Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

麦わら帽子

2012年06月30日 08時12分43秒 | Weblog
 「人間の証明」では、冒頭で、ある黒人(正確には日本人とのハーフ)が「平河町」の「ロイヤルホテル」の「42階のスカイダイニング」で息絶えるシーンが出てくる。
 この人物のダイイング・メッセージは「ストウハ」(ストロー・ハット)であり、これは、ホテルニューオータニのメイン建物の回転展望台を指すとされている。
 作者の森村 誠一はニューオータニで勤務した経験があり、映画のロケでも使われているので、モデルとされたことは間違いないと思われる。
 面白いのは、微妙に現実と設定を変えているところ。例えば、ニューオータニは紀尾井町にあるし、展望レストランは42階ではなく17階にある。
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反「人質司法」

2012年06月29日 07時58分25秒 | Weblog
痴漢容疑などで逮捕の教諭、処分保留で釈放
 電車内の痴漢事件では、被害者の供述が不自然なことがある。
 私が担当した事件では、被害者が「5秒くらいの間に、パンティーの中に手を入れられ、さらに、膣の中に指を入れられた」と供述したものがある。加害者は、臀部を触ったこと自体は認めたが、指は入れていないと述べていた。結果、勾留請求は却下された。
 昔なら、延々と勾留され、早く釈放されたいために、冤罪でも罪を認めて示談を図っていただろう。勤め人なら会社をクビになるおそれがあるからだ。
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最近の量刑動向

2012年06月28日 07時54分09秒 | Weblog
懲役計50年「重すぎない」 東京高裁、被告の控訴棄却
 判決で気になるのは「最近の量刑動向をみても重すぎるとは認められない」というくだり。だが、「最近の量刑動向」は厳罰化の傾向が強いと指摘されている。
 刑事法規じたいの刑も引き上げられている。例えば、酒酔い運転の罰金の上限は、平成21年に、それまでの50万円から100万円に引き上げられた。
 だが、よく指摘されるように、厳罰化による効果は実証されていない。だというのに、裁判所が「最近の量刑動向」を正面から論じることには、違和感を抱くのだ。
 
 
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オリンピックと選挙

2012年06月27日 07時55分02秒 | Weblog
 衆院で増税法案が可決されたのを受けて、焦点は解散時期の話題に移っている。
 テレビをみると、「9月総選挙」の予想が多いようだが、その理由として、「8月はオリンピックに重なるから」というのがあり、少し違和感を抱いた。
 政権側としては、オリンピックと総選挙を敢えてぶつければ、大負けしなくて済む可能性もあるとは考えないのだろうか・・・。
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処分保留

2012年06月26日 07時37分30秒 | Weblog
酒井法子さん元夫を釈放=麻薬所持容疑、処分保留―東京地検
 もし起訴されて有罪判決を受ければ、前回の刑の執行猶予も取り消され、相当長期にわたって服役することになっていただろう。
 本人は、「禁止薬物と知って注文をキャンセルした」と容疑を一部否認していたとのことで、この弁解が通った可能性もある。ただ、処分保留なので、確定ではない。処分保留で釈放され、後でまた逮捕されたというケースもあるからである。
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腰砕け

2012年06月25日 07時55分29秒 | Weblog
“野田vs小沢”血の週末戦争!造反70人の脅威と露骨切り崩し
 増税法案を可決した後、自・公と小沢・鳩山グループで内閣不信任案を可決するという流れもありうるのだろうか。
 その前に、ニュースで、小沢グループは、「本当に鳩山さんが反対票を投じるかについては懐疑的」としていたのを聞いて笑ってしまった。最後にどっちに転ぶかわからない人だからである。
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売れ行き好調

2012年06月24日 08時32分43秒 | Weblog
法律経済経営図書 専門書取扱 ビジネスブックス  司法研修所内和光店 千代田書店
 私が修習生だったころと同じ店かどうかはわからないが、この店には大変お世話になった。
 当時と違うのは、尋問関係の本がよく売れているということ。後期修習では模擬裁判で尋問があるが、多くの人がそこまで手が回らないというのが実情だった。だが、今では結構熱心に勉強しているようだ。
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動機の問題

2012年06月23日 09時09分20秒 | Weblog
千葉・浦安市女性殺害 逮捕の男「事件後の数日内に捨てた」
 「パチンコや性風俗などに金を費やし、借金があったことも新たにわかり、西岡容疑者は、金欲しさに犯行に及んだ可能性もある」と指摘しているが、それだけで人を殺すものなのだろうかと、多くの人が疑問を抱くだろう。
 だが、刑事事件では、動機に拘泥すると真相を見誤る危険がある。修習時代にもよく言われたのだが、「動機」というファクターは決め手ではなく、犯行・犯人と矛盾がなければそれで足りるという程度に考える必要があるようだ。
 それに、借金を背負った人間の心理を考えれば、合理的に行動することを期待するのが難しいと思われる。
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残る疑問

2012年06月22日 07時59分47秒 | Weblog
看護師殺害 会社員の男逮捕、容疑を認める
 「密室殺人」の真相が明らかになりつつあるが、まだ疑問が多い。
 どうやって部屋に侵入したのか。「女性だから部屋に入りやすい」とは言っても、在宅である可能性が高いのに、どうしてあえて浸入したのか。「気づかれた」から包丁で刺したというが、それなのに争った形跡がないのはなぜか。
 続報を待ちたい。
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名誉毀損の連鎖

2012年06月21日 08時01分44秒 | Weblog
「清武さんへ」原辰徳監督コメント全文
 巨人軍は週刊文春を名誉毀損で訴えるそうだが、そうなると、文春側としては、原監督から金銭を受け取ったという二人組が「元暴力団関係者」であったとの事実が真実であるか、真実であると信じるに足りる相当な理由があること(相当性の抗弁)を主張立証しなければらない。これは、私が見る限り、簡単ではない。ちなみに、原監督は清武氏を名指しで批判しているが、これだって名誉毀損にあたりうる。
 それにしても、週刊文春はこのところ飛ばしているな。
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