さて、最近ミシェル・ルグランの自伝のような本を読んだ。ルグランは「シェルブールの雨傘」で有名、と言いたいのだが、最近の若い人はそれを知らなかったりする。
そうすると、もはや説明は不可能。
ちなみに「華麗なる賭け(風のささやき)」をピアノで弾いて聞かせたが、40人くらいの大学生、一人も知らなかった。聞いたこともないという。私はその翌日スーパーマーケットのBGMで聞いたのだが…。
そのミシェル・ルグランが、パリ音楽院であのナディア・ブーランジェに教えを受けていたのは、この本で初めて知った。教えを受けていたどころではない。ルグラン自身が「音楽上の母」と呼ぶほど、重要な存在だとあかしている。
実は昔、ルグランにはがっかりさせられたことがある。
手塚治虫の「火の鳥」が映画化された時、主題歌だけミシェル・ルグランに委嘱された。
これは、と思って子供心にものすごい期待をしたら、全くもってつまらない曲が発表されたのだ。
それ以来、個人的に、ルグランは終わっていた。
しかし、この本のおかげで、一挙に尊敬の対象に変わった。
何と言っても、クラシックもジャズもできるのが良い。
これぞ「ミュジシャン・コンプレ」である。
そうすると、もはや説明は不可能。
ちなみに「華麗なる賭け(風のささやき)」をピアノで弾いて聞かせたが、40人くらいの大学生、一人も知らなかった。聞いたこともないという。私はその翌日スーパーマーケットのBGMで聞いたのだが…。
そのミシェル・ルグランが、パリ音楽院であのナディア・ブーランジェに教えを受けていたのは、この本で初めて知った。教えを受けていたどころではない。ルグラン自身が「音楽上の母」と呼ぶほど、重要な存在だとあかしている。
実は昔、ルグランにはがっかりさせられたことがある。
手塚治虫の「火の鳥」が映画化された時、主題歌だけミシェル・ルグランに委嘱された。
これは、と思って子供心にものすごい期待をしたら、全くもってつまらない曲が発表されたのだ。
それ以来、個人的に、ルグランは終わっていた。
しかし、この本のおかげで、一挙に尊敬の対象に変わった。
何と言っても、クラシックもジャズもできるのが良い。
これぞ「ミュジシャン・コンプレ」である。