上高地では、野鳥たちの子育てシーズンの真っ只中です。食欲の旺盛な雛に餌を運ぶ親鳥にとっては忙しい季節です。早くも、キビタキやアオジの巣立ち雛を見かけるようになりました。「巣立ち」といっても、ふらふらと短距離しか飛べなく、まだ幼い外見です。親鳥が餌探しの最中には1羽でいることもよくありますが、決して「迷子」ではありません。むやみに保護することで、親と離ればなれになって死なせてしまうかもしれませんし、人が鳥の生き方を、雛に教えることは出来ません。もし、親の帰りを待つ雛がいても、離れて見守ってあげてください!
雨に洗われた新緑が、陽の光に輝いています。ビジターセンターの裏山、六百山の斜面はダケカンバのやわらかい黄緑に覆われ、青空とのコントラストが美しく映えています。稜線から頭を出しているのは通称「ゴリラ岩」。気持ちよさそうに青空を仰いでいるゴリラ君の横顔、小さな画像ですがおわかりになりますでしょうか・・・
小梨平キャンプ場、野外ステージで音楽祭が行われました。今年の出演者は「さとう宗幸」さん青葉城恋唄をはじめたくさんの曲を歌っていただきました。今日は天候もよくたくさんの人達が集まり、一緒に歌を歌ったりとても楽しそうな雰囲気でした。ビジターセンター前では、砂防フェスティバルも行われていました。
第60回ウエストン祭が今日行われました。天気にも恵まれ、「ウエストン祭の歌」の歌で式典が始まり、地元の児童がレリーフに花を献花しました。その他にも詩朗読や記念講演が行われました。青空に歌声が響き渡りとてもいいウエストン祭になりました!!