マイヅルソウはカラマツの根元などに群生します。こちらも、がんばって背伸びをしてもせいぜい１５センチくらいの小さなお花です。葉の形が、ツルの舞う姿を連想させるので、この名前が付けられたそうです。なるほど、左右に広がる２枚の葉は緑のツルです。
梅雨入りして、お花たちもひと休みしている感じですが、その分、今咲いているお花はよく目立ちます。オオバミゾホオズキは、大正池方面、林間コースなどで見られます。黄色い小さなラッパです。
梅雨の晴れ間の田代湿原です。
鮮やかなオレンジ色のレンゲツツジと、今年はサギスゲの白い綿毛がたくさん出てきています。
モリアオガエルも「ココココ」と可愛らしく鳴いています。この時期、平日ならタイミングがよければこの風景をひとりじめできちゃいます。
鮮やかなオレンジ色のレンゲツツジと、今年はサギスゲの白い綿毛がたくさん出てきています。
モリアオガエルも「ココココ」と可愛らしく鳴いています。この時期、平日ならタイミングがよければこの風景をひとりじめできちゃいます。
毎年雨が心配される音楽祭ですが、今年は好天に恵まれました。気温20℃を越えて汗ばむ陽気の中、小梨平に設置されたステージ周辺にはたくさんの人々が集まり、更に熱気はムンムン・・・。
そして午後１時の開演とともに現われたのは山本潤子さん。元ハイファイセットの美声の持ち主です。画像はあしびきコーラスの皆さんとの共演。ホトトギスやメボソムシクイが共に唄う、素敵な音楽祭となりました。
そして午後１時の開演とともに現われたのは山本潤子さん。元ハイファイセットの美声の持ち主です。画像はあしびきコーラスの皆さんとの共演。ホトトギスやメボソムシクイが共に唄う、素敵な音楽祭となりました。
ムラサキ科。花の直径は１センチにも満たないほどの小ささです。上高地では川沿いの明るい草地などで咲いています。わすれな草の仲間として人気の高いお花です。不思議なことに、同じ株でも花の色が違います。紫色と桃色が肩を寄せ合って私たちを見上げています。
6月5、6日にかけて“ウェストン祭”が行われました。前日は1200名が徳本峠越えをして、ヤマシャクヤクやエンレイソウ、サンカヨウなどが見られたそうです。本日もお天気に恵まれ、ポカポカ陽気の中、多くの人が参加されました。安曇小の学生による合唱や演奏、日本山岳会による詩の朗読や講演、どれも素晴らしい催しです。気のせいかウェストン碑も微笑んでいるように見えました。半世紀以上に渡って愛され続けるウェストン…これからもどうか日本アルプスを見守っていてほしいものです。