Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

辞め時を間違えない

2020年08月31日 07時00分54秒 | Weblog
首相「志半ば」 潤む目、震える声 プロンプターなしの辞任表明
 「約2カ月半ぶりに首相官邸で行われた28日の安倍晋三首相の記者会見は、歴代最長政権の辞任表明の場となった。2007年の第1次安倍政権に続く任期途中での辞任となり、「志半ばで断腸の思い」と沈痛な表情で語った。

 パワハラの相談を受けた際、必ず行う助言がある。
 それは、「自分が一番大切です。病気になったりするくらいであれば、早いうちに仕事を休んだり、場合によっては辞めるというのが賢明な選択だと思います。うつ状態に陥ってしまうと、冷静な判断が出来なくなるかもしれません。」というものである。
 普通に考えて、病気で仕事が出来なくなったり、自殺してしまったりするくらいなら、仕事を辞める方がマシである。
 だが、実際には、辞め時(休み時)のタイミングはなかなか難しい。
 よほど裕福な人は別として、収入が無くなることの恐怖が大きいからである。
 (総理大臣がパワハラの被害にあったり、収入が無くなることで不安を感じることはないだろうが、)辞め時(休み時)については、総理大臣であっても基本的には変わらないはずである。
 仮に、持病をいま治療しなければ取り返しがつかなくなるというのであれば、また、この病気はうつや不安などのメンタル症状を併発することが多いらしいので、そうなる前に休む・辞めるというのは賢明な判断だろう。
 
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理性的心配性

2020年08月30日 06時23分00秒 | Weblog
NYでコロナに感染した世界的日本人医師からの警告 
 「加藤 そこを丁寧に説明するのは行政の仕事であり、専門家の仕事だと思います。その説明が十分でないから、極端に恐怖を感じる人と、恐怖を過剰に語られたせいでこんなことになったじゃないかという人に分断されてしまったのではないでしょうか。要するに、安心を与えられていないんです。
 讃井 たしかにそうかもしれません。私は常々、「“理性的”コロナ心配性になりましょう」と言っているのですが、伝える難しさを感じています。


 「コロナの恐ろしさを心配して政府の政策を批判する意見」と、「コロナの恐ろしさが過大に誇張されているとして報道の仕方を批判する意見」とに二分される状況が生じるのは、専門家の説明不足が理由だという指摘である。
 全くその通りだと思うのは、いまだに感染経路について、専門家から十分な説明がなされていないからである。
 飛沫感染について言えば、「会食」や「カラオケ」が危険であることは分かりやすいが、マスクを着用していても感染する事例(院内感染など)が山ほど出ており、接触感染が疑われるのに、その経路がよく分からないのである。
 タブレット端末での接触感染が疑われる事例(手すり・ドアノブ消毒は徹底したのに…大分の院内感染、盲点になった感染経路)もあるが、これも証明されたわけではない。
 日本医師会などは、「電車のつり革やドアノブ」で接触感染が起こると説明しているが、かといって、電車のつり革や銀行のATMで感染した事例の報告は聞かない(「感染経路不明」に含まれているかもしれないが)。
 こういう状況だから、「理性的」に心配するのではなく、過剰に心配してしまうわけである。
 
 

 
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3000人時代

2020年08月29日 06時24分13秒 | Weblog
司法試験3000人時代が到来

 ピーク時(2003年)には45,372人だった司法試験受験者が、今年は3,703人だという。
 平成27年(8,016人)から続く減少傾向に歯止めがかからず、5年で半減以下となった。
 いまや「合格者3000人時代」どころか、「受験者3000人時代」が迫っている。
 この要因について、「弁護士の経済的価値が低下し,弁護士資格が不合理に高い買い物となったこと」を指摘する向きがある。
 仮にこれが事実だとすると、「経済的価値」をキーポイントとして職業を選ぶ層が法曹を目指さなくなったということかもしれないので、本当にやる気のある人だけが残ったという見方も可能である。
 そうすると、いわゆる「クソな競争」も少しは緩和されたのではないかと思うのだが、最近のロースクールの状況を知らないので、何とも言えない。
 「クソな競争」が信用崩壊の結果であるとすれば、依然として緩和されていないとみるのが自然だろう。
 つまり、いわゆる上位のロースクールにおいては、「最先端のビジネスローヤー」を目指す競争が続いているのではないだろうか?
 
 
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能動態と受動態

2020年08月28日 06時54分40秒 | Weblog
岡口判事を戒告 懲戒、異例の2度目―FBに不適切投稿・最高裁
 「決定などによると、岡口判事は19年11月12日、自身のFBに、東京都江戸川区で高校3年岩瀬加奈さん=当時(17)=が殺害された事件について投稿。遺族が同判事を国会の裁判官訴追委員会に訴追請求したことに触れ、「遺族は俺を非難するよう洗脳された」などと書き込んだ。

 二度目の戒告というのは異例のことである。
 上記表現が侮辱にあたるというのであれば、例えば、「東京高裁は俺を非難するよう遺族を洗脳しようとした」という表現だとどうだろうか?
 つまり、受動態を能動態に変えるのである。
 もっとも、今度は東京高裁が侮辱されたことになるのだろうか?
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いずこも同じ・・・

2020年08月27日 06時37分41秒 | Weblog
岡口基一のボ2ネタ(2020年8月22日)
東大出身合格者が過去最少 国家公務員の総合職試験 人事院
https://news.yahoo.co.jp/articles/1911c2db0c689934a7cbabc93463f60751e985c0
とんでもない違法行為(公文書の大量改ざん等)を強要され、
自殺者が出てても、ろくな調査もされず、
強要した方は全員出世する。
そんなところ、誰も行きたくないよね。東大まで出て


 岡口裁判官が批判しているのはZ省だが、かといって、裁判所や検察庁が魅力的な就職先かといえば、やはり考え込んでしまう。
 裁判所でいえば岡口分限裁判、検察庁でいえば証拠偽造事件で分かるとおり、いずれも「組織の病理」といったものに蝕まれており、Z省はそれが極端だったというに過ぎないのかもしれない。
 「いずこも同じ病める組織よ」といったところだろうか?
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2020年08月26日 06時46分46秒 | Weblog
海面水温“異例”の高さ 台風シーズン警戒
 「今、海面水温は例年に比べて非常に高い状況です。つまり、この状態で台風が発生すると「非常に強い」勢力や、「猛烈な」勢力に発達し、勢力を維持したまま日本に接近する可能性があります。

 今年の日本周辺の海面水温は異例の高さらしい。
 昨年よりも30°C以上の領域が大きいので、このタイミングで台風が発生すると、「猛烈な」勢力に発達するおそれがある、
 今年は、年明けからコロナ、7月は水害といった風に、「禍」ばかり続いている印象があるが、これに台風が加わるとなると、間違いなく今年の漢字は「禍」ということになるだろう。
 今のところ、大地震はないけれど、これもどうなるか分からない。
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能とソーシャルディスタンス

2020年08月25日 06時48分19秒 | Weblog
能の魅力を知る 狂いと狂乱-松風-

 能の公演がようやく再開した。
 但し、客席は間隔をとってあるし、舞台上も、地謡(4人×2列)は列の間に大きなアクリル板を設置するなどの飛沫防止が図られている。
 能の場合、シテは能面をかぶっているので、飛沫防止を図る必要がない。
 対して、ワキは「生きている男性」という決まり事があるし、アイは進行・助演役なので、面をかぶることが出来ないらしい。
 面をかぶるということは、「この世の者ではない(既に死んでいる)」ことを示す意味もあるからである。
 そこで、ワキ、アイが体面でセリフを述べる際の飛沫が問題となる。
 もっとも、そのような場面はあまりないようだし、その場合でも、1~2メートルの距離を確保することで対応できそうだ。
 
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ネタバレ御免

2020年08月24日 06時19分52秒 | Weblog
半沢直樹2-第5話のあらすじとネタバレ

 第1話から第5話までを見逃していたが、第6話を観て、見逃しの件を大いに後悔した。
 なぜなら、このドラマは実在の人物・会社がモデルとなっていて、平成の歴史ドラマとしても非常に価値のあるものだったから。
 ただし、原作者もTBSも、登場人物については巧妙なやり方を用いており、モデルから訴えられないよう配慮しているようだ。
 上のサイトによれば、例えば、白井亜希子国土交通大臣は〇舫議員と前〇議員をミックスさせたもので、帝国航空タスクフォースのリーダー・乃原正太は〇山〇彦氏と辻〇清〇氏をミックスさせているといった風に、「架空の人物」に加工されている。
 いずれにせよ、モデルを知っていたほうが楽しめるドラマといえそう。
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死の欲動(4)

2020年08月23日 06時45分01秒 | Weblog
 お盆休みにテレビで〇鳥〇一モーニングショーを観ていたら、噂にたがわぬ報道姿勢で驚いた。
 「コロナウイルスは極めて危険」「コロナの感染拡大は止まらない」「このままでは大変なことになる」などといった論調なのである。
 コメンテーターの〇川〇氏や〇田〇恵氏の発言も一貫してこの論調で、反対の見解は一切出ない。
 こういう不安を煽るタイプの報道は、視聴率を上げるのには効果的なのかもしれないが、問題なのは、誰の心にもある「死の欲動」を刺激してしまうからである。
 こういう番組は、モラハラの加害者のように、人を傷つけてしまうわけである。

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毒とアレルギー

2020年08月22日 07時30分31秒 | Weblog
ロシアの野党指導者ナワリヌイ氏がこん睡状態に 「毒を盛られた」可能性も
 「ロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(44)が、体調不良を訴えて入院し、こん睡状態に陥った。毒物を盛られた疑いがあると、同氏の広報担当者が20日、明らかにした。
 
 この人は、去年も、収監中にアレルギーに似た症状を発症したことがあるそうである(ロシア野党指導者、「アレルギー」で病院へ 反政府集会を呼びかけ)。
 ロシア国内の病院だと、まともな治療が受けられない可能性があるため、今回はドイツの病院に搬送されるようだ。
 毒や化学物質とも戦わなければならないロシアの政治家の苦難が思いやられる。
  
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