一番わかりやすい基準はスピッカートができること。分数楽器では弓の重さが足りず,本格的なスピッカートは期待できないため,一応はフル・サイズの楽器が演奏できる人を対象に考えている。
ここからが「有段者」なので,以下の訓練が必須。
・重音の音階
・マルトレ,フェテ,コーレなどの「槌技(つちわざ/造語です)」ができる。
これらの訓練は,今後しばらく必要だし,重音の訓練は一生ものだ。そのつもりでいていただきたい。
(で,ここまで書いて気づきましたが,これ以外にも訓練しておくべき技術がいくつもあったので,1級から5級に関する記事も「ひっそりと」補筆,訂正してあります。)
代表的なレパートリー
・ベリオ:バレエの情景
・ヴィターリ=シャルリエ:シャコンヌ
・ブロッホ:ニーグン
・バルトーク:協奏曲第1番
・ハチャトゥリアン:協奏曲
・バッハ:無伴奏ソナタ第1番,無伴奏パルティータ第1番