「上高地を美しくする会」事務局では、
会発足50周年を記念して、涸沢までの体験清掃登山を企画しました。
定員30名です。
お早めにお申し込みください!
「上高地を美しくする会」事務局では、
会発足50周年を記念して、涸沢までの体験清掃登山を企画しました。
定員30名です。
お早めにお申し込みください!
昨日、6月22日、第29回上高地音楽祭が小梨平キャンプ場で催されました。
今回のゲストは渡辺真知子さん。
当日の天気予報は曇り。でも、さすが上高地です。予報は当たらず、雨がふったり止んだり不安定な空模様・・・
それでも色とりどりのカッパを着た大勢のお客様がいらっしゃいました。
まずは、あしびきコーラスのみなさんの歌声で幕を開けます。そして登場された渡辺さん。拍手が巻き起こります。代表曲「迷い道」や「かもめが翔んだ日」など渡辺さんの素晴らしい歌声が上高地に響き渡ります。「かもめが翔んだ日」はこの日のためにアレンジされたという上高地バージョン。最高に盛り上がりました。
画像は、あしびきコーラスのみなさんとの共演。コーラスのみなさんも楽しそうでした。
音楽祭の最中、時折晴れ間がのぞいたりしていましたが、まるで、渡辺さんの力強い素晴らしい歌声が雲を吹き飛ばしてくれたのかもしれません。
あいにくのお天気でしたが、本当に楽しい音楽祭でした。
19日の大雨、暴風大荒れの天気は上高地に爪痕を残していきました。
遊歩道の状況ですが、明神、徳沢方面遊歩道はぬかるみや水たまりで歩きにくい箇所もありますが通行可能です。
大正池方面の梓川コースは浸水などの影響で遊歩道が痛み、当面の間通行止め。そして中千丈沢は迂回措置がなされています。
林間コースの方は通行可能ですが八右衛門沢付近の遊歩道は土砂が流れ込み、歩きづらい箇所があります。↓
咲き始めていた八右衛門沢のショウキランは流されてしまったでしょうか・・・。
サンショウウオやカエルの幼生たちの姿も見えませんでした。無事でいることを祈るばかりです(T T)
しかし悪いことばかりではありません。大雨の前に見頃を迎えていた田代湿原のレンゲツツジはこの嵐を何とか持ちこたえていました!
散り始めているものもありますが、まだ見頃と言っても良さそうです。岳沢湿原のレンゲツツジは散り始めてピークは過ぎてしまった模様ですが、どちらも見たい方はお早めに!ただし遊歩道はゆっくりと!
林間コースではギンリョウソウもニョコニョコ生えだしています。
さて、明日は上高地音楽祭が開催されます。
お天気は一転して晴れの予報、やっぱり悪いことばかりではないですね!
昨日6月14日に田代湿原の様子をみてきましたら、もうレンゲツツジが6分ほどが開花していました。
そろそろ「見頃」と言えるくらいに咲き揃ってきました。昨年に比べ開花は一週間ほど早めです。
散策路では、ベニバナイチヤクソウ、クルマバソウ、マイヅルソウ、ツマトリソウなど、いろいろな花を楽しむことができます。
湿地ではモリアオガエルの声が聞こえ、森ではエゾハルゼミも鳴き始めてきました。
田代湿原で咲き誇るレンゲツツジ
湿原では、サギスゲの白い果穂(種子の包まれた綿毛)も出始めました
ビジターセンター前の小梨にマルハナバチが来ていました。
ホームページのニュースにも載せたのですが、画像が小さかったのでこちらでもマルハナバチをアピールします!
北方で進化したといわれる彼らは全身毛むくじゃら。暖かそうですね~。羽の付け根辺りの毛は特にフサフサしていて貸してください!と言いたくなります。
花の蜜と花粉を主な食糧にしていて、集めた蜜と花粉を足の部分に上手に集めて花粉団子を作り、巣に持ち帰ります。
画像の黒丸で囲ってある部分が花粉団子です。蜜だから、やっぱり甘くておいしいのでしょうか・・・↓
今年は小梨の花付きが良かったので、マルハナバチも沢山の花を前にあっちへこっちへ忙しそうに飛び回っていました。体も花粉だらけ。彼らの受粉活動のおかげで秋には沢山の小梨の実がなるかもしれません。お猿さんや鳥たちは大喜びですね。
因みに上高地では6種のマルハナバチが確認されていますが、マルハナビギナーの私には、まだ何マルハナバチなのか特定できず・・・。図鑑を買ってしまう日も近そうです。
小梨の花の方はさっさと散ってしまったのですが、木によってはまだ見られるものも少々ありますよ。
好天に恵まれた2013年6月9日(日)、ビジターセンター主催、「徳沢バード&フラワー トレッキング」が行われました。
今回は、野鳥と植物の観察をテーマとしており、ガイドに上高地パークボランティアの会の三澤さん、上高地ビジターセンターの前田さんが、植物と野鳥をそれぞれ担当し、徳沢往復を参加者と楽しみました。
今年の春は、暖かな日が続き植物の生育・開花は平年より5日から一週間ほど早め。ニリンソウの花は終盤になっていましたが、見頃を迎えたイワカガミやヤマシャクヤク、咲き始めたベニバナイチヤクソウなどの花々が、参加者を出迎えてくれました。
若葉が薫る新緑の上高地。木々の葉で野鳥の姿は見えづらくなってきましたが、野鳥たちの囀りがシャワーのように降り注いできました。シジュウカラの仲間のヒガラの囀りはテンポが早く、「ツピツピツピ…」などと鳴く声が、〝冷てぇー、冷てぇー〟や〝ワッショイ、ワッショイ〟なんて聞こえるでしょ、と前田さん。参加者からは「あっ聞こえる!」と笑い声が。鳥の声を人の言葉にたとえる〝ききなし〟。メボソムシクイの〝銭取り、銭取り〟や、ホトトギスの〝特許許可局〟などの声を楽しみました。
カラマツの巨樹の前で。
苔むした岩肌に咲くイワカガミ
参加者に大人気のヤマシャクヤク
徳沢にて記念写真!
今シーズン、今後の企画トレッキングも考案中です。
是非、ご参加ください!!
昨日はウエストン祭の碑前祭でした。
10時からの開催に合わせて少し早めにビジターセンターを出発。
正面玄関前ではコナシがすでに8分咲きです。
この小梨、今年はものすご~く沢山の花を付けています。
甘い香りにしばしうっとり。
さて、本題のウエストン祭は、地元小学生の献花から始まります。
毎年この日はいつも以上にニッコリのウエストンさん。
安曇小学校の生徒さんたちは合唱でも大活躍。
「ウエストンの歌」を朗らかに歌います。
時々柳の綿毛(種)が飛んだ来て、すっかり初夏の雰囲気です。
今年の記念講演は女性登山家の渡辺玉枝さんです。
昨年エベレストに登頂した時のエピソードなど、お話してくださいました。
ウエストン祭は“山開き”を告げる行事、
夏山シーズン到来も間近です。