Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

世代間論争

2019年03月21日 08時26分40秒 | Weblog
 先日、たまたまあるメーリングリストで面白いやり取りをやっているのを見つけた。
 それは、贈与を原因とする建物所有権移転登記手続を請求している事件で、62期の被告代理人が、「登記がなされていないのだから、贈与がなされたはずはない」と主張しているのを評して、ベテランの原告代理人が「若手弁護士の質の劣化」を指摘したことが発端となったものである。
 これに対し、「被告代理人の主張は主張自体失当だ」という意見があったが、これに対しては「『若手の質の劣化』などというと、『ベテランの不祥事多発』を指摘されて、議論があらぬ方向に行ってしまう」という意見もあった。
 このメーリングリストは、法曹人口拡大に反対する人たちによって運営されているものだが、司法試験合格者を制限することが、例えば、成年後見人による本人財産の着服を防止することにつながるのかは疑問である。
 「若手の質の劣化」と「ベテランの不祥事多発」は、それぞれ解決方法が異なるのではないだろうか。

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