オマケにもう1枚。稜線上ではシラビソの実がたくさんできていました。上高地にもシラビソはありますが、背高なのでなかなか上方の実を確認することができません。こちらはちょうど目の高さに見ることができたので、思わず「おおっ!」とひとりで奇声を発してしまいました。
そしてよく見ると、田代湿原が赤く紅葉しているのが見えるではありませんか!いわゆる「草紅葉」です。最近は朝もかなり冷えてきていますから色付きが急速に進んでいるのかもしれません。それにしても、田代湿原て案外広かったのですね。こうして見ると、散策できるのはほんの一部にすぎないみたいです。
快晴の昨日、ちょっとその辺の山に登ってきました。画像は割谷山付近から見下ろした上高地です。割谷山は焼岳と西穂高岳を結ぶ稜線上にありますので、梓川左岸上方からの景色になります。梓川の流れと、点在するホテルの赤い屋根。上高地って、こんな地形になっているのか・・・と鳥になった気分で眺めてきました。
台風一過の早朝、清水川はこんな表情をしていました。朝日がモヤに反射してキラキラ輝きます。水温6℃というだけあって、近くにいるだけで涼しい清水川。実は湧水で私たちの飲料水にもなっています。都会で暑い夏を過ごしている皆様、この画像で爽やかな気分を味わってください。
ゆらゆら揺れますキツリフネ。形がかわいいのでファンも多いようです。花の後にできる種は、はじけるしくみになっていて、触れるとパチンと種が飛びます。ガイドの途中でみつけると、大人も子供も夢中になって種飛ばしが始まります。
田代湿原でモウセンゴケの花が開花中です。今年はけっこう咲いています。直径5ミリほどの小さいお花ですが、木道脇なので葉も花もよく観察できます。食虫植物らしからぬ可憐な花に思わずウットリ。写真撮影はなかなかピントが合わなくて苦労しましたが、なんとなく雰囲気伝わりますでしょうか。