台風18号の影響で延期になったシダ観察会、8名の参加で昨日無事に開催されました。
講師は竹重聡さん。語り上手な頼れる山の達人です。
明神まで歩きながら片っ端からシダを見て歩くという、当ビジターセンターとしては珍しいマニアックな企画。
まずは小梨平で、お馴染みの“オシダ”の確認。
地下茎に毒があるのでかつては殺虫剤としても使われていたとか。
これもよくみかけます。“ミヤマワラビ”
かわいいシダです。
木にしか付かないシダ“オシャグジデンダ”を発見!
みなさん、熱心にメモをとります。
こちらは“ホソイノデ”
裏返すと胞子のうが・・・
“ジュウモンジシダ”
確かに十文字です。わかりやすい。
「何を観察しているのですか?」
「シダです」
「・・・シダ??」
すれ違う方々と、こんな会話を交わしつつ。
明神までの左岸・右岸を歩いて今回みつけられたシダはざっと40種以上。
これまで“オシダ”と思っていたものが、実は違う種だったり。
歩きなれた道沿いに、それだけのシダがまさか生えていたとは。
見分けのポイントを伝授していただいたので、あとは見慣れるしかなさそうです。
ハマルまでにはもう少し知識と時間が必要です。