ゴールデンウィークも終わり、各地の人出も自粛されていたような報道です。
そんな成果もあり、コロナも減少傾向らしく、あともうひと踏ん張りと言うところでしょうか。
さて、滋賀県内では、他府県の方の来県は控えてくださいよ―――、ということで、三日月知事さんもCMで言っておられました。
また、湖岸などの駐車スペースの閉鎖などもありました。
閉鎖処置は、まだ当分続くらしいですが・・・。
それでも、通行の車は結構多く、京都・神戸・名古屋など他府県からの来県車が多く目につきました。
まぁ、例年に比べるとグッと少ないと思いますが・・・。
という感じですが、中には無理やり駐車し、バーベキューをしている方も・・・。
そんな中、市役所の方は巡視をされています。
バーベキューをされている方々に声をかけておられます。
なかなか理解は大変だと思いますが、ご苦労様です。
遠く他府県から来られた方からしますと、せっかく琵琶湖に来たのだから・・・、という思いになるでしょう。
それが来たら、湖岸が閉鎖されている、では困惑することに。
そうなると、なんとか停められるところを見つけて停めてしまう。
それがたくさん見受けられました。
市や県の方のバリケード設置にも限界があり、完ぺきではないところに駐車。
難しいところであります。
そんな折、軽トラに乗ったおじいさんを見かけました。
そのおじいさん、どう見てもやんちゃそうな若者が乗った車に声をかけられています。
なんと、注意をされているのか? スゴイおじいさんや。
と、すれ違いざまに思いました。
そして、別のところでもまた同じような声掛けをされていました。
個人的に声掛けとは・・・。
ありゃ???
ちょっと違うような・・・。
見れば、片手に何か持っておられます。
それは、「わらび」のようです。
採ってこられて、それを袋に入れて売られているようです。
いやぁ、この逞しい商魂に驚きです。
怖いもの知らずというか、とにかく売ろう、という行動です。
ただ、若者に対して「わらび」は売れないのでは・・・。
ましてや、あく抜きなんかもしなければいけないし。
ということで、自粛要請の続く中、琵琶湖岸に無理やり車を停めている他府県の若者たちに対して、生の「わらび」を売りに行くおじいさん。
逞しさに脱帽です。