一昨日の夜から昨日の朝方まで大雨が降り、梓川は茶色くにごり濁流になっていました。今朝7時頃小梨平を散策していたら、青くすんだ空ときれいな穂高連峰が顔をだしてくれました。あまりの美しさに、つい見とれてしまいシャッターをきってしまいました。今年も上高地は新緑の時期を迎えました。みなさんも美しい新緑を見にきてください。
雨音で目が覚めるほど、昨夜は激しく雨が降っていました。雪解け水も手伝って、今朝の梓川は濁流に。河童橋に立つと流れの速さに目が回ってしまいます。日曜日の今日はお客様も多いのですが、幸い雨は小降りになり、濡れた新緑のトンネルを、色とりどりの傘が行き交っています。小鳥たちのさえずりも聞こえてきたので、雨はもうすぐあがることでしょう。
古池周辺のニリンソウは、現在5~6分程度の開花といったところでしょうか。場所によってはもうこんなに咲いています。緑ニリンソウもちらほら。今年はピンク色がかった花も多いような気がします。夕方や朝は花びらを閉じていますので、写真を撮るなら暖かい日中がおすすめです。ちなみに、明神橋付近のニリンソウは、現在満開です。
春のお花が次々と開花しています。
「ヤマエンゴサク」(ケシ科)は小梨平や徳沢など、日当たりのよい林床でみつけられます。ニリンソウと仲良しで、よく一緒に咲いています。ニリンソウほど数は多くありませんが、きれいな紫色で存在感をアピール中。ツンと上がったおしりがかわいい、春の妖精です。
「ヤマエンゴサク」(ケシ科)は小梨平や徳沢など、日当たりのよい林床でみつけられます。ニリンソウと仲良しで、よく一緒に咲いています。ニリンソウほど数は多くありませんが、きれいな紫色で存在感をアピール中。ツンと上がったおしりがかわいい、春の妖精です。
上高地の一般的な新緑の見頃といえば5月下旬ごろ~6月初め。でも、今時季の可憐な芽吹きのほうが好きっ!という方もいるのではないでしょうか。
写真は明神からのもの。明神岳を背に赤っぽいサクラの葉、広葉樹や林床の緑などが見事な景色を映し出しています.
写真は明神からのもの。明神岳を背に赤っぽいサクラの葉、広葉樹や林床の緑などが見事な景色を映し出しています.
5月16日
芽吹きが進み、淡い新緑がやさしい上高地の風景です。残雪の焼岳からは静かに煙が立ち上り、梓川は水かさが増して美しいブルーに変わってきました。少し風は冷たいけれど、散策にはちょうど良い気候です。今日は梓川の河原で修学旅行の生徒さんたちが一生懸命にスケッチをしていました。
芽吹きが進み、淡い新緑がやさしい上高地の風景です。残雪の焼岳からは静かに煙が立ち上り、梓川は水かさが増して美しいブルーに変わってきました。少し風は冷たいけれど、散策にはちょうど良い気候です。今日は梓川の河原で修学旅行の生徒さんたちが一生懸命にスケッチをしていました。
昨日の雨が、夜から朝にかけて雪になっていました。積雪は1センチ。六百山もうっすら雪化粧です。しかし、その後すぐに雨へと変わったので、谷間の新雪ははかなく消えてゆきました。あたたかい春だと思っていましたが、やっぱり標高1500メートルの上高地。まだ油断できませんね。道端の春のお花たちも寒そうです。
ヤマアカガエルの産卵がピークを迎えています。林内の水たまりではプルンプルンがあちこちに出没。手のひら以上にも広がるこの塊は、カエル一匹が一回の産卵で産み落としたものです。塊をよ~く見てみると、小さな黒い粒がたくさん入っています。その数は実に数千個。これだけ集まると、なんだかキャビアのようですね。
5月4日。ゴールデンウィーク真っただ中の上高地です。残雪が美しい穂高連峰と賑わう河童橋。遊歩道の雪もほとんどとけて、大勢の方々が散策を楽しんでいます。今年は特に気温が高めなので、今日あたりはTシャツ姿で歩く人も。例年ならまだみぞれが降ってもおかしくないような時期のはずなのですけどね・・・。あまりの暖かさ(暑さ?)に、まだ目覚めたばかりの植物達も驚いていることでょう。