オカリナと水泳日記、あ、うつ病と拡張型心筋症なども

病気は「ついで」かい!というようなタイトルですが(苦笑)。
古い記事はうつ病との闘いの記録?や花作りがメインです。

大相撲の八百長疑惑から法治国家のあり方について考える。

2011年02月06日 | 時事ネタ(独善的見解)
ほーんと、久しぶりの時事ネタ。

ずっと自分のことで精一杯だったからね(苦笑)
よーやく世の中の出来事に「ツッコミ」入れてみようかな、という気分になったのであります。

んで、

例によって結論から申しますが、今回の一件、「日本相撲協会」に罪はあるのかいなぁ。興行中止や公益法人の認可取り消しというペナルティを受けるほどのことななのかな、と思うのです。

とういうのは、わが国は法治国家であります。

法治国家というのは、人間の精神(良心?)が法律を必要としないまで進化するまでの、次善の社会システムだと思うんですね。

という法律論に基づいて(ってびっきぃは法学の専門家ではありませんが)で今回までの大相撲に関わる不祥事を振り返って検討するとどうでしょ。

「日本相撲協会」に落ち度はあったかなぁ?っと。
協会の構成員に対する監督責任のレベルじゃあないのでしょーか?

罪に問われるべきは、八百長した力士たち個人個人に過ぎないと思うんです。
野球賭博もそう。

法的にはそういう解釈になるのかなあと。ただ公益法人の構成員だから、特別背任レベルの罪には問うべきかもいれませんが、それは専門家が判断すること。

よって、日本相撲協会には監督責任以上の落ち度は無い、少なくとも法的にはね。と思っています。

んじゃなんで、まだ背景もはっきりしてない現段階で、所管の大臣までが認可取り消しに言及するコメントまで出して、諸悪の根源は日本相撲協会にあり、という「空気」になちゃってるんでしょうね。

まさに「空気」だと思うんです。
立て続けに「裏切られた」気分のファンにとっては理屈も論理もなく、怒りの矛先は当然元締の日本相撲協会に向きますわなあ。
その気持ちはびっきぃにもよくわかります。何気に相撲ファンだったりするので。

んで、また大衆迎合主義のマスコミが煽る。
すると、ホントに日本相撲協会が「すべて」悪い、という「空気」が醸成させる。

この勢いで公益法人の認可取り消しなんてことになると、それはもう法治国家の姿ではないと思います。

繰り返しますが、人治国家でもいいとは思うんですよ。ただしそれは国民一人ひとりの心が十分に成長し哲学的かつ根本的・基本的な価値観を共有できるくらいにまで成熟した時、の話です。

今はまだ人類は法を持って価値観の共有化を図っているわけでして。

なので今回思うんです。
このままの「空気」で日本相撲協会の公益法人認可取り消し、なんてことになると、わが国は法治国家ではなくなってしまう、とつい大げさ(でもないよな)に考えてしまうのでありました。



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4 コメント

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突っ込め! (zu-tan)
2011-02-08 10:03:38
世事に突っ込む、ええことや。世事に疎いのは、国債に疎いおっさんよりはましやけど、世の中は、世事に突っ込む人が変えて行く。ツイッターは、世事への突っ込み人の大行進。でも、この突っ込みやが、マスコミの欺瞞と捏造を暴き、小沢一郎の冤罪を立証しょうしている。明日は、権力に小うるさいハエのような人たちがつくり変える。革命家の時代は終わった、なんてね。
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まさに空気 (佐倉純)
2011-02-09 00:00:58
なんとなくこういうことがおきると、祭り上げるというか、誰か悪人に仕立て上げないと気に済まない空気、確かに存在しますね。
それも割合表面的になぞって本質を突かないまま、別の話題がおきるとそこに移っていく・・・。

もっと本質的にツッコミをいれて解決を!と思う反面、本質とか真理とか、世の多くの人にとってはどうでもいいことなのかも知れません・・。
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Unknown (Unknown)
2011-02-10 11:32:08
プロレスの団体を公益法人に認定できない理由は"興業”だからです。相撲は興行ではなく”伝統スポーツ”であることに意味がある。これだけの不祥事が発覚すると、興行にすぎないと世の中の人は見始めている。神事であり伝統であった相撲こそ日本人にとって重要であることを忘れたはならないと思います。
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Unknown (びっきぃ)
2011-02-12 21:06:25
みなさまこんにちは。
コメントありがとうございます。

びっきぃの考えは、世の中には「空気」で決めてイイことと、ダメなことがあるんじゃない?という、ある意味当たり前のスタンスです。

で、今回の大相撲の一件(二件?三件?)は、相撲はどうこう言っても日本の伝統文化でもあるし、気楽に「空気」で決めてよいことではないよなぁ。と思うんです。

それこそ、永田町の、実は本質も真理も理想も信念もないただの党利党略の争いのことについて、もっともらしい分析を語るマスコミには、もう一歩突っ込んで、まず「政治」の本質・真理といったことについてわかりやすく、我々「無知な」大衆に教えて欲しいものです。

あれ? 法治国家の話がいつものマスコミ(つーか日本のジャーナリズム)批判になちゃった(苦笑)。
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