、同業者や裁判所から信頼される結果、仕事が食うに困らぬ程度に回ってくるそうである。
 確かに、盛んに営業をするのは「儲け」を求めるからなのであり、半ば趣味として弁護士をするのならば、あえて営業をしないという手もありうる。これは、「目から鱗」がとれるような話だ。
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立てこもり事件で考えたこと

2007年05月19日 22時07分00秒 | Weblog
拳銃おもちゃの110番、重傷警察官は防弾チョッキ着けず(読売新聞)
 愛知県長久手町の住宅街で、元暴力団組員の大林久人容疑者(50)が警察官ら4人を死傷させ、籠城(ろうじょう)していた事件で、大林容疑者に撃たれて重傷を負った県警愛知署長久手交番の木本明史巡査部長(54)は、防弾チョッキを着ていなかったことがわかった。木本巡査部長が現場に到着する直前、「拳銃はおもちゃだ」との110番通報があり、県警は、木本巡査部長は通報内容を信じたとみている。調べによると、最初の通報は17日午後3時45分ごろ、「父親が拳銃を持って暴れている」という内容だった。ところが、数分後に「父は落ち着いた。興奮するから近づかないで。拳銃はおもちゃです」と、2度目の連絡が入った。

 バーディーは、この事件の本質は、「親子喧嘩」と「夫婦喧嘩」であり、事件性はなかった、従って、長男が警察に通報したことがそもそも間違いだったと考えている。ましてや、2回目の通報(長女がしたらしい)は虚偽を含んでおり、銃刀法違反の犯人を隠避させたともいえるから、家族でなければ犯人隠避罪に問われる可能性もあったのではないかと思われる。
 そもそも、人質にとられた犯人の元妻は、暴力団組員であった犯人と結婚し、子どもをもうけたのである。そして、長男も、こうした父母の関係を当然知っていたはずだし、父と同居していたのだから、父が拳銃を所持していることも知っていたはずである。
 素朴な疑問だが、警察が出動する必要があったのだろうか。結果論だが、警察が近づいたために、犯人が刺激されて拳銃を乱射したというのが真実だろう。長女の言うとおり、「近づかない」方が賢明だったのである。
 それにしても、こんな親子喧嘩・夫婦喧嘩のために命を落とした巡査長がかわいそうでならない。
 
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巨人人気の衰退

2007年05月19日 09時55分56秒 | Weblog
 バーディーは、元は熱烈な巨人ファンであった。高校時代は年に1度父と一緒に巨人戦を観戦しにいくのがきまりとなっていた。大学に入ってからは、東京ドームまで歩いて5分のところ(文京区西片)に住んでいた。CDを買い、各選手の応援歌を暗記した。デー・ゲームの際には、学校をサボってまで観戦したこともある。
 だが、今は全く巨人戦をテレビで観ることはない。落合が入団したころくらいから、「わがチーム」という意識が希薄になり、試合自体も面白くなくなったのだ。
 昨夜、私は久しぶりに球場で野球を観戦した。事務所全員と所長の奥さんも一緒である。バーディーが住む地方都市には、この市をフランチャイズとする球団があり、熱狂的なファンが多い。地元の球団を応援したくなるのは人情というもので、私もいつの間にか○○球団のファンになっていた。
 思えば、かつて私が巨人ファンだったのも、地元に球団がなく、テレビ観戦できるのは巨人戦くらいしかなかったというのが大きい。そのころは、地元球団を熱狂的に応援する阪神ファンや広島ファンを怪訝な目で見ていたものだ。だが、今は自分がそうなっている。
 ところが、わが球場(ドーム)をホームとして、あの巨人が試合を開催するという。もともと本拠地ではないのに・・・。もう巨人は、私には必要ない。
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立てこもり犯の敵と味方

2007年05月18日 07時36分59秒 | Weblog
<愛知立てこもり>防弾チョッキかすめ胸に被弾 林巡査部長

 立てこもり犯だって、眠くなるだろうし、トイレにもいきたくなるだろう。こんな無謀なことをやるのは、正常な発想ではない。ひょっとしたら覚せい剤の影響かとも思える。
 さて、立てこもり犯にとって、唯一ともいえる味方がある。それは、警察や機動隊の動きをリアルタイムで教えてくれるマスコミである。さすがにしばらくして報道規制が敷かれたが・・・。
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生産力至上主義

2007年05月17日 23時03分58秒 | Weblog
 30代の過労自殺が急増。景気回復の影で、「できる人間」の労働量・時間は増加している(らしい)。法曹界も例外ではない。
 ボツネタ経由:
大規模事務所の弁護士は「女工哀史」@ZAITEN6月号18頁
 「入所1年目で年収1000万円は,すごいと言われますが,その代わり,毎日が2時や3時の帰宅。」

 こうした状況は、昔からいわゆる大企業の本店、中央官庁、はたまた勤務医でも同じであった。だが、バブル崩壊を経験して、日本の労働環境はちょっと変わった。ワーク・シェアリングの掛け声にもかかわらず、仕事は一部の企業・人間にだけ集中するようになった。人はこれを「大競争」と呼ぶ。だが、正確には、「生産力至上主義」というべきである。
 次にやってくるのは、かつてのイギリスのように、「理由のない虚無感」と「緩やかな衰退」である。
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クレーム対応

2007年05月17日 07時28分32秒 | Weblog
 昨晩、近所のスポーツクラブに行ったら、近年稀に見るクレーマーがいて、3時間余りもの間、支店長やインストラクターに食って掛かっていた。
 バーディーも、客商売をやっていたので、クレーマーに対しては一応免疫があるつもりである。だが、昨日のクレーマーはちょっと違った。
 「食って掛かる」とはいっても、怒鳴るのではなく、ネチネチと執拗に長時間粘っていたのである。
 これはもっともで、「怒鳴り続ける」というのであれば、10分くらいでエネルギーが尽きてしまう。人間が本気で怒れるのは、せいぜい5分間だという話もある。とすれば、わざと長時間粘ろうとして、ネチネチ作戦を選んだのかもしれない。要するに、営業妨害目的の可能性もあるということである。
 つくづく、クレーム対応というものは難しい。
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