「音楽業界の今」と題した、中学生の夏休み課題を見てしまった。
大胆なタイトルだが、侮るなかれ。実は私が全然知らなかった事が書いてあった。
10年前、音楽はダウンロードするものになり、音楽は斜陽産業と言われた。
5年前、音楽はライブ活動が盛んになりだし、それが今からは中心になるだろうと予測された。
しかし、SpotifyやApple Musicの台頭により、ストリーミング配信が今や主流。
10年前、5年前の予測は全てハズれ、音楽産業は活況を呈しているという。
「買われる音楽」から「聴かれる音楽」への変換である。
というようなレポートだった。
おそらくは、どこかの専門家の分析の受け売りだとは思うものの、少なくとも私は全く知らない事実だったから、このレポートの価値はかなりある。
Spotifyなんて、全く知らなかったが、それ以降頻繁に名前を見るようになった。
多分、今まではずっと見過ごしていた、ということなのだろう。
その一例で、最近目にした文章。
レディーガガは語る「『あの子はいずれマドンナになる』ってよく言われたけど、その度にこう答えたの『いいえ、アイアン・メイデンになるの。』」
アイアン・メイデンなんて、私は全く知らないが、ヘビメタのバンドだそうだ。
それでSpotifyのストリーム数は、マドンナの1億1000万に対して、アイアン・メイデンは1億6000万。
かつてのヒットチャートは、このような形に変化しているということだ。
40年前に作ったもので稼ぐことも可能、ということになる。
否、ビジネス界は、むしろそれを探しているらしい。いつまでも稼げる定番商品。
Shakespeareやスター・ウォーズの名前が上がっていた。
なるほどねぇ。
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