Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

身柄と身体

2019年10月31日 08時14分03秒 | Weblog
「判断、もっと慎重に」取り調べの身体拘束NO、九州で拡大 弁護士会が運動展開、全国でも上位に
 「警察が容疑者取り調べのために身柄を拘束する「勾留」について、弁護士が裁判所に取り消しを求める「準抗告」の動きが九州で広がっている。かつてはほとんど認めなかったが、今年6~8月には、九州・沖縄の8県で準抗告250件のうち約4割(98件)で成果があった。

 弁護士が「身体拘束」という言葉を使っているのに対し、新聞社は「身柄拘束」という言葉を使っている。
 おそらく、法曹については、司法研修所での刑事弁護の最初の講義で、「身体拘束」の語を用いるよう指導されるはずである。
 「身柄」というと、何やら抽象的で、「モノ」を扱うようなニュアンスを帯びる。そもそも「柄」の意味が分かりにくい。 
 だが、拘束の対象は端的に言って「カラダ」(身体)なのであり、そのことをストレートに表す「身体拘束」の方が適切なのである。
 状況によっては、「牢屋への閉じ込め」、「腰縄と手錠でがんじがらめ」などという表現でもいいかもしれない。
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人的補償

2019年10月30日 08時19分11秒 | Weblog
どうなる巨人のプロテクト 「FA補強」で人的補償に苦悩必至
 「巨人が意中の選手の獲得に成功した場合に生じるのが「人的補償問題」だ。昨年は、広島から丸佳浩外野手(30)、西武から炭谷銀仁朗捕手(32)をFAで獲得。丸、炭谷の獲得に伴い、人的補償が発生した。広島には長野久義外野手(34)、西武には内海哲也投手(37)が人的補償として移籍。巨人のベテラン生え抜きの移籍は、球界に衝撃が走った。

 第二次藤田政権時代の巨人は「投手王国」と呼ばれていた。
 現在はその反対で、当時を100とすれば、40くらいしかないのではないだろうか。
 当然、FAでの強化ポイントは投手陣ということになり、その代わり、プロテクトから外れる野手が多くなるだろう。
 原監督のスタンスからすれば、亀井選手のようなベテランがプロテクトから外れる可能性もある。 
 「投手王国時代」の投手は生え抜きばかりだったわけで、今のソフトバンクのように、「投手だけは自前で育てる」という発想に立ち戻ってもいいように思う。
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起業家精神

2019年10月29日 08時28分58秒 | Weblog
本田宗一郎(本田技研工業)
 「開戦後の1942年に軍需省の斡旋で、トヨタが40%の資本参加をし(トヨタから社長が派遣され、宗一郎氏は専務に降格し)、戦時中はピストンリングだけでなく、軍艦や航空機の部品も手がける軍需工場となりました。そして、戦争での空爆と三河地震で工場が壊滅的な打撃を受け、戦後の1945年に宗一郎氏はトヨタに会社を売却して退社しました。

 東海精密の株式をトヨタに売却した理由について、本田宗一郎氏は、のちに「小姑のような」トヨタの介入が耐え難かったからだと述べている。
 起業家にとって、やはり自由と独立は大事ということのようである。
 「ベンチャー企業の数を20XX年までに○○○社に増やす!」などと国が目標を掲げるようでは、起業家は育たないのだ。
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仕事に戻れ

2019年10月28日 08時16分26秒 | Weblog
'Go back to work': Outcry over deaths on Amazon's warehouse floor
“After the incident, everyone was forced to go back to work. No time to decompress. Basically watch a man pass away and then get told to go back to work, everyone, and act like it’s fine,” said another Amazon worker on the shift.
(「事故の後、だれもが仕事に戻るよう命じられた。息をつく暇などないのだ。何しろ、人が亡くなる場面を見た後で、みんな仕事に戻るよう指示され、何事もなかったかのようにふるまわなければならないのだ」と同じシフトだtった他のアマゾン従業員は述べた。)

 アマゾンの出荷倉庫で、ある作業員が心臓発作で倒れたものの、20分放置され、そのまま亡くなったという事件。
 作業のミスを監視するためのカメラ(数分以内にミスを感知する)が、従業員の命を救うためには全く役立たなかったことはショックだが、それ以上にショックなのは、従業員が、'Go back to work'と命じられ、何事もなかったかのような日常を続けなければならないことである。
 生産(力)至上主義がたどり着いたのは、悪夢のような世界だった。
 合掌。
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ずぶとい神経

2019年10月27日 08時09分44秒 | Weblog
チュート徳井は「気持ちいいくらい何もやっていなかったということ」税理士あきれる
 「税務調査が入るのは一般的には3~5年に1回程度なので、その度に指摘を受けていたということ。3回連続で無申告というのは珍しい。相当ずぶとい神経をしている。
 「申告をするのは徳井さん本人。税理士は資料をもらって初めて、書類作成に入ることができるので、一概に税理士を責めることはできない。ただ、職業倫理として頻繁に資料を要求することなどはできたとは思う。

 法人など設立せず、徳井氏個人として吉本興業と労働契約を結び、同社が源泉徴収を行っていれば、おそらくここまで大きな問題にはなっていない。
 法人を設立するのは、節税の常とう手段だが、そのうえで法人税の申告をしないというのには驚く。
 記事を読むと、相談していた税理士がいたようだが、徳井氏側が資料を提出していなかったのではないかと推測される。
 税理士としては、「申告しないと無申告加算税などのペナルティを受けますよ」という注意をするくらいがせいぜいではないかと思われる。
 節税のツケが高くついてしまった。
 
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モデルチェンジ

2019年10月26日 07時58分09秒 | Weblog
ボーイング機に欠陥=墜落事故で調査報告-インドネシア
 「欠陥が指摘されたのは「MCAS」という安全システム。大きなエンジンを搭載したMAXは機首が上を向きやすいため、自動で機首を下げるよう制御する機能だ。しかし、事故機のシステムは、機体の傾きを計測するセンサーに不具合があったため誤作動が発生。不必要な機首を下げる動きを繰り返して失速、墜落したとされる。

 ボーイング737MAXは、現行の737NGを置き換える目的で開発されたもので、モデルチェンジ版である。ANAも導入を予定していたそうである。
 だが、インドネシアで墜落事故が発生し、その原因は自動機首制御システムの不具合であったことが判明した。
 エンジンを大型化したために安全システムを設置することになったが、安全システムに欠陥があったということなので、結局のところ、モデルチェンジが裏目に出た感がある。
 こういうニュースを聞くと、新しい機種の便には乗りたくない気がしてしまう。
 
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若手が伸びる

2019年10月25日 07時07分58秒 | Weblog
江本孟紀氏、“育成が大事”に持論 「若手が伸びる球団、伸びない球団」の違い
 「(ソフトバンクは)育成がうまいというよりは、入ってきた新人をすぐに使うのがうまい。
 「広島はFAの選手は獲らない。獲らないということは、若い選手が育つまで時間がかかる。広島は最近強くなったが、それまでは15年、Bクラスだった。広島は選手が育ってくるとFAで出す。

 江本氏の見解によれば、ソフトバンクは、育成がうまいというよりは実戦で鍛えるのがうまい球団ということのようである。
 広島については、若い選手が育つのをゆっくり待ち、ベテランになるとFAで放出するという、いわば「若手専門」の球団だという。
 逆に、若手が育たず、即戦力をFAで獲得してばかりいるのが、巨人や阪神ということのようだ。
 「育成」という言葉を避け、「育つ」、「伸びる」という言葉を使っているところが江本氏らしい。
 
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食事指導

2019年10月24日 08時24分54秒 | Weblog
もはやマンガの世界・・・強すぎるソフトバンクの育成環境に驚愕
 「ドラゴンズ亀澤選手 ホークス時の話  寮の食事中に栄養士が回っての食事の指導がある。 「正直、鬱陶しいですよ。小学校じゃないんだから」 皆がそう思っているが、皆がそうやって育成から1軍に上がって活躍している実績があるし、皆の体がどんどん変わっていっている。

 ソフトバンク相手に巨人は手も足も出なかった今年の日本シリーズ。
 強さの秘訣の一つには、育成環境が挙げられる。
 注目すべきは、栄養士による食事指導で、特に若い選手に対しては効果的だろう。
 V9時代の巨人に匹敵するチームになった気がする。
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リストラ対象

2019年10月23日 08時23分00秒 | Weblog
「命のビザ」発給後、被整理者に 杉原千畝の履歴書発見
 「履歴書では外務省の退職理由を依願退職としつつ、「(47年)3月の行政整理に際し被整理者に予定せられたる」と記載。ビザ発給後、帰国前の段階でリストラ対象者とされていた。

 「行政整理による整理人員数に関する件」(但し、杉原氏が退官した後のもの)では、各省庁とも原則として3割をめどとして人員削減を行うこととされていた。
 杉原氏は、その対象リストに入っていたということのようである。
 ノーベル平和賞を受けるに値する人物も、当時はこのような扱いを受けていた。
 ロシア専門でありながら、当時のソ連からは敵視されていたというから、ポストがなかったのかもしれない。
 かわいそうな話である。
 
 
 
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無農薬栽培

2019年10月22日 07時34分34秒 | Weblog
 ある朝のこと、前の晩にスーパーで買ったベビーリーフの中に青虫が入っており、結構な量のフンがパックの中にたまっていた。
 普通の人なら嫌悪感を催すところかもしれないが、小学生のころ青虫の飼育が趣味だった私は、何の抵抗もないばかりか、「無農薬栽培」といううたい文句が真実であることを確認し、かえって喜びを覚えた。
 要するに、この商品は、青虫が食べるほど栄養に富んでおり、安全な食べ物だということなのである。
 
 
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