先週見頃を迎えたと思った紅葉も、終わりに近づいています・・・
焼岳のカラマツも大分寂しくなりました。
それでも河童橋~中の瀬辺りはまだカラマツの黄葉も残っています。
カラマツの葉っぱのシャワーで遊歩道だけでなく梓川の水面にもカラマツ絨毯が出来ています。
髪の毛に葉っぱが刺さるので散策時は帽子が必須ですね(^^;)
本日は穂高も雪化粧。上高地も最低気温がマイナスになる日もでてきました。シーズンも残すところあと半月です。
先週見頃を迎えたと思った紅葉も、終わりに近づいています・・・
焼岳のカラマツも大分寂しくなりました。
それでも河童橋~中の瀬辺りはまだカラマツの黄葉も残っています。
カラマツの葉っぱのシャワーで遊歩道だけでなく梓川の水面にもカラマツ絨毯が出来ています。
髪の毛に葉っぱが刺さるので散策時は帽子が必須ですね(^^;)
本日は穂高も雪化粧。上高地も最低気温がマイナスになる日もでてきました。シーズンも残すところあと半月です。
10月19日、今シーズン最後の企画イベント、’樹木観察会’が行われました。
前回はシダでしたが、今回は樹木に焦点を当て、秋の上高地をゆっくり徳沢まで歩きました。
上高地の植生の特徴や樹種の見分け方などなど、ときに笑いありのユーモアあふれるガイドの話に参加者も熱心にメモをとっていました。
こちらは上高地で最近有名な「黄門カラマツ」
真ん中の大きいのがカラマツ(水戸黄門)、両脇がウラジロモミ(助さん、角さん)
助さん角さんが黄門様を守っているようです。
他にも、長野県の古名「信濃」の由来になったシナノキや、ハルニレ、イチイなどメジャーな木からマイナーな木まで色々な樹を観察しました。樹から考える上高地というのもいいものです。
散策路は紅葉もいい具合で、ハウチワカエデのきれいなまだら紅葉や、
早々に黄葉し落葉してしまったサワグルミは、すでに冬芽をだし、
樹だけではなく季節の雰囲気も楽しむことができました。
いつも歩いている散策路の樹たちにもいろんな再発見があり、これから違った視点で樹たちを見れそうです。
小雨もぱらついたり、ぽかぽか陽気とはいきませんでしたが、充実した観察会になりました。
穂高神社奥宮例大祭(お船祭り)にいってきました♪
山の安全と神の恵みに感謝する日として、毎年10月8日に明神池の穂高神社の奥宮で例祭が行われます。
天気が崩れることが多いというお船まつり。台風の影響が心配でしたが、昨年に引き続き、晴天恵まれました。「ザ・秋」という感じのさわやかな気候の中大勢のお客様が参加されていました。
厳かな雰囲気の中神事は進み、その後神秘的な巫女さんの舞が奉納されました。
とても美しい舞でした。
その後池での神事も行われました。
雅楽の演奏が明神池に響きわたり、神主さんや巫女さんの乗った2艘のお船が池を進みます。その様は、まるで平安時代の絵巻を見ているようです・・・
そして、こちらが神主さんたちが乗っていたお船。「龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)」と言われます。
龍は水を渡るのに最も早く、鷁(げき:羽の色が白い想像上の水鳥)は風を最も早く飛ぶ鳥として、縁起の良いものとされています。この写真は池での神事後なので、出発前は頭が反対を向いています。
毎年、いい場所で撮影しようと朝早くやら場所取りしているカメラマンや観光客が見られるので、私も1時間くらい前からスタンバイしていましたが、少し遅かったようです・・・
閉山まであと一ヶ月ちょっと。無事に閉山を迎えられるよう祈るばかりです。
余談ですが・・・
お船祭りから帰ってきたら、ビジターセンター前に人だかりが。のぞいてみると・・・
でました!アナグマちゃん。どうやらサルたちが食べて木から落ちたコナシの実を物色していたようです。人に囲まれても逃げるそぶりはまったくなく、写真にとられ放題でした。最近出没率の高いアナグマちゃん。運が良ければ会えるかもしれません♪
涸沢では紅葉が見頃を迎えていますが上高地ではどうでしょう・・・というわけで徳沢まで自然情報収集に行ってきました!
明神左岸~徳沢のサワグルミ、カツラ、サクラ類、カエデ類など広葉樹の色付きはだいぶ進んでいます。
場所によって多少差はあるものの、全体として7割くらいは色付いている印象でした。
↓サワグルミ
↓古池ではヤナギも黄色くなっていました。
↓徳沢方面に行くと河童橋辺りではあまり見かけないトチノキも赤~黄色の紅葉を見せてくれています。
↓ハウチワカエデの斑紅葉もこれはこれで綺麗です。
↓徳沢園近くの遊歩道
↓徳沢園前の大カツラはまだ斑紅葉といったかんじですが、マユミは綺麗に赤くなっていました。
そして徳沢の公衆トイレ前の草むら、1mもないほどの距離でアナグマが一生懸命ご飯物色中。数日前に噂は聞いていたのですが、人がいても全く気にしません。ペットじゃなきゃ有りえない至近距離でした。冬を前に餌探しに必死で人どころではないのでしょうか?うーん、つくづく上高地って不思議なところ・・・(?_?)
明神右岸のカエデ類などの色付きは3割ほどで見頃はまだまだですが、右岸から眺める六百山の紅葉は素晴らしいです。
最後に上高地の秋の主役、カラマツの色付きはまだ1、2割といった感じです。このままいくと、見頃は例年通り10月の20日頃になるでしょうか。
↓今日の河童橋からの穂高