オカリナと水泳日記、あ、うつ病と拡張型心筋症なども

病気は「ついで」かい!というようなタイトルですが(苦笑)。
古い記事はうつ病との闘いの記録?や花作りがメインです。

ハナさんへ。徒然雑草の続き。

2006年08月28日 | 徒然雑草(うつ病・拡張型心筋症のこと)
コメントにしようと思っていたんですが、長文になりそうなので記事にしました。
ゆっくり、体調(脳調)の良い時に読んでくださいね。

***

正直なところ、それ(徒然雑草2)以上の「気づき」は得られていないんですf(^ ^;)。

何から書けば良いか少し悩むんですが、私もウツになった理由のひとつに「燃え尽き症候群」がありました。

と言いますか、他にも労働組合でのリストラ対策とか、子どもが生まれて生活が一変したとか、ホント細かいことが積み重なってウツに陥ったと思っています。

ただ、それは全て外的なストレス「要因」であって、それをストレスと感じるかどうか、という根本的なことは自分の価値観・思考パターンという「内的要因」による物、と思っています。

少し話しがそれるかと思いますが、最近びっきぃはウツを「完治」させるには2回休職しないといけないんじゃないか、と思うようになっています。

なぜかと言うと、一回目の休職というのは、とにかくウツの症状を押さえ込むことに意識が集中して(病院での治療もそうだし)、普通の人間?に戻ることを、至上目的のように考えてしまうものです。

確かにウツ病というのは、症状は脳内神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンが減少することによる、憂鬱感・疲労感・意欲減退・希死願望といったものです。

しかしながら、ウツ病の本質というのはその患者に対して、今までの生き方・価値観といったものを、「問い直してくる」病気だと思うようになりました。

そういった、自分の「生き様」というものを客観的に振り返り、良いところは良い、悪いところは悪い、とゆっくりじっくり考えることが、本当にウツを克服するために必要だといえるのではないか、と思うのです。

だから薬はあくまでも、そういったことを振り返り考えることが出来る状態にまで、とりあえず脳を回復させる、に過ぎない、とも思っています。

***

ちょっと自分の言いたいことが先走ってしまいました。ごめんなさい。
ハナさんの、「後輩に仕事が渡されて、自分が職場にいる意味があるのかな」という思いについて、勝手なことかもしれませんが、私の考えを書きますね。

私は会社に入って14年目になります。この前提でハナさんとはちょっと事情が変わってくるとは思いますが。。。

とりあえず私は、会社に対して一切引けを感じていません。むしろ合計16ヶ月の休業をしたけれども、それでもまだ俺の方に「貸し」があると思っているぐらいで(笑)。

それはともかく、「会社」と「仕事」は分けて考えてはいかがでしょうか?
少し宗教じみていますが、私は、自分の魂を成長させるためにこの世に生を受けている、と思っています。

そこで、自分を成長させてくれるものは何か。
それは「会社」ではなくて「仕事」だと思うんです。

それ以前に「うつ病」に苦しむ、ということが、どれだけ自分の魂を成長させているか、と思うのです(自信を持って良いと思いますよ。)

ちょっと話がそれましたが、「職場にいる意味」があるかどうかは自分の心持次第だと思うのです。他人から見てどうかなんて全く意味のないことです。

お気楽な言い方をさせて頂くと、後輩が仕事をやってくれるなら、新しい仕事をしてさらに魂を高めることが出来る。のではないかと思うのです。

びっきぃは、ウツになる前は、非上場とはいえ資本金50億円の会社の決算を一人で取りまとめていました。
でも今は、一般職がやるような会計伝票の起票をやっています。
でも、もともと営業で経理の基礎業務をしていない自分にとっては、今やるべきことをやらせてもらっている、と考えるようにしています。

この「一般職がやるような仕事」が、今の私にとっては一人前の経理マンになるための「修行」になると思ってやっています。

うだうだと書きましたが、言いたいことを一言(かな)でいいますと、「職場にいる意味」なんて考えないで下さい。
「その職場で出来る仕事によって自分が成長できるのかどうか」というように考えてみてはいかがでしょうか。

ただ最後に一言、ハナさんのブログなどを読ませて頂いていると、今はまだとにかく頭と心を休めることが大事なんじゃないか、と思います。

そして、少し余裕が出来てきたときに、先に述べたように、ハナさんの「人生観・価値観・生き方・仕事の位置づけ」といったことをゆっくりと考えてみては、と思います。

それこそ、私が今そういう状況にあります。2回目の休職から復帰して3ヶ月経ちますが、かれこれ半年以上、「自分とは」「仕事とは」「命とは(なぜ生きているのか)」ということを、毎日考えています。

”正しい答え”はきっと死ぬまでわからないんでしょう。でも”間違った答え(考え)”に気づくことは出来ます。

私の場合は、徒然雑草2の通り、他人の評価を自分の安心感としようとしていたことが間違いであったことに気づきました。
まだまだ気づくことはあると思います。
だってまだ35歳。若いぜぇ(爆笑)。もうすぐ36になるけど。。。

ということで犬年で歳男のびっきぃの酔談でございました。

とにかく焦らないでね。人生、先は長いよ!!

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3 コメント

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ありがとうございました。 (ハナ)
2006-08-30 11:37:15
びっきぃさんのコメントを読んで涙出そうになりました。色んな感情はありますが、今は大分落ち着いています。プリントアウトもしました(笑)
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つたない文章で… (びっきぃ)
2006-08-30 11:54:27
…すみませんでした。

ハナさんの何かの力になれば幸いです。



お互い焦らず行きましょう、および、生きましょうね。(^O^)/
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はじめまして。 (じん)
2006-09-12 11:17:18
「命とは(なぜ生きているのか)」と考える、びっきぃさんになら関心を持ってもらえると思い、私の「人生を考える人を応援する」というブログを紹介します。

足を運ばれ、コメントなど、残して行って下さると、嬉しく思います。
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