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重要情報をゴミに埋もれさせないよう絵本化 避難所

「総理のご意向」文書

2017-05-17 19:29:34 | 森友・加計・桜
「総理のご意向」文書、松野文科相が答弁「確認したい」 2017年5月17日12時10分
http://www.asahi.com/articles/ASK5K3J9CK5KUTIL00P.html

衆院文科委で答弁する松野博一文部科学相=17日午前10時28分、岩下毅撮影

 安倍晋三首相の知人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画をめぐり、文部科学省が、特区を担当する内閣府から「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向だと聞いている」などと言われたとする記録を文書にしていたことについて、松野博一文科相は17日、「文書自体に関しては確認をさせていただきたい」と答弁した。

加計学園の新学部「総理のご意向」 文科省に記録文書
http://www.asahi.com/articles/ASK5K0494K5JUTIL08N.html?iref=pc_extlink


 衆院文部科学委員会で民進党の玉木雄一郎氏の質問に答えた。松野氏は「国家戦略特区に対する対応に向けた文書は、作成された可能性はあると思う」とも答えた。

 朝日新聞が入手した一連の文書には、「10/4」といった具体的な日付や、文科省や首相官邸の幹部の実名、「加計学園」という具体名が記されたものもある。加計学園による獣医学部計画の経緯を知る文科省関係者は取材に対し、いずれも昨年9~10月に文科省が作ったことを認めた。

 文書のうち、「獣医学部新設に…

https://twitter.com/show_you_all/status/852684035914579969/photo/1









昭恵氏、加計学園でも「名誉園長」 職員連れて催し参加 2017年5月17日22時41分
http://www.asahi.com/articles/ASK5K552FK5KUTIL020.html?iref=comtop_8_01

 獣医学部の新設計画に関し、文部科学省が内閣府から「総理のご意向だと聞いている」などと言われたとする文書が明らかになった加計学園については、加計孝太郎理事長と安倍晋三首相が懇意にしているほか、妻の昭恵氏も関わりがある。

 学園によると、昭恵氏は15年6月から、学園が神戸市で運営する認可外保育施設「御影インターナショナルこども園」の名誉園長を務めている。これまでの国会の質疑で、15年9月には政府職員2人を連れて施設のイベントに参加していたことも明らかになっている。

 国有地売却の経緯が問題視されている学校法人「森友学園」でも、昭恵氏は開設予定だった小学校の名誉校長に就任していた。財務省や国交省が、そうした事情を踏まえて、売却交渉などを学園側に有利になるように運んだのではないかと野党が追及している。


【衝撃】昭恵氏は加計学園でも「名誉園長」だった!政府職員を連れてイベントに参加!(森友にそっくり) 健康になるためのブログ  公開日: 2017/05/18
http://健康法.jp/archives/30116



国民を舐めきっている菅官房長官 小笠原誠治 2017年05月17日
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51719103.html

 本日の記者会見で菅官房長官が次のように言っています。

 (安倍晋三首相の知人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐって、官邸や首相から圧力があったことを示す記録が文書になっていたとの報道について)「そのような事実はない


<加計学園問題>文科省調査「出来レースだ」 毎日新聞 5/19(金) 21:52配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170519-00000107-mai-soci


学校法人「加計学園」が開学予定の岡山理科大獣医学部の建設現場=愛媛県今治市で2017年5月18日、本社ヘリから久保玲撮影


 文書の存在を確認できない--。学校法人加計(かけ)学園が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画を巡り、「総理のご意向」と書かれた文書があったのかについて、文部科学省は19日、調査結果を発表した。文書に名前が出ている関係者からは「内容は真実」との声も上がる中、拙速な調査に「結論ありき」との見方が広がった。

【画像】「総理のご意向だと聞いている」などと書かれている文書


 「これ以上の調査は必要ない」。午後4時からの記者会見で松野博一文科相は言い放った。一方で文書に書かれた内容の真偽については「文科省に捜査する能力はない」と明言を避けた。松野氏が調査開始を明らかにしたのは、この日午前9時半過ぎだった。松野氏の会見後、調査を担当した文科省の義本博司総括審議官は「誠実に職員が対応するとの了解のもとでやっているのでヒアリングは信頼している」と釈明した。

 問題の文書には内閣府が文科省に獣医学部の2018年4月開学を求めるやり取りなどが記録され、文科省幹部と自民党関係者が交わしたとされるやり取りもある。実名で書かれている日本獣医師会顧問の北村直人元衆院議員は自身に関する記述について「99%この通り。文科省との電話を向こうがメモしたものだろう」と語った。獣医学部新設に関して同党議員と意見交換した内容を担当者に伝えたものだという。

 文科省関係者はこれまでの毎日新聞の取材に「昨年9月下旬から10月上旬のやり取りを(担当する)専門教育課がまとめたもの」と証言。ある中央省庁の元官僚は文書の記述について「役人が作成した典型的なメモ。重要なやり取りをメモに残さないことなどありえず、必ずどこかに残っているはず」と言う。

 文書の存在が報道された17日、菅義偉官房長官は「内閣府が『総理の意向』などと言ったことは一切なく、総理の指示もない」と内容を早々に否定した。文科省幹部は官邸と連絡を密に取り合い、19日も戸谷一夫事務次官が官邸を訪れている。ある文科省の職員は「『なかった』という結論は官邸の指示。調査は出来レースだった」と言い切った。【伊澤拓也、宮本翔平、杉本修作】


朝日新聞:菅に反論するように公にされた内閣府が文科省に圧力をかけていたことを示す新資料。こちらには、詳細な日時や出席者の氏名、役職者名まで記載されている のんきに介護 2017年05月19日 08時35分55秒
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/db4c483e097f208d41eab2ae860ceb32




http://tanakaryusaku.jp/2017/05/00015843

《 秋篠宮家と加計学園と安倍首相の浅からぬ関係 》

 加計学園の理事に名前を連ねていた大原美術館理事長の大原謙一郎氏。加計学園グループは倉敷芸術科学大学を擁し、大原美術館とも提携している。大原氏の妹は美智子皇后の実弟夫人である。

 ひょうたん好きで知られる秋篠宮文仁親王は2015年6月、岡山で開かれた全日本愛瓢会総会に名誉総裁として出席。会場は加計グループの岡山理科大学内だった。

 この一週間前には秋篠宮佳子さんが安倍首相の地元、下関で安徳天皇陵に参拝したりもしている。安倍官邸と秋篠宮家のただならぬ近さを、平家のそれになぞらえるのは不謹慎だろう。

 通常なら許されないスピンをやってのけた背景には、官邸と秋篠宮家のあうんの呼吸があった・・・と見るのはうがち過ぎだろうか。


【森友疑獄事件で安倍退陣を】やっっっぱりゴミはなかった 反戦な家づくり 2017-05-17(Wed)
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1642.html

キアラ設計 「ボーリング調査では3m以下にゴミはありません」

酒井康生弁護士 「財務局へ提出やめましょう」

キアラ設計 「調査資料は抹消しました」


この生々しいやりとりのメールが、籠池氏によって暴露された。


提出先が民進党では、使いこなすことはできないだろうが、内容は衝撃的だ。

ゴミがないこと自体は、すでにいくつもの物理的証拠によって明らかだった。私の記事でもしつこく書いてきたが、詳細な検討は下記の青木泰さんの記事に譲りたい。
 森友学園、深部工事の土壌にごみは「ない」と判明
   …国、調査実施せず値下げ決定が明るみ
http://biz-journal.jp/2017/05/post_19109.html


弩級の籠池砲 森友「地下3m以深ゴミなし」で財務省窮地 日刊ゲンダイ 2017年5月17日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/205525


 メガトン級の「籠池砲」だ。大阪市の学校法人「森友学園」の国有地激安払い下げ問題で、民進党プロジェクトチーム(PT)が16日開いた会合に出席した籠池泰典前理事長。小学校建設をめぐり、当時、森友の顧問弁護士だった酒井康生氏と京都市のキアラ建築研究機関、藤原工業などの間でやりとりされたメールを公開したのだが、その中身は仰天だ。ナント! 巨額値引きの根拠となった地下のゴミが「ナシ」と記されていたからだ。

 メールの中身をざっくり言うと、近畿財務局(近財)から、小学校建設地のボーリング調査データ「柱状図」の提出を求められ、その対応についてキアラと酒井弁護士が複数回にわたって対応を協議しているもの。「柱状図」は財務、国交両省が国有地払い下げの際に価格を算出した根拠資料だ。

 両省はこのボーリングデータなどを基に、地中9.9メートルまでゴミが埋まっていたとして、8億円の値引きを決めた――としているが、メールにはこんなくだりが出てくるのだ。

〈ボーリングした位置においては、約3m以深には廃棄物がないことを証明しております〉

 驚天動地とはまさにこのこと。ボーリング調査した業者自身が、3メートル以深にはゴミがないと認めていたのだ。つまり、近財に柱状図を提出したら、ゴミがないことがバレるため、どうしようかと協議していたワケで、結局、キアラは酒井弁護士に〈工事に関わるボーリング調査に関する資料は抹消いたしました〉と報告。しかし、これが事実であれば、ボーリングデータが抹消されたにもかかわらず、財務、国交両省はどうやって「地下9.9メートルのゴミ」を確認し、「8億円値引き」を決めたのか。これまでの国会審議が全て吹っ飛ぶ重大証言だろう。

 その謎を解くヒントは別のメールだ。キアラが、国交省航空局の「安地」氏に対し、〈(ゴミの)処分費単価を送らせていただきます〉〈ご用命いただいておりました小学校建設地のボーリング及び液状化の第三者資料を送らせていただきます〉という内容だ。

 これを文面通り解釈すれば、業者がゴミの処分費用の積算資料を作り、国交省に伝えていたことになる。つまり、財務省は国交省が適正に値引き費用を算出した――と説明していたが、大ウソだったワケだ。

 さらにトドメは、近財管財部統括国有財産管理官の池田靖氏が、キアラや酒井弁護士宛てに送ったメールだ。

〈当局としては5月末を目処に土地の評価額算定を実施し、森友学園との土地の売買契約を締結するべく、作業を進めたいと考えております〉

〈瑞穂の國記念小學院開校に向けご協力いただきありがとうございます〉

■籠池氏とのガチンコ勝負から逃げる財務省

 財務省はこれまで、一貫して森友側と国有地売買について事前協議したことはないと説明してきた。それが〈5月を目処に締結〉なんて具体的時期を提示し、〈ご協力いただきありがとうございます〉だ。森友が国にお礼を言うなら分かるが、なぜ、国が森友にお礼を言うのか。アベコベだ。これぞ、財務省が「国立安倍晋三小学校」建設のために“忖度”して動き回ったという証左だ。

 これだけハッキリとした動かぬ証拠を突き付けられたにもかかわらず、相変わらず財務省はノラリクラリ。民進党PTに籠池前理事長と会合に同席するよう求められたのに、国会審議中を理由に“ガチンコ勝負”から逃げた。最終的に籠池前理事長と入れ替わる格好でPT議員の質疑応答に応じたが、例によって中尾睦理財局次長がチンタラと説明を続け、メールの中身についても「初めて見た」と言うばかり。ただ、新たな「籠池砲」に動揺を隠し切れなかったのも明らか。財務省が完オチするのも時間の問題になってきた。


ゴミはなかったことを証明するメール(森友学園事件) 小笠原誠治 2017年05月17日
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51719072.html


先ず、最初のコピーでですが、近畿財務局の池田氏が関係者に送付したメールです。

 これをみて驚くのは、冒頭から驚くべきことが書かれていることです。

 「いつもお世話になります。瑞穂の国記念小学院開校に向けご協力いただきありがとうございます」・・

もう一つのコピーにも驚くべきことが書かれています。

 ・・で、その業者が言うには、添付した図面は、ボーリングした個所においては、3m以下には廃棄物が存在しないことを証明していると言っています。


売国奴首相の心臓が止まる!<本澤二郎の「日本の風景」(2608) 2017年05月17日
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52174841.html

<籠池爆弾がさく裂>

 一心太助流だと、「殿!てえへんだ、てえへんだ」という場面であろう。売国奴首相の心臓が止まることになるかもしれない。かもしれないとは、議会と言論界がまともであれば、との条件が付く。まともなら、安倍の心臓は止まる。昨日の5月16日、衆院法務委員会が委員長職権で、世紀の悪法・共謀罪を、本日強行採決する方針を決めた。官邸の指示に従った委員長も哀れだが、抵抗する民進党は、森友学園の籠池前理事長の極秘メールで、それこそ強烈すぎる爆弾をさく裂させた。この勝負、野党が結束して体当たりすれば、軍配は野党に上がる。籠池爆弾は、心臓を軽く射抜いてしまう威力がある。

<ごみ処理8億円の値引きはねつ造>

 安倍の大嘘答弁と、妻昭惠の幽閉などから、ストレスいっぱいの国民も、今回の籠池爆弾には驚きというよりも、唖然として声も出ない。

 こんなことが出来るのだろうか、たとえ極右の政治屋といえども、憲法や法律の縛りがあるし、官僚の全てを鎖で縛るわけも行かない。それでいて?

 教育勅語・神道小学校建設のために、広大な国有地をタダ同然に払い下げるための、あまりにも大胆すぎる仕掛けをした安倍夫妻である。競争入札を排除、国交省に土地の代金を決めさせ、さらに財務省を動員して「地中に汚染物質が埋まっている。これの処理に8億円かかる」という嘘で固めた政府上げての、複雑な方程式を用いたのだ

<財務大臣・麻生もお陀仏>

 「ごみ処理に8億円」というねつ造は、首相の犯罪に財務大臣も加担していなければできない。

 このところ、自民党第二派閥結成にいそしんでいた麻生も、自民党OBが指摘するように「悪い政治屋」の典型だ。現に、先日イタリアで行われたG7の財務大臣会議で、岸田外相のお株を奪って、米国の権限もない商務担当者に向かって、北朝鮮脅威論をぶちまくり、それを愚かな番記者に宣伝記事を書かせたばかりである。

 「安倍が倒れたら俺が交代する」と吹聴する吉田茂の孫を、永田町雀は「政治家にも経済人にもなれない、出来損ないの政治屋」と評されている理由もわかる。

 どうやら、安倍後継どころか、本人も議員辞職に追い込まれるだろう。

<公明・国交大臣も関与>

 問題の土地価格を、第三者の鑑定人を追い出して、国交省の役人が出張って、国民の資産をいい加減に測定したことも判明している。

 公明党の石井国交大臣も首だろう。「創価学会機関紙の聖教新聞の広告にゼネコンが大挙して載っている」という噂は、公明党大臣と関係がある。池田大作氏を裏切った太田昭宏は、前任の国交大臣である。利権に走る公明党は、自民党と大差ない。

<野党は結束・体当たりせよ!>

 空前絶後の売国奴犯罪である。売国奴政権を放任しては、ソウルに恥ずかしい。国民に代わって極右政権退治の好機であろう。

 解散を打てない腐敗心臓である。破れかぶれ解散なら、野党に連合政権が転がり込んでくる。民進党が、松下政経塾の右翼議員を排除すれば、すっきりした形で選挙戦を戦うことが出来る。

 小沢よ!野党一本化を実現する時であろう。

 それにしても、籠池爆弾のさく裂には、仰天するばかりである。

2017年5月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


https://twitter.com/ykabasawa/status/864471827812196352 
かばさわ洋平‏ @ykabasawa 6:25 AM - 16 May 2017

政府のウソが明らかに! パレルモ条約の当事者がテロの目的でつくった条約ではないと明確に証言しています。 報道ステーションが伝えました。



極右台頭して国亡ぶ<本澤二郎の「日本の風景」(2607) 2017年05月16日
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52174747.html

<国際協調主義を放棄>

 日本外交の機軸は、いうまでもなく国際協調主義である。日本国憲法は、前文冒頭に「正当に選挙された国会における代表者を通じて行動」し、「諸国民との協和による成果」のもとに、断じて「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのない」日本を宣言している。為政者は、この憲法を尊重・擁護する義務を負っている。だが、極右の政府は、この大原則を放棄して、日本国民の生存権さえも危うくさせている。亡国への道へと突き進んでいることに、国民はそろそろ気付く必要がある。

<中国包囲網に大金投入>

 この5年間の安倍・極右外交は、ひたすら経済的に急成長した中国を封じ込めることに、外交の主軸に据えて、大金をはたいてきた。
 歴史を直視して、友好を大事にするという、当たり前のルールを放棄して、中国を敵視してきた。これを本末転倒と呼んでいる。隣家・隣人を大事にすることは、人間が平和に生きてゆくための基本原則である。これを投げ捨てて、必死で中国脅威論を煽りまくってきた。
 昨日、閉幕した北京でのアジア・インフラ銀行総会で、中国の国家主席は高らかに勝利の前進を手にして、微笑みを浮かべていた。日米孤立を象徴する世界的な経済連携を印象付けていた。中国敵視政策の行き着く先である。日本外交の大失態であるのだが、日本の議会やメディアから、それらしき正当な分析さえも見られない。

<北朝鮮危機を煽って武器購入するアンちゃん外交>

 筆者の友人らは、安倍外交を「アンちゃん外交」とこき下ろしているが、痛くもかゆくもない北朝鮮の核・ミサイル開発についても、脅威を振りまいて、なけなしの財布をはたいて、ワシントンの武器商人のいいなりに武器購入に狂奔する極右外交を、ぼろくそに非難している。
 多くの日本人は、米国の核やミサイルに対して不安を抱いていない。それはロシアや中国のそれにも、である。なぜ、北朝鮮のそれに異常な反発をするのであろうか。
 意図的に、友好外交を放棄して、かの国を脅威・脅威とわめいているためだ。憲法の命じる国際協調主義を貫けば、脅威ではない。拉致問題も1日で解決するだろう。当たり前の外交を放棄する極右外交は、森内閣ー小泉内閣ー麻生内閣と、いまの安倍内閣の場面で、極端に進行した。
 隣人と握手すれば、いいだけのことである。外交は話し合いで処理する。人間の知恵である。その逆を行く極右外交の、裏の野望を見抜く国民でなければならない。

<敵は本能寺(改憲軍拡)にあり>

 極右勢力の基盤は、戦前の国家神道・教育勅語・大日本帝国憲法を信仰するカルト・狂信的な勢力である。依然として「日本は天皇中心の神の国」という、森喜朗元首相ら、戦前の軍国主義に郷愁を抱く輩である。古くは安倍の祖父の岸信介、続く中曽根康弘ら天皇制国家主義を信奉する戦前派である。
 彼らが敵視する標的は、日本国憲法にある。平和憲法を破壊することに、命を懸けているごく一部の極右勢力にすぎない。敵は本能寺にあり、なのだ。平和憲法破壊がカルト右翼の野望といっていい。
 これを実現するための手段が、中国や北朝鮮を敵視する、憲法違反外交なのである。改憲軍拡こそが、彼らの野望である。

<黒幕は財閥>

 黒幕は財閥である。三井住友や三菱の財閥が、極右の背後を固めている。財閥の資金に新聞テレビも屈して、政府批判を止めている。いつまで続くだろうか。日本沈没でしかないことを、いつか気付く時がくるのか?

 腐敗・犯罪首相を支えている黒幕でもある。

2017年5月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


政商・加計爆弾もさく裂<本澤二郎の「日本の風景」(2609) 2017年05月18日
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52174938.html

<文科省内部文書が露見>

 安倍夫妻の息の根を止める爆弾が、相次いでさく裂した。今度は安倍のスポンサーで・政商の加計学園にまつわる重大犯罪である。金額にすると、森友の10億円の40倍以上になるようだ。アベノミクスで日本円を紙くずにするだけではない。国民の資産を次々とタダで払い下げるだけではなく、それに運転資金の手当てまで、自治体から支出させるという前代未聞の加計事件も悪辣で、声も出ない。安倍という極右人間は、何もかもが祖父の戦争責任者の遺伝子を、母親の方から受け継いでいるのだろう。安倍・官邸の指令を記述した文科省の内部文書を、朝日新聞がすっぱ抜いた、というよりも、怒り狂う文科官僚の一部が内部告発したに違いない。

<官僚の決起が安倍・官邸を包囲>

 物事には限度がある。一定の線を超えると、液体だと、外にあふれる。犯罪や悪政の場合は、内部告発者が現れる。東芝の粉飾決算も、内部告発で表面化したものだ。やりすぎると、必ず水は漏れて低い庶民の居場所に届く。
 権力者の嘘は、必ず暴かれるものだ。これはいかなる体制下でも起きる、人間社会のいいところである。嘘つきの安倍と菅は、今回の文科省の内部文書の露見に震え上がっている。その証拠が「怪文書のような」という菅の発言が裏付けている。
 背後での犯人探しに汲々としている悪人の様子を、多くの国民は目撃している。

 いかなる独裁政権といえども、官僚の力を動員しないと、政権は維持できない。官僚が良心に目覚めると、いかなる政権でも崩壊する。ワシントンを揺るがしたウォーターゲート事件もそうだった。
 いかなる為政者も、官僚の全てを奴隷にして、心を支配することは出来ない。

 言及するまでもなく、日本は行財政改革をしないと、政府機関は持たなくなっているが、それでも安倍内閣はそれに目をつむり、官僚群に高額報酬を与えて、内部告発を抑えてきている。しかし、それでも限度を超えた悪辣な犯罪には、内部告発が必ず出てくる。文科省内部文書の露見は、それのハシリである。「加計学園の新学部設置は安倍の意向」という内部文書である。

<特定秘密保護法・戦争法と共謀罪強行に危機感抱く善良な官僚が出てきた!>

 多くの官僚は、愚かな政治屋に従って、行政を粛々と行って、地位と報酬を手にして生きている。政治屋の指示に逆らうことをしない。逆らうと出世街道から、突き落とされるのを承知しているせいだ。特に、安倍内閣のような、自公による独裁体制では「沈黙が金」と思い込んでいる。
 しかし、それでも「もはや許せない」と怒りだす官僚も、霞が関には相当数いる。OBからの怒りの声も聞こえてくる。

 官僚は多くが、優秀に教育されてきている。日本国憲法を読んでいる常識人間だ。極右になじめない。極右に違和感を抱く。宗教票を武器に権力を壟断する公明党にも、内心違和感を抱いているとみて間違いない。

<霞が関の反乱>

 安倍内閣の5年間は、すさまじいほどの極右路線が爆走した。その典型が、特定秘密保護法であり、続く戦争法である。そして現在、悪法の最たる共謀罪まで強行しようとしている。いずれも憲法に違反する。
 「もう耐えられない」と思い詰める官僚が必ずいる。霞が関の反乱である。

 警察・検察内部にも、良心的な役人は必ずいる。安倍・官邸の最大の敵は、霞が関の中にいる。安倍夫妻は既に感じ取っているはずだ。

2017年5月18日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


加計学園新学部文書「書かれた内容 ほぼ事実」 実名記載の北村元自民議員が証言 東京新聞 2017年5月19日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201705/CK2017051902000119.html


北村直人・元衆院議員


 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が、系列大学の獣医学部を国家戦略特区に新設する計画を巡る記録文書が存在した問題で、文書の一部に実名で登場する北村直人・元自民党衆院議員が十八日、本紙の取材に応じ、「文書の自分に関する部分はほぼ事実。昨年十月に文部科学省に伝えた内容だ」と証言した。 (小林由比)

 文書は、文科省が特区を担当する内閣府から「総理の意向だ」などと伝えられたことを示し、安倍首相の意向が同省の政策判断に影響を与えた可能性が出ている。民進党が入手し、菅義偉(すがよしひで)官房長官や文科省は文書を認めていないが、北村氏の証言により信ぴょう性が高まった。

 文書はA4判で八枚あり、北村氏は十月十九日付の一枚に登場。日本獣医師会顧問でもある北村氏が、学部新設を巡って三人の政治家の意見を聞き、文科省に伝えた内容をまとめた体裁をとっている。

 中身は(1)石破茂・元地方創生担当相から「党のプロセスを省くのはおかしい」と言われた(2)国家戦略特区を所管する山本幸三・地方創生担当相から「(新設のための)お金を心配している」と言われた(3)麻生太郎財務相から秘書を通じ「(やらない方向で)決着したと思っていた」と言われた-とされている。


 北村氏は取材に「私の知る限りの情報を文科省に提供したものに、ほぼ間違いない。それを文科省がメモ書きしたものだろう」と話した。

◆文科省 昨秋に一転容認 「総理意向」文書時期と一致か

 加計学園が系列大学の獣医学部を新設する計画の国家戦略特区の導入に消極的だった文部科学省が昨年秋を境に、一転して容認していたことが分かった。「総理のご意向」などとして、文科省が作成したとみられる複数文書は、その内容から、秋ごろに作成したとみられる。 (中沢誠)

 加計学園の系列大学の誘致を目指す愛媛県今治市は、二〇一四年まで十五回にわたり、獣医学部の新設を構造改革特区で申請した。しかし、文科省は「特区になじまない」などとして否定的な態度を崩さず、実現しなかった。

 今治市が一五年六月に国家戦略特区への申請に切り替えてからも文科省は反対し、内閣府のヒアリングで反論を繰り返した。昨年九月十六日のヒアリングでも、「『既存の大学では対応が困難』という特区の条件を満たしていない」と主張し、新設に慎重姿勢を示した。

 獣医学部新設を巡り文科省が作成したとみられる複数の文書は、一部に十月の日付の記載があるほか、昨年十月二十三日投開票の衆院福岡6区補選に触れていることなどから、昨秋ごろの記録とみられる。一部には、内閣府からの伝達事項として「官邸の最高レベルが言っている。文科省メインで動かないといけないシチュエーションにすでになっている」などと記載され、獣医学部新設を巡り、内閣府が文科省に早期対応を迫っていたことがうかがえる。

 加計学園は一八年度開設を目標にしており、昨秋までに制度改正しないと間に合わない可能性が高かった。内閣府は昨年十月下旬に制度改正の原案を作成し、同月二十八日に内閣府から文科省に文案を示した。国会答弁によると、獣医学部の新設に反対していた文科省は十一月二日、制度改正に了承する旨を内閣府に回答。その一週間後、獣医学部新設を認める制度改正が決定した。



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