いつもいつも思ってる?
巨大原発利権発覚!<本澤二郎の「日本の風景」(3450) 2019-09-29 22:51:55
https://ameblo.jp/honji-789/
<高浜原発の関電還流金3億2000万円は氷山の一角>
ついに表面化か。関電の高浜原発建設に対して、地元助役が3億2000万円の金品を、発注主の関電重役らに還流させていた事実が発覚、当事者が記者会見でそれを認め謝罪したものの、火は突風を受けて54基の原発にも波及する勢いである。
「原発建設費の一部が賄賂として関係者の間で流れていたことから、これがいかにおいしいビジネスであるか、高浜原発事件が内外に証明して見せてくれた。311で廃炉を決めたドイツと、反対に再稼働に突き進んだ日本の落差を、利権面でも証明してくれたもの」と、関係者の間で興奮しながら語られているのも頷けよう。
3億2000万円は氷山の一角である。
<保守点検に50億円にも疑惑>
事情通は「メンテナンスだけでも年間、50億円もかけている。これだけでも大変な利権。六ケ所村でも莫大な金が動いている。警備費だけでもものすごい利権。そこに原子力ムラの政治屋など関係者が関与している。警備に関してだけでも、いま警察官僚も緊張している」と指摘している。この原発利権の大爆発で内閣は吹っ飛んでしまうだろう。
原発建設事業者まで巻き込んだ、空前ともいえる莫大な利権の山は、すなわち電気利用者である国民が全額負担してることになるわけである。
前代未聞の犯罪、巨大腐敗を隠しおおせるのか?
売国の電力会社を暴くのはだれか。
<原発村の政治屋・官僚・学者ら54基原発にも>
311を経験しても、再稼働を強行した安倍晋三の日本会議と、政府与党の自民公明党に対して、厳しい追及は必至だ。
「国民の電気料金にも跳ね返っている、全国民を巻き込んだ、空前の腐敗事件であることを、今度の高浜原発事件は印象付けている」のだから。
腐敗は、原発政治屋のみならず、原発官僚から、さらには原発再稼働に関与した学者らにも、魔手が伸びている、と事情通は決めつける。
関電に限らず、54基の原発すべてに同じ腐敗の根は伸びているはずだ。国民は、10月1日の10%消費税実施による景気の底割れと共に、秋の臨時国会を寸分漏らさず監視する必要があろう。
恐ろしい列島を核で沈没させる威力を有している。
<推進する新聞テレビにもおこぼれが>
電力会社の広報宣伝費は、小さな紙の媒体にまで及んでいることを、ジャーナリストならみな知っている。マスコミ接待は底なしだった。この恩恵を受けた新聞テレビの記者は、内心、忸怩たる思いであろう。なぜならば、その接待資金の出所はすべて国民が負担したものだから。
若い駆け出しの記者のころ、首都圏の東電支店の記者クラブを
部屋には冷蔵庫もあり、ビールも冷えていた。そこまでしてブンヤを抱き込む必要を、当時は不思議な思いで眺めるだけだった。
ことほど電力腐敗は、原発以前から社会に浸透していたことになる。無知なぼんくら記者は、その背景に目を向けようとしなかった。恥じ入るばかりだ。
<どう出る大阪地検特捜部>
当面は関西電力事件に絞られる。捜査担当は大阪地検特捜部だ。
森友事件では、検察が逃げてしまい、捜査をしなかった。安倍に忖度した女性特捜部長は、それ故に出世した。恥を知れ、といいたい。今何をしているか。
今回は関電首脳部の犯罪である。
韓国の検察であれば、喜んで飛びつく場面である。担当検事は、いち早く行動を起こしているのか。金沢国税局から資料を入手したかもしれない。国税と検察が連携すれば、金の流れを全て掌握できるはずだ。
本来であれば、大阪地検特捜部検事が奮い立っている様子が、国民のだれもが目に浮かぶところであろう。他方、法務検察は官邸と協議を開始、どう食い止めるか?悪しき作戦を練っている場面も。
国民の監視は、目下、大阪地検特捜部に向けられている。しばし、捜査当局の出方を監視する必要がある。関西方面のブンヤの力量が問われている。
2919年9月30日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
前から言ってるでしょ
シリーズ 原発の深層 第一部・原発マネー②&③ カラ工事疑惑&一億ずつ頂いた きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影 2011-09-07 23:00:39
https://blog.goo.ne.jp/kin_chan0701/e/fac766e8fa788af50fff996bdee6b218
・・覚書公開せず
78年のことです。高浜原発3、4号機の増設を計画していた関電は、町や漁業協同組合に建設協力金を出しました。金額は9億円。当時、町当局は町内の漁協へ3億円を超える金額を支出したと説明しました。しかし、町側は関電と交わした覚書の提示などの書類を公開しませんでした。
ところが、問題になったのは9億円だけではありませんでした。
「当時、助役をしていた森山栄治氏が落とした手帳には、関電から受け取った金額は9億円ではなく24億円と書いてあった」
町議会関係者は原発マネーをめぐる闇の存在を語りました。(つづく)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2011年9月2日付掲載
関西電力3億2千万円“裏金” 今年3月に出回った告発文書【独占入手】〈週刊朝日〉 9/29(日) 15:30配信 AERA dot.
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190929-00000014-sasahi-soci
会見して金品を受け取ったことを認めた関西電力の岩根茂樹社長 (C)朝日新聞社
関西電力の八木誠会長(69)や岩根茂樹社長(66)を含む役員ら20人が関電高浜原発が立地する福井県高浜町の森山栄治元助役=3月に90歳で死去=から、約3億2千万円分の金品を受け取っていた問題を今年3月、告発していた“文書”を本誌は入手した。
【画像】これが関西電力の裏金告発文書
金品を提供していた、高浜町の森山元助役は3億円以上もの資金を地元の建設会社「吉田開発」から得ていたことが金沢国税局の税務調査で明らかになっている。
今年3月10日の日付が振られた告発文書はいきなりこう始まる。
<このたび、関西電力が第2の日産にならぬよう、岩根社長に忠言いたします>
カルロス・ゴーン元会長の逮捕で揺れる、日産自動車スキャンダルを引き合いに出している。そして、森山氏が関西電力に提供してきた資金を調達してきたとされる高浜町の建設会社、吉田開発を名指し。
<吉田開発の脱税、森山氏に対する利益供与だけであれば、国税の査察も入り既に解決~安堵されているやも知れません。以下の大罪があげられます>
<(吉田開発から森山氏に)利益供与された金が、関西電力の八木会長をはじめとする原子力事業本部、地域共生本部などの会社幹部に還流されていたこと>と今回の関西電力の大スキャンダルを、ずばり指摘しているのだ。
そして告発文書は、<大罪に関与した一連の幹部について、その地位をはく奪し、職務から追放><「裏」の世界と決別すること>と関西電力が責任を取るようにと記し、株主総会でケジメをつけるべきと求めている。
関西電力のある社員がこう話す。
「吉田開発、森山氏に税務調査が入っていることはかなり前からうちの幹部は把握していた。バレないと思っていたようですが、国税は甘いものではなかった。それでもバレないと高をくくっていたら、あっと驚く告発文書がまかれたと、社内でウワサになったのは今年の株主総会くらいだった」
しかし、関西電力は金沢国税局の税務調査からの指摘で修正申告には応じたが、公表はしなかった。
幹部の刷新もなく、八木会長、岩根社長体制が継続。告発文書には、関西電力が求めに応じないなら、大株主の大阪市や神戸市、元大阪市長の橋下徹氏、反原発の市民団体、朝日新聞などマスコミ各社などに情報提供すると書かれていた。
「うちが知らんふりを決め込むと、マスコミなどに告発文書が撒かれはじめた。一気に情報が広まってもうちはなんの対応もしない。さらに傷口が大きくなり、マスコミ報道が先行。緊急記者会見で詫びる大スキャンダルに発展してしまった」(前述の関西電力社員)
本来なら、関西電力に原発マネーを提供していたことで、糾弾されるべき森山氏について岩根社長は記者会見でこう庇っていた。
「森山氏には世話になっている」
森山氏を知る、高浜町の原発関連業者の一人はいう。
「森山氏と吉田開発の特別な関係は地元では知られるところ。そして、関西電力との癒着もかねてからささやかれていた。岩根社長が会見で、森山氏に世話になったと庇ったのは、高浜町の“影の町長”とも呼ばれた森山氏の影響力がそれほどすごかったということでしょう」
告発文書の主は、関西電力の役員に提供されていたカネの原資が
<ほかならぬ、お客さまから頂いている電気料金で賄っていること>
と厳しく非難している。まさにその通りだ。
「修正申告した」「今後、調査委員会で調べる」という関西電力。
だが、会長、社長ら20人の幹部が金品を受け取るという前代未聞のスキャンダルの信頼回復ははるか遠い。(今西憲之)
関電「便宜供与ない」 では3億超える金品なんのため? 白木琢歩 室矢英樹 伊藤弘毅、桜井林太郎 米田優人 2019年9月28日06時00分
https://www.asahi.com/articles/ASM9W5DV8M9WPTIL011.html
高浜町で「天皇」とまで呼ばれた元助役・森山栄治氏とは?原発マネーで生きる町での仕事ぶりを聞く 9/30(月) 18:56配信 MBSニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190930-00010001-mbsnews-l18&p=1
福井県高浜町の元助役・森山栄治氏
福井県高浜町の建設会社から元助役の森山栄治氏を通して関西電力幹部に約3億2000万円が流れていた問題。元助役は退職後も原発事業に絶大な影響力を持ち、地元では「天皇」とも呼ばれていたというのですが、どういう人物だったのでしょうか。原発の町で取材しました。
関西電力・岩根茂樹社長 9月27日の会見
『まさに天皇』森山栄治氏とは
福井・高浜町の人口は約1万人。その多くが原発に関わっていると言われています。長年にわたって原発を仕切ってきた元助役の森山栄治氏。地元では有名な人物でした。
「森山さんのことやね。(Qご存知ですか?)はい。(金品の授受は)あんまり良くないと思う。」(地元の人)
関電にとっては怖い存在だったといいます。
「元々地元の有力者で、地域の調整の観点から、様々にお世話になっていた。当該人(森山元助役)との関係が悪化することを恐れた。」(関西電力・岩根茂樹社長 9月27日の会見)
その影響力の大きさを物語る資料があります。高浜町で2002年に刊行された『郷土誌・青郷』。中には、歴史的な武将や地域に貢献した偉人の名が並びます。その中に森山氏の名前が…
『特に原子力発電所の誘致に献身的に取り組み、住民との充分なる対話をつくし、実現にこぎつける。』(森山英治氏について『郷土誌・青郷』より抜粋)
1969年に高浜町に入った森山氏は、1977年からの10年間、ナンバー2の助役を務めていました。
『郷土誌・青郷』にも載る森山英治氏
当時の町長は助役の仕事ぶりについて次のように話します。
「テキパキする感じ。やり手というかそういう感じでしたね。」(田中通元町長(93))
「『相手のことを考えて仕事をしろ』と、最初に言われたのが残っている。」(森山氏の元部下)
一方、強引な仕事ぶりから町内で森山氏はこう呼ばれていたと言います。
「森山さんに逆らったらあかんと。町の職員は庁舎の中でも必要以上に森山さんという名前を使わないし呼ばない。“Mさん”と。森山のMです。MさんMさんと、ひそひそと。」(渡邊孝町議)
絶大な権力を握った森山氏。原発誘致の際も辣腕を振るいました。
「発言力もあるし、まとめる力もあるから。(原発に)反対運動している人でも、あの手この手でやられるから言うことを聞く。関電にとってありがたいから、森山さんを重用した。『天皇』やね、まさに『天皇』。」(元町議)
高浜町にある建設会社「吉田開発」
高浜町の建設会社から森山氏に「手数料3億円」…裏金疑惑
国税局の調査では、地元の建設会社の「吉田開発」から森山氏に手数料の3億円が支払われていたことが確認されています。関電から原発関連の仕事を受注していた「吉田開発」。実は顧問を務めていたのは森山氏で、この3億円は裏金だった疑いが浮上しているのです。
「(吉田開発の)力は強いでしょうね。ビジネスに繋がらないことはしないという話。」(地元の人)
「吉田開発」は原発関連工事の受注により売上高が5年間で約6倍に増えています。主だった産業が無く、過疎化の進む高浜町にとって、経済は原発に依存してきたと言えます。
今年3月にできた音海トンネル 総事業費は55億円
町の人々の生活を支えた「原発マネー」
「今年3月には原発で事故が起きた時のための避難道路が開通しました。」(記者リポート)
高浜原発の対岸にある音海(おとみ)区。これまで集落までの通行手段は原発の真横を通るトンネル1本しかありませんでしたが、今年3月に総事業費55億円をかけて新たに音海トンネルができました。それに使われたのが原発が立地する地域に支給される“交付金”です。
2019年度 高浜町一般会計当初予算案
高浜町の2019年度の予算案を見てみると、歳入全体の105億円のうち約半分の55億円が原発に関連する交付金です。このいわゆる「原発マネー」は図書館や文化会館などの建設に使われ、町の人々の生活を支えてきたのです。
「公共施設とか学校とかも原発のおかげで設備を良くしてもらっているところもある。エレベーターが学校にあったりとかエアコンが完備されていたりとか、他のところとは違うなと。」(地元の人)
「発電所が無かったら建設業は高浜では飯が食えんのちゃう。」(地元の建設業者)
高浜原子力発電所(福井・高浜町)
40年以上にわたり原発と共存してきた福井県高浜町。そんな中、明るみに出た関電幹部らへの金品還流問題。東日本大震災で原発が停止し再稼働の動きが進む中、“不透明な原発マネー”が招いた不信感は再稼働の議論に影響を与えそうです。
「関電そのものには悪いイメージはないが、こと原子力の部門ではここまで強引にやるのはどうかとイメージは悪くなっている。厳しいんちゃうかな、再稼働までの道のりは。」(元町議)
関電幹部の袖下に3億円 キックバックで環流する原発マネー 収賄で逮捕されて然るべき 長周新聞 社会 2019年10月1日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13345
関電マネー還流 “ドン”の原発御殿と疑惑の手数料ビジネス 日刊ゲンダイ 公開日:2019/09/30 15:00 更新日:2019/09/30 15:54
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262531
関西電力幹部らの“原発マネー還流”問題は闇が深すぎる。20人の関電幹部らは2017年までの7年間で、高浜原発が立地する福井・高浜町の“ドン”で元助役の森山栄治氏(今年3月に90歳で死去)から計3・2億円もの金品を受領。さらに、八木誠会長は06~10年にも森山氏から商品券などを受けていたことが発覚した。地元関係者は「この程度では終わらないだろう」と口を揃えるが、森山氏の豪邸周辺を取材すると、氏がいかに“太く”稼いでいたのかが垣間見える。
森山氏の自宅は、JR小浜線三松駅から15分ほど歩いた地区に位置する静かな住宅街にある。広大な敷地を取り囲む高さ約2メートルの塀が、周囲に並ぶ古い日本家屋や小さな旅館の中で異彩を放っている。
「森山」の表札がかかった黒い門の奥には、平屋建ての木造日本家屋が鎮座。真っ白なコンクリート造の2階建ての建物も隣接している。
さらに敷地の隅には、三角屋根で高さ3~4メートルほどの土蔵が立つ。手入れされた松やモミジの庭木が塀に沿う形で植えられ、かすかに色づいていた。庭には複数の石の灯籠まで立っている。古きよき“日本の豪邸”といった風情だ。
登記簿によると、土地は約1000平方メートル。敷地内の日本家屋の床面積は181平方メートルで、コンクリート造の建物は1階部分が同151平方メートル、2階部分が33平方メートルだった。土地を取得したのは、森山氏が高浜町役場に入ってから4年後の1973年。高浜原発1、2号機の建設が着手されたタイミングだ。
「原発誘致に貢献した」(地元関係者)とされる森山氏は今回、地元建設土木会社「吉田開発」から手数料として計3億円を受領。「手数料は、関電の事業を優先的に特定の業者に受注させた見返りじゃないか。森山氏は吉田開発以外の複数社からも、手数料を“徴収”していたとみられている」(前出の地元関係者)との指摘がある。
森山氏は高浜原発の警備を行う警備会社「オ―イング」(高浜町)の取締役も務めていた。関西地方の原発プラント関連会社でも一時期、相談役として迎えられていた。豪邸建設の原資が“原発マネー”だとしたら、森山氏は「ド悪党」だが、近隣住民の評判は意外に悪くない。
「森山さんは、大きな仕事を地元に持ってきてくれていたのに、特に偉ぶった様子もなく紳士的やったわ。今回の一件は何となく皆、知っていたけど、気づかないふりしてきたんや。表沙汰になってしまって複雑ですわ。何があろうと、町の発展のために力を尽くしてきた人なのでね」(近隣住民)
■激高ぶりに町役人は恐々
一方、地元政界関係者の発言からは「紳士的」からはほど遠い森山氏の“正体”がうかがえる。
「森山さんは1987年に助役を退任後、2010年まで教育委員会に所属していました。今から十数年ほど前、教委幹部が関係者を対象とした研修会を主催したのですが、会場が高級ホテル向かいのビジネスホテルの会議室だった。これに森山さんは『何で向かいの高級ホテルじゃねえんだ』と激怒。『オレを何だと思っている!』と怒りが収まらず、縮み上がった教委幹部は急きょ、会場を向かいのホテルに変更したそう。有名な話です」
商品券を受け取っていた八木会長は「返そうとすると激高されたため、自宅で保管した」と釈明。森山氏の“パワハラ”体質に、関電幹部も参っていたのだろうか。
原発マネー3億円が関電幹部の懐へ!森山栄治 八木誠 岩根茂樹 吉田開発! ポコポコちゃんのブログ 2019/09/29 21:30
http://pocop0c0.blog.fc2.com/blog-entry-1956.html
・・13年前から懐に入れていた 13年前は小泉安倍政権 原発マネーが政治家にも流れている
これも李晋三鴻池籠池森友橋下松井オカルト学園とおなじような案件 なのでたぶんうやむやで終わりそうだな 森山栄治も鴻池も死んでるし
福井県高浜町元助役の森山栄治は1975~77年に収入役、77~87年に助役を務めた。福井県の85年に運転を始めた関西電力高浜原発3、4号機の誘致に向けて「大きな役割を果たした。・・
関電疑惑 元助役宅から金沢国税局が「提供先メモ」を押収 日刊ゲンダイ 公開日:2019/10/01 14:50 更新日:2019/10/01 14:50
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262594
27日、記者の質問に応じる関西電力の八木誠会長(C)共同通信社
関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から総額3億2000万円に上る金品を受け取っていた問題で、金沢国税局が昨年1月から行っていた税務調査で、元助役の自宅から金品の提供先や金額などが詳細に記されたメモが押収されていたことが分かった。
国税局がメモをもとに調査したところ、八木誠会長や岩根茂樹社長など関電の経営幹部らの自宅などからリストに記載されていた金品を発見。中には菓子袋などに入ったままの状態で保管されていたものもあった。
また、関電は、こうした事実を昨年7~9月に外部の弁護士などで構成する調査委員が実施した社内調査で把握していたにもかかわらず、その結果を取締役会に報告せず、正式なコンプライアンス委員会にも諮られなかったことも分かっている。
こうした隠蔽体質に批判が相次ぎ、関電は2日午後、八木会長、岩根社長らが改めて記者会見を開き、社内調査の内容を原則すべて公表するとしている。
暗殺計画も…原発マネー還流事件で再注目される関電の“闇” 日刊ゲンダイ 公開日:2019/10/02 15:00 更新日:2019/10/02 22:28
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262664
八木誠会長や岩根茂樹社長ら経営幹部20人に対する約3・2億円の原発マネー“還流”が発覚した関西電力。2日午後、大阪市内で会見を開き、福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(今年3月に死亡)から金品を受け取っていた人物の氏名や金額を含む調査報告書を公表した。20人中、豊松秀己元副社長と鈴木聡常務執行役員の2人が1億円超を受け取っていた。社内処分を受けたのは6人。八木会長と豊松秀己元副社長が報酬の2割を2カ月返上、岩根社長が同2割を1カ月返上。森中郁雄副社長、鈴木聡常務執行役員、大塚茂樹常務執行役員の3人が厳重注意と発表された。
◇ ◇ ◇
「(カネは)一時的に保管していた」「不適切だったが、違法性はない」
先月27日に会見を開いた岩根社長の説明があまりにデタラメ過ぎたために世論批判が噴出。関電は、あらためて会見を開かざるを得なくなったワケだが、今回の事件を機に、俄然、注目を集めている本がある。2011年12月に発売された「関西電力『反原発町長』暗殺指令」(宝島社)だ。
ジャーナリストの齊藤真氏によるノンフィクションルポで、舞台は高浜町。内容は、関電のK幹部(当時)が、核燃料を再利用する「プルサーマル計画」に反対する今井理一前町長の“殺害”を、高浜原発の警備を請け負っていた会社の幹部にほのめかしていた――というもの。K幹部は警備会社が原発の警備のために飼育していた大型犬ベルジアン・シェパード・ドッグ(マリノア)を使うことを提案し、「(町長の)喉元を犬に食いちぎらせたれや」などと発言したとされる。
体質はまるでヤクザか半グレ
にわかには信じられない話だが、本には実行を依頼された告発者が実名で登場。今井前町長も齊藤氏のインタビューに応じた際、「ワシの喉笛を凶暴な犬に食いちぎらせるという、あの話や」と、計画を知っていた場面が出てくるのだ。そして、この本の中で高浜町の「陰の仕切り人」として登場し、「通称エムさん」と呼ばれていたのが森山氏だったという。
いやはや、民間とはいえ、極めて公共性の高い電力会社が、自分たちの意にそぐわないからという理由で町長の“暗殺”を水面下で計画するなんて、ヤクザや半グレと変わらない。サウジ記者殺害事件さながらだ。
「今井さんは保守系ながら、リベラルな考えの持ち主で、本気でプルサーマル計画の危険性を不安視していた。Kは今井さんと怒鳴り合いの喧嘩を繰り返し、周囲に『今井のヤロウを殺してやりたい』と漏らしていた。皆、知っている話です」(地元関係者)
日刊ゲンダイ記者が町内を取材すると、“暗殺計画”は広く知られていて、今井前町長の息子も「本人は高齢ということもあり、見解を示すことは控えたいと申しております」と言いつつも、「過去にそういった報道があったことは承知しています」と否定しなかった。
K幹部はまた、「町をうちのもんにしたらええやないか」とも発言していたといい、原発推進のために町議会の過半数の議員を関電関係者で押さえることも画策していたらしい。これほどのメチャクチャを、一幹部が独断でできるはずがない。会社ぐるみで動いていたと見られても仕方ないだろう。
八木会長や岩根社長は、森山氏から「オレの顔を潰す気か」とすごまれたため、仕方なくカネを受け取ったみたいな説明をしているが、同じ穴のムジナ。それなのに「死人に口なし」で逃げ切りを図ろうとする姿勢がミエミエだ。検察は一刻も早く動くべきだ。
【原発ムラ地獄絵巻】関電裏金 〜「反原発町長を殺れ!」M(森山栄治) 後ろに内藤千百里 ☆Dancing the Dream ☆ 2019年10月01日(火)
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12531558094.html
関電の裏金問題は、原発ムラ地獄絵巻のごく一部ですね。
暴力団への上納金と同じ!電力会社→自民党への“ステルス献金”、過去36年で24億円と判明 「自粛」すり抜け原発の儲けをキックバック 三宅勝久 15:16 10/07 2014
http://www.mynewsjapan.com/reports/2086
原発を持つ主要9電力グループから自民党の資金管理団体「財団法人国民政治協会」に対してなされた関連会社や役員個人経由のステルス献金は、孫会社を含め、過去36年間で24億円超に上ることが政治資金収支報告書の徹底調査でわかった。最も多額を上納したのは、原発比率が高い関電の子会社「きんでん」(旧近畿電気工事)で、2億6千万円にのぼった。原発がない沖縄電力の上納は確認されなかった。地域独占の公益企業という性格から表向き「献金自粛中」の電力会社だが、名義を役員個人にしたり傘下の会社を利用して隠れ献金を続け、それは311原発事故以降も続く。原発ビジネスに前のめりになり、電気料金値上げも許容する安倍自公政権が電力会社に優しい訳は、やはり「金目」だった。(電力会社「ステルス献金」1977年―2012年全データはPDFダウンロード可)・・
献金自粛の電力業界がパー券 原発再稼働求める9社 稲田氏に事実上の献金 赤旗 2018年12月1日(土)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-12-01/2018120115_01_1.html
稲田朋美・自民党筆頭副幹事長の資金管理団体「ともみ組」の政治資金収支報告書から、これまでベールに包まれてきた電力業界からの献金の実態が浮かび上がってきました。原発再稼働を政府に求め、推進してきた電力会社9社がパーティー券代を支出していたのです。
電力会社は地域独占の公益企業のため1970年代から企業献金の自粛を表明してきました。その裏で表に出にくいパーティー券代で、事実上の献金をしていた形です。
30日付で総務省が公表した「ともみ組」の政治資金収支報告書(2017年分)で判明したもの。パーティー券を購入していた電力会社は、北海道電力、東北電力、日本原子力発電、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力です。福島第1原発事故を起こした東京電力と原発をもっていない沖縄電力は購入していません。
いずれも20万円以下の購入のため、収支報告書に企業名を記載する義務はありません。今回は稲田氏が防衛相だった17年7月に政治資金パーティーを中止したことをうけ、返金した購入者の名前が記載されました。
これによると稲田氏の地元、福井県に原発をおく関電は、関連会社を含め50万円分のパーティー券を購入していました。同県敦賀市に原発をおく日本原電は10万円分を購入していました。また電力会社でつくる電気事業連合会も10万円分を購入していました。9社とその関連企業、電事連をあわせると合計112万円になります。
電力会社の元幹部は「前から原発がある地元議員とエネルギー関係の有力議員はパーティー券を購入してきた。地元ではない稲田氏のような議員のパーティー券を各電力会社が購入するのはめずらしい。稲田氏が安倍首相側近だということも考慮したのではないか」と指摘します。
稲田氏の収支報告書からは、1回で“ぬれ手で粟(あわ)”の高利益のカラクリも見えてきました。
「ともみ組」が毎年、東京都内で開く大規模な政治資金パーティー「稲田朋美さんと道義大国を目指す会」は毎年、2500万円ほどの収入をあげています。パーティーにかかる経費は、16年が599万円(利益率77%)、15年が492万円(同83%)。1回で2000万円もの高利益を得られる計算です。
一方で、購入者が公表されているのは16年がわずか1団体で30万円分のみです。15年にいたっては購入者がまったくわかりません。17年に返金したことで、初めて購入者が明らかになりました。
献金では年間5万円を超えると、収支報告書に献金者の氏名を公表しなければなりません。電力会社はじめ多くの企業・団体が献金より規制がゆるいパーティー券購入を隠れみのに使っている実態の一端が浮き彫りになりました。
国民欺くパー券購入
神戸学院大学教授(憲法学) 上脇博之さん
企業・団体が政治家からパーティー券を大量に購入しながら、実際に参加する人数が少ないという事例があります。この場合、不参加分のパーティー券購入は政治献金です。
例えば電力会社のように、建前では政治献金は行っていないとしながら、パーティー券購入で、事実上の政治献金をしている。そういう点で国民を欺いていると言わざるをえません。
稲田氏は防衛相の時に防衛省の取引企業からパーティー券の購入を受けていました。これは企業から利益を受け、税金が稲田氏側に還流した形になっており、業者との癒着という疑惑が生じます。
疑惑が生じないようにするためには、そもそも企業・団体献金を禁止すべきです。一気にそれが実現しないとしても、国と契約関係のある企業からのパーティー券購入や政治献金を法律で禁止すべきです。
政界に飛び火 原発マネー“還流”で関電が挙げた議員の名前 日刊ゲンダイ 公開日:2019/10/03 15:00 更新日:2019/10/03 15:05
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262733
原発マネー“還流”が発覚した関西電力。20人の幹部らはなぜ福井・高浜町の元助役から3・2億円もの金品を受け取ったのか。2日の会見で示された調査報告書から読み取れる関電の意思は、「オレたちは被害者」である。他へ関心を向けさせるためか、元助役のバックに国会議員の存在があることまで示…
【原発マネー稲田朋美に還流⁉️】関電裏金オーイング↔︎アイビックス社長は稲田の後援会長 ☆Dancing the Dream ☆ 2019年10月02日(水)
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12531770396.html
原発マネーに、
政治家が絡まぬわけはないでしょう?
早速、稲田朋美の名が上がりました。
「オーイング」(取締役 森山栄治)、
その関連企業「アイビックス」の吉田敏貢社長は、
稲田朋美の後援会長。
…もちろん、朋ちゃんだけでは、済まないでしょう。
森山栄治という怪物の背後には、
関電の内藤千百里という化け物がいて、
内藤は、芦原義重元関電社長の秘書だった。
内藤は、政財界の裏工作を担っていた。
内藤は、歴代総理に盆暮れ各1000万、年2000万、
幹事長、官房長官、通産大臣…にカネをばら撒いたと
証言して死んでいる。
稲田朋美の関連トピック
https://tsuiran.jp/word/1062718/hourly?t=1570071600
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