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「反プーチンの正午」に呼応か、大統領選の投票最終日に有権者が列…ナワリヌイ氏支持者を拘束 /ウクライナとロシアの歴史から考える

2024年03月17日 | 政治

「反プーチンの正午」に呼応か、大統領選の投票最終日に有権者が列…ナワリヌイ氏支持者を拘束

読売新聞

ロシア大統領選は17日、3日間の投票日の最終日を迎えた。露独立系メディア独立系メディア「メドゥーザ」などによると、正午にはモスクワ、中部エカテリンブルクなど各地の投票所で有権者が行列を作った。

 2月に獄死した反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻らは、17日正午に投票所に行き、プーチン露大統領以外に投票する「反プーチンの正午」という運動を呼びかけており、それに呼応したものとみられる。独立系人権団体「OVDインフォ」によると、中部ウファでは投票箱にナワリヌイ氏の写真を入れようとした男性が拘束された。

 メドゥーザによると、アルメニアやカザフスタンの露大使館でも現地時間の正午に行列ができた。タイのプーケットでは、正午に「お金で雇われているのではない。私たちは無料で、あなたに反対の投票をする」とのメッセージを掲げたロシア人男性が一時、警備員に拘束されたという。
「反プーチンの正午」に呼応か、大統領選の投票最終日に有権者が列…ナワリヌイ氏支持者を拘束 (msn.com)


【ロシア大統領選】 併合4州でプーチン氏への投票強制を懸念



動画の解説・・・15日に始まった大統領選挙の投票は、ロシアが一方的に併合したウクライナ東部ドネツク州など4つの州でも行われています。 AP通信によりますと、期日前投票の際には、銃を持った軍人と共に職員が投票箱をもって民家を回り投票を強制したり、投票しないと社会保障を受けさせないと脅したりするケースがあったということです。 占領地域において、今回の投票は、ロシアへの忠誠心を試すものだという指摘も出ています。 こうした中、ロシアメディアなどは、ウクライナ軍がロシア占領地域にある投票所を攻撃し死傷者が出たとも伝えています。 (2024年3月16日放送)

なぜかチャンネル桜をはじめ、「ロシア派」がいて戦争に至った長年の歴史をご存じない有名人が多いようだ。ソ連が何をしてきたか・・・ウクライナの農作物が豊作だった年、それを取り上げ、多くのウクライナ人が餓死したこと、古くはウクライナの英雄がコサックを組織してロシア帝国のピョートル皇帝と戦い悲劇の戦死をとげたことは、ヴィクトル・ユゴーの文学や、リストの交響詩「マゼッパ」にも描かれている。
そしてロシア人のチャイコフスキーもオペラ「マゼッパ」を作曲した。

ロシアには巨匠と呼ばれる偉大な演奏家がいた、と自慢しているが、リヒテル、ギレリス、オイストラッフ、スターン、ホロヴィッツなどみんなウクライナ人だ。スターンなど故郷でスターリンによる皆殺しがあり、母親と共に命からがら亡命。彼は長らくモスクワ等でのコンサートを拒否してきた。
つい最近のナントカ条約などではない。またプーシキンの叙事詩にある「イーゴリ公」は実在の英雄でルーシを守る為、草原の覇者のハンと戦った。

WIKI・・・「ルーシの地」(Русьская земля)として登場する。9世紀から13世紀半ばに存在したキエフ大公国の中枢であり、大公国の国号となった。

プーシキンの叙事詩をボロディンがオペラにした。ロシアはほとんどを草原のハーンに占領され、ルーシ(今のウクライナ)の英雄イーゴリが出陣、しかし圧倒的なハーンの軍に破れ捕虜となる。

ボロディン作曲「イーゴリ公~韃靼人の踊り」 (Половецкие пляски) (日本語字幕)





上記の写真はキーウ(キエフ)とモスクワの歴史の発展の対比を表しています。
数字は「西暦」です。・・・以上、長崎純心大学石井望准教授のサイトから。



ブログ主・・・またスターリン体制の中で、「豊作」だったのにウクライナ人が何百万人も餓死したこと・・・
今もウクライナの人たちは忘れません。「ポロドモール」です。

恐ろしいのは今のロシアと北朝鮮が兵器で強く結ばれていること、また北朝鮮の実情も不気味で不安になります。
日本は政治家が程度の低いことで国民を苦しめるのは恥ずかしいことで国辱です。
世界で危機が増えているのに、日本の政治家は「政治の土台」がまるでなっていない。
土台なしでは日本は何も発展しません。

ロシアの大統領選挙はプーチンに強引に決められている、ロシア国内の不満も弾圧で強制的に排除されています。それとバチカンのローマ教皇の節度のない発言です。
ただ「停戦」を言うだけならだれでも言えます。この教皇は日和見で、適当なことを言います。
戦争の歯止めになるどころか、ますます混乱を引き起こしていくようです。

ただ、日本の立場は・・・EUも戦々恐々しているのが現状です。ヨーロッパは何百年という戦いの歴史があるのです。しかし日本はヨーロッパほど長くはありません。まず日本国内を充実させ、能力のある誠実な政治家を求め、提灯持ち政治評論家などに騙されないだけの知恵・知識・感性を持つ人が増えることが必要と思います。あまりにも巨額のおカネを海外にばらまくようでは、日本人は人口が減っていくのに無計画です。

それと「クルド人問題」ですが、川口市では日々危険にさらされている、警察を警察と思わない、少女へのレイプや病院前で大騒ぎするなど、住民に恐怖を与えています。
これなど「観光ビザ」で来日し、そのまま日本に不法滞在しているとききます。
これも国会できちんと話をすべきです。

ブログのティールーム


ベッリーニ「夢遊病の女」~ああ信じられない、思いもしないこの喜び

これはサザーランドやマリア・カラスのような超高音や細かいコロラトゥーラのテクニックを誇る名ソプラノのレパートリーで、ソプラノであっても誰でも歌える曲ではありません。
しかし、イタリアのメッツオ・ソプラノのチェチ―リア・バルトリはそれを軽々とやってのけたのです。
バルトリは60歳前ですが、全く声が衰えていないのは徹底的にベルカントの発声を厳しく仕込まれたからといいます。輝く貴重なシャンパンのようです。聴衆は大喜びです。

Cecilia Bartoli - Ah, non credea mirarti...Ah! non giunge









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