連休どまんなかは快晴

２０００人以上の登山者が入山しているというこの連休、上高地もにぎわっています。
大正池方面の遊歩道は散策する人々が絶え間なく続きます。中間地点あたりでちょっと寄り道を。ここは梓川コースのイチ押しスポットです。梓川の青緑と空の青。穂高連峰も微笑んでいます。

実の季節

そろそろ赤い実が目立ち始めました。
明神方面でまず目をひくのはこちら。
オオカメノキ。名前のとおり、大きな丸い葉が亀の甲羅のよう。
美しく輝く赤に、道ゆく人々は立ち止まってカメラを向けています。

ささうお

久しぶりに新鮮（？）な「笹魚」を発見。
この姿のまま枯れているのは時々見るのですが、緑色のものは珍しい。
それにしても妙な形ですね。、シナノザサに作られた虫こぶです。
タマバエの産卵によって、植物の細胞が変化してしまいました。
その昔、これを見つけると幸せになれるといわれていたそうです。
迷信とわかっていても、ちょっと期待したりして。

焼岳をのぞく

センター内の望遠鏡が、焼岳山頂（北峰）付近に向けられています。来館者は自由に覗いていただけます。
今日は煙もよく見えます。そして登山者もたくさん。

焼岳をのぞむ

台風が通過した途端に、急に空気が秋らしくなってきました。
本日も快晴。ビジターセンターの中からガラス窓を通して眺める焼岳も秋の顔です。
標高２４５５メートルの百名山です。

蛾じゃないの。

ハンゴンソウで吸蜜中の茶色い小さな蝶々は「イチモンジセセリ」です。
河童橋から田代橋までの右岸遊歩道をゆくと、最近はとにかくこの蝶によく出会います。
「なんだ、蛾だ」なんて言われて、本人、蝶としてのプライド、ちょっと傷ついていたりして？そりゃあ確かに地味ですけれど、ほら、よく見るとつぶらな瞳がかわいらしいのです。