それでも過失なし

群馬大病院の術後死、新たに１２例が判明
手術で8人死亡「全て過失」・・・しかし医師は刑事責任に問われない可能性が高い理由とは
　このような事件で、被害者の方から、「結果的に事故が起きているし、病院側も過失を認めているのだから、損害賠償は認められるのではないですか？」という相談を受けても、答え方が難しい。
　「悪しき結果イコール過失」というのは、裁判では通じない。群馬大病院のケースでは、おそらく、民事訴訟で過失を立証するのは極めて困難である。なぜなら、「手技の過失」を裁判所はまず認めないからである。
　

観光地

和歌山県が浮上！秋の人気観光地ランキング 最下位に沈んだのは、あの県だった
　トップ１０には、（沖縄を除き）大都市か地方主要都市が並んでいる。
　和歌山が伸びているのは当然で、南紀白浜なら東京から空の便もある。
　最下位の佐賀・茨城は、福岡・東京という強敵がそばにいるのも要因だと思う。「茨城で一泊するくらいなら都内に宿をとる」という人が多いだろう。

経済と軍事

週刊文春9月3日号「池上彰×岩井克人」対談掲載！
　「週刊文春」の「日本的経営で中国危機に備えよ！」の中で、岩井克人先生は、バブル崩壊後の中国の問題点を指摘している。
　共産党が経済的な権益と結びつきを強めていると同時に、経済が政治権力を維持するための手段となっているため、経済が悪化すれば、例によって「反日」を利用して求心力を維持しようとするのではないかというもの。
　だが、「外に敵を作る」という常とう手段も、そろそろバブルと同様に崩壊しないものだろうか。

視力あり

戦国武将の死生観
　信長は幼少期にＡＤＨＤ（注意欠陥性障害）であったこと、秀吉は晩年躁うつ病にかかっていたとみられること、癌で亡くなった武将が結構いることなど、なかなか興味深い内容である。
　意外だったのは、伊達正宗の視力は失われていなかったという事実である。疱瘡（天然痘）の発症が原因で治癒の後、まぶたがくっついた状態になったらしいが、現代の外科技術では簡単にまぶたを開くことができるという。

恫喝

中国紙、抗日パレードで朴大統領を再恫喝「妨害で支障が出た場合、座視しない」
　韓国を取りこんで米国などとの離間工作を図る中国と、それに乗ってしまう韓国をみていると、外交史を勉強することの重要性を痛感する。
　

長生きする人

ノムさん、Ｇ小林のリードをバッサリ「優勝は無理でしょう」
　「ラジオ独占中継したニッポン放送「ショウアップナイター」は、解説に８８歳の関根潤三氏、８０歳の野村克也氏（サンケイスポーツ専属評論家）と合わせて１６８歳のレジェンドを迎えた。」

　対照的な性格の二人だが、関根氏が８８歳というのには驚いた。
　だが、この方は、監督時代は常に冷静・温厚でニコニコしていたし、典型的な「好々爺」の顔立ちだったので、長生きするのも頷ける。他方、ノムさんの方は、根性で長生きするというタイプに思える。

操作しやすい

NYダウ暴落！日本株は売られ過ぎ？なぜ世界同時暴落は起きたのか？
　「ヘッジファンドは今年商品相場などで多額の損失を抱えるところも多く、最も大量に商いができて操作しやすいとされる日本市場で起死回生のリターンを狙っていたものと想定される。」

　東証では盛んにカラ売りが行われており、ヘッジファンドが跋扈していることがわかる。
　それにしても、「操作しやすい」市場として狙われるのは気持ちが悪いもので、何らかの対策があっていいと思う。

言い訳の真偽（２）

弁護士男性局部切断　指とは比較できぬ激痛と吹き出す大出血
　被害者の弁護士は、「フェラーリに乗りたいから弁護士になった」という、典型的な「バブル志向型」の弁護士のようである。
　「バブル志向型」弁護士にありがちなのは、奥さんが専業主婦で、弁護士は毎月家計に十分なお金を入れており、その反面、「俺は外では何をしてもいいんだ」といった類の錯覚に陥っているというもの。

　

職業病

糖尿病とうつ病
　金融機関に勤めていたころ、腎臓・尿管結石を患う人が多いのに驚いていたが、弁護士になると、糖尿病で苦しむ人が多いのに気づく。お客さんや同業者との飲み会が多いせいだろうが、糖尿病と肝臓病は弁護士の二大職業病だと言ってよい。
　ところで、糖尿病をわずらう人のおよそ４割が、うつ病を併発しているか、その疑いがあるという。これが重要なところで、心を病むわけだから、仕事に影響が及ぶ可能性が高まる。
　想像するに、思考がまとまらず書面が書けなくなる、お客さんに会うのが億劫になる、資金繰りが不安でやたらと経費を削減する、などの「症状」が出るのではないだろうか。

Ｎシステム

大阪中１殺害：決め手は防犯カメラの映像　容疑者浮上
　はっきり書かれてはいないけれども、容疑者の車両を追跡するにあたっては、Ｎシステムが活用されたはずである。
　警察は単独犯と断定しているが、追尾を始めた時点で車両には山田容疑者しか乗っていなかったということなのだろう。そして、その時点で星野さんは生きていなかったものと思われる。
　合掌。