狙撃兵 安倍晋三は正々堂々とのべよ 長周新聞 2015年7月13日付
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/sogekiheiabesinzouhaseiseidoudoutonobeyo.html
対日工作の先兵として知られるジェラルド・カーティス(コロンビア大学)が、「アメリカでいったことと日本でいっていることが違う」といって、安倍政府の国会答弁に業を煮やしている。訪米した際には「アメリカを守ります」といっていたではないか…というのである。海の向こうでは心が大きくなってデカいことをいうのに、帰国すると「邦人の生命を守るため」「国民の幸せな暮らしを守るため」等等、歯が浮くような言葉をくり返して、国民を何ら説得できていないのである。
口を開けば嘘や欺瞞的な言葉がこれでもかと出てくる。国会は審議時間だけ稼いで何を審議しているのかわからない。集団的自衛権の行使、つまり武力参戦に踏み込むなら、アメリカの戦争のために自衛隊なり日本の若者が地球の裏側まで駆り出され、恨みもないところで殺しあいをさせられるのが現実である。兵站任務は真っ先に狙われることを覚悟しなければならないし、日本列島がテロやミサイル攻撃の標的になることも具体的に想定しなければならない。自衛隊だけでは足りないので徴兵制になることも目に見えている。
安倍晋三はまず第一に「イラクに行って死んでこい!」「アフリカに行って死んでこい!」「いずれ徴兵制を導入する」と若者に訴え、なぜ死ななければならないのか納得させなければならない。「中国と戦争するから支持してくれ」とか「米軍の身代わりになって中東やアフリカでたたかうから支持してくれ」とか、正々堂々とのべて国民みなを納得させなければならない。国民世論すら動員できず、何が戦争か? である。アメリカで約束してきたことも含めて、安保法制について正面から訴えるべきである。
度胸もなく戦争する前から国民世論を恐れて嘘ばかりついている。しかし、戦渦に投げ込んだ者は相応の恨みを買うことを自覚しなければならない。戦争犯罪人の責任は「腹が痛い」では逃れられない。
武蔵坊五郎
違憲を承知で安保法案を成立させようとする安倍政権は破壊と殺戮を繰り返すネオコンに絶対服従 櫻井ジャーナル 2015.07.14
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201507140000/
安倍晋三政権は「安全保障関連法案」を強引に成立させようとしている。この法案が違憲なのは政府も承知しているだろうが、アメリカの好戦派からの命令には絶対服従。中国との戦争を夢想しているのだろう。
言うまでもなく、この法案はアメリカとの「集団的自衛権」と結びついているのだが、「自衛」とか「防衛」が目的だと考えてはならない。アメリカの戦争は常に侵略が目的。アメリカが侵略し、反撃されたら攻撃を受けたことになり、日本も侵略戦争へ参加することになる。
最近のアメリカは露骨に侵略しているが、2003年にイラクへ攻め込む際、アメリカ政府が「大量破壊兵器」という大嘘をついて攻撃を正当化していた。そのとき、コンドリーザ・ライス大統領補佐官は「キノコ雲」が現れるまでアメリカが座視していることはないとコメント、つまりイラクがアメリカをすぐにでも核攻撃するかのように主張していた。
こうした偽情報の流布にはイギリスも重要な役割を果たしている。アメリカの統合参謀本部の抵抗でイラク攻撃が延び延びになる中、2002年9月にトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書、いわゆる「9月文書」を作成、その中でイラクは45分でそうした兵器を使用できると主張したのだ。
内部で作成しただけではプロパガンダにならないわけで、その直後に文書の内容がリークされ、サン紙は「破滅から45分のイギリス人」というタイトルの記事を掲載した。この論文はアメリカのコリン・パウエル国務長官からも絶賛されている。
ところが、この報告書はある大学院生の論文を無断引用したもので、イラクの脅威を正当化するために改竄されていた。2004年10月にジャック・ストロー外相(当時)が「45分話」は嘘だったと認めている。
それに対し、2003年5月29日にBBCのアンドリュー・ギリガンはラジオ番組で「9月文書」は粉飾されていると語る。さらに、サンデー・オン・メール紙でアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。
ブレア首相の側近で広報を担当していたキャンベルはデイリー・メール紙で記者をしていた経験があり、メール・グループを統括していたロバート・マクスウェルから可愛がられていた。マクスウェルはイギリスの情報機関に協力していた人物で、キャンベルも親イスラエル。
ギリガンが「45分話」の疑惑を語って間もなく、彼の情報源が国防省で生物兵器を担当しているデイビッド・ケリーだということがリークされる。ケリーは7月に外務特別委員会へ呼び出され、その直後に変死した。
自分たちの嘘を暴かれたブレア政権は激怒、BBCを激しく攻撃、執行役員会会長とBBC会長を辞任に追い込んでギリガンもBBCを離れることになった。政府に屈服したBBCはプロパガンダ機関化が急速に進み、現在に至るまであからさまな嘘を平然とつき続けている。
アメリカやイギリスの情報機関を黒幕とする「NATOの秘密部隊」は1960年代から80年頃までの期間、イタリアで「極左」を装って爆弾攻撃を繰り返した。いわゆる「緊張戦略」で、左翼勢力にダメージを与え、治安体制を強化することに成功した。一種の偽旗作戦だ。
1960年代の前半、アメリカの好戦派はアメリカ軍をキューバへ侵攻させ、ソ連との全面核戦争を実現するために「ノースウッズ作戦」を練り上げている。核戦争でソ連を殲滅する絶好のチャンスが1963年の後半に訪れると好戦派は判断していた。
ノースウッズ作戦はキューバ軍を装ってアメリカの施設や船舶を攻撃することから始まる。さらにフロリダ州マイアミなどの都市で「テロ」を実行、最終的には、アメリカを離陸した旅客機をキューバ近くで自爆させ、キューバ軍に撃墜されたことにするというシナリオだった。この作戦はジョン・F・ケネディ大統領が潰している。
アメリカ政府は侵略を正当化するため、配下のメディア(事実上、西側の全有力メディア)を使って偽情報を宣伝、偽旗作戦も行う。そうした宣伝や工作を見抜く力など日本政府にはなく、見抜いたとしてもアメリカに従うだろう。アメリカとの「集団的自衛権」とは侵略戦争への荷担にほかならず、日本人を破壊と殺戮の共犯者にする。
現在、ネオコンは1992年に作成したDPGの草案(ウォルフォウィッツ・ドクトリン)に基づいて動いているが、その前提は1991年のソ連消滅。ロシアもアメリカの属国になり、次のターゲットは東アジア(中国と日本)だと考えている。中国と日本を戦わせて共倒れにしようということだ。このプランはウラジミル・プーチンがロシアを再独立化して崩壊するが、それをネオコンは認めていない。
6月1日、安倍晋三首相は官邸記者クラブのキャップとの懇親会で安保法制は「南シナ海の中国が相手」だと口にしたという。中国との戦争を想定しているというように聞こえるが、これは20年以上前からネオコンが言っていること。
BRICSやSCOで連携を強め、AIIB(アジアインフラ投資銀行)に次いでBRICSは新開発銀行(NDB)を始動させ、現代版シルクロードのプランもある。アメリカの支配層は危機感を抱いているはずで、ネオコンの恫喝が実際の核戦争になる危険性は高まっている。安保法制はこの危険性を高める大きな要素になる。
集団的自衛権で日本は拡大版NATOに組み込まれ、その「秘密部隊」を暴力集団が提供することに 櫻井J
http://satehate.exblog.jp/22138675/
「独立国」のフリをしているだけのあわれな米英(イルミナティ)のドレイの群れ
http://satehate.exblog.jp/7766423/
ハリマン覚書~日支闘争計画~ メモ
http://satehate.exblog.jp/9459945/
死ね死ね団からのお勧め:世界テロ戦争と第二次日支闘争計画 タイタニック
http://satehate.exblog.jp/18462215/
トモダチ(第二次日支闘争計画担当班)
http://satehate.exblog.jp/16938021/
日本沈没作戦進行中 「娯楽」と311
http://satehate.exblog.jp/18226916/
安倍政権は、どうして、これ程、愚かなのか オルタ
http://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/07f5990c06a22470568fa8fe9f7e4e81
一応記録
安保法案 衆院特別委で可決 与野党の攻防激化 7月15日 18時36分 (中継)放送しない日本人殺し協会から 36 36 なお知らせ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150715/k10010151871000.html
今の国会の最大の焦点となっている安全保障関連法案が衆議院の特別委員会で可決されたことを受けて、衆議院議院運営委員会の理事会で、自民党の林委員長は、16日に衆議院本会議を開き、法案の採決を行うことを職権で決めました。与党側は16日、法案の衆議院通過を図る方針ですが、民主党など野党5党は政府案の採決には応じない方針で一致するなど、与野党の攻防が激しくなっています。
安全保障関連法案を審議している衆議院の特別委員会は、15日、安倍総理大臣も出席して締めくくりの総括質疑を行いました。
この中で、安倍総理大臣は「まだ、国民の理解が進んでいないのも事実だ。だからこそ理解が進むように努力を重ねていきたい」と述べました。
このあと政府案の採決が行われ、野党議員が浜田委員長を囲んだり、プラカードを掲げたりして抗議し、騒然とした雰囲気に包まれるなか、自民・公明両党の賛成で可決されました。
これを受けて、衆議院議院運営委員会の理事会が開かれ、与党側が16日、衆議院本会議を開いて、安全保障関連法案の採決を行うことを提案したのに対し、野党側は「委員会で強行採決した法案を本会議で採決することは認められない」と反対して、折り合いませんでした。
そして、最終的に自民党の林議院運営委員長が職権で16日に衆議院本会議を開き、法案の採決を行うことを決め、与党側は法案を可決して参議院に送る方針です。
これに対し、民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党5党の党首会談が行われ、「強行採決であり、断じて容認できない」として、16日の衆議院本会議での政府案の採決には応じない方針で一致しました。
民主党の岡田代表は記者団に対し、「採決を認めないことで足並みがそろったことは、今後の議論を考えたときにも意義深いものがある。法案を撤回に追い込むために各党とは今後も共同歩調を取っていく」と述べました。
一方、衆議院の特別委員会で法案が可決されたことを踏まえ、自民党と民主党の参議院の国会対策委員長が会談し、自民党が法案の審議を行うため、参議院でも特別委員会を設置したいと提案しましたが、民主党は「委員会での強行採決は許されず、審議を行える環境にない」として応じず、引き続き協議することになりました。
進撃のキチガイをもう一つ記録
<伊方原発>3例目の審査合格 新規制基準に適合 毎日新聞 7月15日(水)11時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150715-00000023-mai-sctch
四国電力伊方原発の(左手前から)1号機、2号機、奥が3号機=愛媛県伊方町で2015年5月17日、本社ヘリから久保玲撮影
原子力規制委員会は15日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)が新規制基準に適合しているとする審査書を決定し、四電に許可を出した。九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)に次ぐ3例目の審査合格になる。再稼働は早くて年明け以降になる見込み。
【伊方原発の中を見る】再稼働申請の3号機を公開 四国電力
ただ、規制委の審査は原子力防災対策を対象にしていない。約40キロの細長い佐田岬半島の付け根にある同原発で、事故時の住民避難計画にどう実効性を持たせるかという課題が残る。
規制委は5月20日に審査書案を了承した。30日間の意見公募で3464件が寄せられたが、結論に大幅な修正はなかった。
再稼働までには▽地元同意▽工事計画など二つの認可▽使用前検査--の手続きが必要で、四電は二つの認可の補正書を今秋に提出する方針。先行する2原発では認可の審査や使用前検査が大幅に長引いている。四電が目標とする「年内」の再稼働は厳しい情勢だ。
佐田岬半島の先端側には約5000人が住む。もし原発事故が起きたら、愛媛県は深刻化する前に原発の近くを通る陸路やフェリーなどの海路で住民を避難させるとしている。だが、地震や津波で道路や港が被災すれば「陸の孤島」になる可能性がある。その場合、政府や県は住民を屋内退避させる計画で、住民の理解を得られるかが鍵になる。
四国電力は「さらなる安全性と信頼性の向上を目指し、伊方原発の安全確保に不断の努力を重ねる」とのコメントを発表した。【酒造唯】
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西日本でもプルサーマル爆弾で大量虐殺を目指している
安保法制・TPPに原発再稼働の影に隠れて改正災害対策基本法と改正廃棄物処理法が参院を通過 ― velvetmorning 2015/07/14 22:41
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2015/07/14/7707753
<安保法案>今こそ「伝家の宝刀」 労組、スト権確立続々と 毎日新聞 7月15日(水)15時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150715-00000043-mai-soci
6万人! 国会前デモの熱気を伝えないNHK、日テレ、フジはどこの国の報道機関なのか リテラ 2015.07.16
http://lite-ra.com/2015/07/post-1289.html
むなしく光る国会議事堂。多くの人びとが声をあげていたこのとき、安倍首相は読売新聞グループ本社取締役最高顧問らと赤坂で会食していた。
「アベはやめろ!」「やつらを通すな!」「未来を守れ!」
15日午後8時──国会前にはどんどんと人が押し寄せてきた。いま現在、0時を越えても国会前には多くの人が詰めかけ、コールをつづけている。発表では、6万人が集まっているという。安保法制採決に怒る市民の声は、止むことがない。
記者が地下鉄国会議事堂前に着いたのは、午後7時を過ぎたころ。地下鉄を上るとすでに黒山の人だかりが見え、ドラム隊のリズムにあわせて人びとが声を合わせている。国会前を目指して進むにつれ、声は大きくなってゆく。しかしそのあいだにも、警備に当たる警察官が「国会前はいっぱいです! これ以上進めません!」と叫ぶ。
ところが、その声を押し切って国会前に進むと、今度は「車道に出ないでください」と無理矢理歩道に押し込もうとする。
ようするに、国会前に国民が大量に集まっている絵をとらせないよう指示が出ていたのだろう。実際、無線からは「通すな」という命令の音が洩れていた。
でも、いくら警官がそう規制のための声を張っても、口々にあがる「憲法守れ!」という声にかき消される。それほどの人が、国会前に溢れ始めた。
しかも、驚いたのはその参加者だ。学生ふうのカップルや家族で参加している人、時間が経つにつれ、どんどんと若い人が増える。そして目立ったのは、ひとりで参加している人の多さだ。たったひとりで、大きな声を張り上げて「戦争反対!」とさけぶ。それが大きな波となっていく。左翼でも労働組合員でもない、普段は政治的な活動をほとんどしていないごく普通の国民が危機感を抱いていることがよくわかる光景だった。
しかし、どうだろう。この6万人の民意を伝えたメディアはわずかだ。TBSは『Nスタ』『NEWS23』で、テレビ朝日も『スーパーJチャンネル』『報道ステーション』がライブでその熱気を伝えたが、対して日本テレビ『news every.』『NEWS ZERO』、フジテレビ『みんなのニュース』『LIVE2015あしたのニュース&すぽると』はほんの少しだけ。とくに夜は『23』と『報ステ』が時間をかけて安保採決を取り上げたが、『ZERO』も『あしたのニュース』も政権に気を遣い、賛成意見を強調していた。
だが、もっとひどかったのはNHKだ。このような重要な日に国会中継を行わなかっただけでなく、『NHKニュース7』も『ニュースウオッチ9』も、伝えたデモの様子は一瞬。しかも『ニュース7』は劇団四季の「ライオンキング」公演1万回を、『ウオッチ9』はなでしこJAPANの特集を延々と流した。憲政を揺るがす法案が採決された、そんな重大な日に、である。
666な日本人殺し協会
デモは直接民主主義の明確な意思表示だ。国会前で、SEALDsの若い男子は「民主主義ってなんだ?」と叫んでいた。民主主義ってなんだ? 同じ言葉を、いま、NHKやフジ、日テレに投げかけたい。
(編集部)
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/sogekiheiabesinzouhaseiseidoudoutonobeyo.html
対日工作の先兵として知られるジェラルド・カーティス(コロンビア大学)が、「アメリカでいったことと日本でいっていることが違う」といって、安倍政府の国会答弁に業を煮やしている。訪米した際には「アメリカを守ります」といっていたではないか…というのである。海の向こうでは心が大きくなってデカいことをいうのに、帰国すると「邦人の生命を守るため」「国民の幸せな暮らしを守るため」等等、歯が浮くような言葉をくり返して、国民を何ら説得できていないのである。
口を開けば嘘や欺瞞的な言葉がこれでもかと出てくる。国会は審議時間だけ稼いで何を審議しているのかわからない。集団的自衛権の行使、つまり武力参戦に踏み込むなら、アメリカの戦争のために自衛隊なり日本の若者が地球の裏側まで駆り出され、恨みもないところで殺しあいをさせられるのが現実である。兵站任務は真っ先に狙われることを覚悟しなければならないし、日本列島がテロやミサイル攻撃の標的になることも具体的に想定しなければならない。自衛隊だけでは足りないので徴兵制になることも目に見えている。
安倍晋三はまず第一に「イラクに行って死んでこい!」「アフリカに行って死んでこい!」「いずれ徴兵制を導入する」と若者に訴え、なぜ死ななければならないのか納得させなければならない。「中国と戦争するから支持してくれ」とか「米軍の身代わりになって中東やアフリカでたたかうから支持してくれ」とか、正々堂々とのべて国民みなを納得させなければならない。国民世論すら動員できず、何が戦争か? である。アメリカで約束してきたことも含めて、安保法制について正面から訴えるべきである。
度胸もなく戦争する前から国民世論を恐れて嘘ばかりついている。しかし、戦渦に投げ込んだ者は相応の恨みを買うことを自覚しなければならない。戦争犯罪人の責任は「腹が痛い」では逃れられない。
武蔵坊五郎
違憲を承知で安保法案を成立させようとする安倍政権は破壊と殺戮を繰り返すネオコンに絶対服従 櫻井ジャーナル 2015.07.14
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201507140000/
安倍晋三政権は「安全保障関連法案」を強引に成立させようとしている。この法案が違憲なのは政府も承知しているだろうが、アメリカの好戦派からの命令には絶対服従。中国との戦争を夢想しているのだろう。
言うまでもなく、この法案はアメリカとの「集団的自衛権」と結びついているのだが、「自衛」とか「防衛」が目的だと考えてはならない。アメリカの戦争は常に侵略が目的。アメリカが侵略し、反撃されたら攻撃を受けたことになり、日本も侵略戦争へ参加することになる。
最近のアメリカは露骨に侵略しているが、2003年にイラクへ攻め込む際、アメリカ政府が「大量破壊兵器」という大嘘をついて攻撃を正当化していた。そのとき、コンドリーザ・ライス大統領補佐官は「キノコ雲」が現れるまでアメリカが座視していることはないとコメント、つまりイラクがアメリカをすぐにでも核攻撃するかのように主張していた。
こうした偽情報の流布にはイギリスも重要な役割を果たしている。アメリカの統合参謀本部の抵抗でイラク攻撃が延び延びになる中、2002年9月にトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書、いわゆる「9月文書」を作成、その中でイラクは45分でそうした兵器を使用できると主張したのだ。
内部で作成しただけではプロパガンダにならないわけで、その直後に文書の内容がリークされ、サン紙は「破滅から45分のイギリス人」というタイトルの記事を掲載した。この論文はアメリカのコリン・パウエル国務長官からも絶賛されている。
ところが、この報告書はある大学院生の論文を無断引用したもので、イラクの脅威を正当化するために改竄されていた。2004年10月にジャック・ストロー外相(当時)が「45分話」は嘘だったと認めている。
それに対し、2003年5月29日にBBCのアンドリュー・ギリガンはラジオ番組で「9月文書」は粉飾されていると語る。さらに、サンデー・オン・メール紙でアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。
ブレア首相の側近で広報を担当していたキャンベルはデイリー・メール紙で記者をしていた経験があり、メール・グループを統括していたロバート・マクスウェルから可愛がられていた。マクスウェルはイギリスの情報機関に協力していた人物で、キャンベルも親イスラエル。
ギリガンが「45分話」の疑惑を語って間もなく、彼の情報源が国防省で生物兵器を担当しているデイビッド・ケリーだということがリークされる。ケリーは7月に外務特別委員会へ呼び出され、その直後に変死した。
自分たちの嘘を暴かれたブレア政権は激怒、BBCを激しく攻撃、執行役員会会長とBBC会長を辞任に追い込んでギリガンもBBCを離れることになった。政府に屈服したBBCはプロパガンダ機関化が急速に進み、現在に至るまであからさまな嘘を平然とつき続けている。
アメリカやイギリスの情報機関を黒幕とする「NATOの秘密部隊」は1960年代から80年頃までの期間、イタリアで「極左」を装って爆弾攻撃を繰り返した。いわゆる「緊張戦略」で、左翼勢力にダメージを与え、治安体制を強化することに成功した。一種の偽旗作戦だ。
1960年代の前半、アメリカの好戦派はアメリカ軍をキューバへ侵攻させ、ソ連との全面核戦争を実現するために「ノースウッズ作戦」を練り上げている。核戦争でソ連を殲滅する絶好のチャンスが1963年の後半に訪れると好戦派は判断していた。
ノースウッズ作戦はキューバ軍を装ってアメリカの施設や船舶を攻撃することから始まる。さらにフロリダ州マイアミなどの都市で「テロ」を実行、最終的には、アメリカを離陸した旅客機をキューバ近くで自爆させ、キューバ軍に撃墜されたことにするというシナリオだった。この作戦はジョン・F・ケネディ大統領が潰している。
アメリカ政府は侵略を正当化するため、配下のメディア(事実上、西側の全有力メディア)を使って偽情報を宣伝、偽旗作戦も行う。そうした宣伝や工作を見抜く力など日本政府にはなく、見抜いたとしてもアメリカに従うだろう。アメリカとの「集団的自衛権」とは侵略戦争への荷担にほかならず、日本人を破壊と殺戮の共犯者にする。
現在、ネオコンは1992年に作成したDPGの草案(ウォルフォウィッツ・ドクトリン)に基づいて動いているが、その前提は1991年のソ連消滅。ロシアもアメリカの属国になり、次のターゲットは東アジア(中国と日本)だと考えている。中国と日本を戦わせて共倒れにしようということだ。このプランはウラジミル・プーチンがロシアを再独立化して崩壊するが、それをネオコンは認めていない。
6月1日、安倍晋三首相は官邸記者クラブのキャップとの懇親会で安保法制は「南シナ海の中国が相手」だと口にしたという。中国との戦争を想定しているというように聞こえるが、これは20年以上前からネオコンが言っていること。
BRICSやSCOで連携を強め、AIIB(アジアインフラ投資銀行)に次いでBRICSは新開発銀行(NDB)を始動させ、現代版シルクロードのプランもある。アメリカの支配層は危機感を抱いているはずで、ネオコンの恫喝が実際の核戦争になる危険性は高まっている。安保法制はこの危険性を高める大きな要素になる。
集団的自衛権で日本は拡大版NATOに組み込まれ、その「秘密部隊」を暴力集団が提供することに 櫻井J
http://satehate.exblog.jp/22138675/
「独立国」のフリをしているだけのあわれな米英(イルミナティ)のドレイの群れ
http://satehate.exblog.jp/7766423/
ハリマン覚書~日支闘争計画~ メモ
http://satehate.exblog.jp/9459945/
死ね死ね団からのお勧め:世界テロ戦争と第二次日支闘争計画 タイタニック
http://satehate.exblog.jp/18462215/
トモダチ(第二次日支闘争計画担当班)
http://satehate.exblog.jp/16938021/
日本沈没作戦進行中 「娯楽」と311
http://satehate.exblog.jp/18226916/
安倍政権は、どうして、これ程、愚かなのか オルタ
http://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/07f5990c06a22470568fa8fe9f7e4e81
一応記録
安保法案 衆院特別委で可決 与野党の攻防激化 7月15日 18時36分 (中継)放送しない日本人殺し協会から 36 36 なお知らせ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150715/k10010151871000.html
今の国会の最大の焦点となっている安全保障関連法案が衆議院の特別委員会で可決されたことを受けて、衆議院議院運営委員会の理事会で、自民党の林委員長は、16日に衆議院本会議を開き、法案の採決を行うことを職権で決めました。与党側は16日、法案の衆議院通過を図る方針ですが、民主党など野党5党は政府案の採決には応じない方針で一致するなど、与野党の攻防が激しくなっています。
安全保障関連法案を審議している衆議院の特別委員会は、15日、安倍総理大臣も出席して締めくくりの総括質疑を行いました。
この中で、安倍総理大臣は「まだ、国民の理解が進んでいないのも事実だ。だからこそ理解が進むように努力を重ねていきたい」と述べました。
このあと政府案の採決が行われ、野党議員が浜田委員長を囲んだり、プラカードを掲げたりして抗議し、騒然とした雰囲気に包まれるなか、自民・公明両党の賛成で可決されました。
これを受けて、衆議院議院運営委員会の理事会が開かれ、与党側が16日、衆議院本会議を開いて、安全保障関連法案の採決を行うことを提案したのに対し、野党側は「委員会で強行採決した法案を本会議で採決することは認められない」と反対して、折り合いませんでした。
そして、最終的に自民党の林議院運営委員長が職権で16日に衆議院本会議を開き、法案の採決を行うことを決め、与党側は法案を可決して参議院に送る方針です。
これに対し、民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党5党の党首会談が行われ、「強行採決であり、断じて容認できない」として、16日の衆議院本会議での政府案の採決には応じない方針で一致しました。
民主党の岡田代表は記者団に対し、「採決を認めないことで足並みがそろったことは、今後の議論を考えたときにも意義深いものがある。法案を撤回に追い込むために各党とは今後も共同歩調を取っていく」と述べました。
一方、衆議院の特別委員会で法案が可決されたことを踏まえ、自民党と民主党の参議院の国会対策委員長が会談し、自民党が法案の審議を行うため、参議院でも特別委員会を設置したいと提案しましたが、民主党は「委員会での強行採決は許されず、審議を行える環境にない」として応じず、引き続き協議することになりました。
進撃のキチガイをもう一つ記録
<伊方原発>3例目の審査合格 新規制基準に適合 毎日新聞 7月15日(水)11時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150715-00000023-mai-sctch
四国電力伊方原発の(左手前から)1号機、2号機、奥が3号機=愛媛県伊方町で2015年5月17日、本社ヘリから久保玲撮影
原子力規制委員会は15日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)が新規制基準に適合しているとする審査書を決定し、四電に許可を出した。九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)に次ぐ3例目の審査合格になる。再稼働は早くて年明け以降になる見込み。
【伊方原発の中を見る】再稼働申請の3号機を公開 四国電力
ただ、規制委の審査は原子力防災対策を対象にしていない。約40キロの細長い佐田岬半島の付け根にある同原発で、事故時の住民避難計画にどう実効性を持たせるかという課題が残る。
規制委は5月20日に審査書案を了承した。30日間の意見公募で3464件が寄せられたが、結論に大幅な修正はなかった。
再稼働までには▽地元同意▽工事計画など二つの認可▽使用前検査--の手続きが必要で、四電は二つの認可の補正書を今秋に提出する方針。先行する2原発では認可の審査や使用前検査が大幅に長引いている。四電が目標とする「年内」の再稼働は厳しい情勢だ。
佐田岬半島の先端側には約5000人が住む。もし原発事故が起きたら、愛媛県は深刻化する前に原発の近くを通る陸路やフェリーなどの海路で住民を避難させるとしている。だが、地震や津波で道路や港が被災すれば「陸の孤島」になる可能性がある。その場合、政府や県は住民を屋内退避させる計画で、住民の理解を得られるかが鍵になる。
四国電力は「さらなる安全性と信頼性の向上を目指し、伊方原発の安全確保に不断の努力を重ねる」とのコメントを発表した。【酒造唯】
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西日本でもプルサーマル爆弾で大量虐殺を目指している
安保法制・TPPに原発再稼働の影に隠れて改正災害対策基本法と改正廃棄物処理法が参院を通過 ― velvetmorning 2015/07/14 22:41
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2015/07/14/7707753
<安保法案>今こそ「伝家の宝刀」 労組、スト権確立続々と 毎日新聞 7月15日(水)15時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150715-00000043-mai-soci
6万人! 国会前デモの熱気を伝えないNHK、日テレ、フジはどこの国の報道機関なのか リテラ 2015.07.16
http://lite-ra.com/2015/07/post-1289.html
むなしく光る国会議事堂。多くの人びとが声をあげていたこのとき、安倍首相は読売新聞グループ本社取締役最高顧問らと赤坂で会食していた。
「アベはやめろ!」「やつらを通すな!」「未来を守れ!」
15日午後8時──国会前にはどんどんと人が押し寄せてきた。いま現在、0時を越えても国会前には多くの人が詰めかけ、コールをつづけている。発表では、6万人が集まっているという。安保法制採決に怒る市民の声は、止むことがない。
記者が地下鉄国会議事堂前に着いたのは、午後7時を過ぎたころ。地下鉄を上るとすでに黒山の人だかりが見え、ドラム隊のリズムにあわせて人びとが声を合わせている。国会前を目指して進むにつれ、声は大きくなってゆく。しかしそのあいだにも、警備に当たる警察官が「国会前はいっぱいです! これ以上進めません!」と叫ぶ。
ところが、その声を押し切って国会前に進むと、今度は「車道に出ないでください」と無理矢理歩道に押し込もうとする。
ようするに、国会前に国民が大量に集まっている絵をとらせないよう指示が出ていたのだろう。実際、無線からは「通すな」という命令の音が洩れていた。
でも、いくら警官がそう規制のための声を張っても、口々にあがる「憲法守れ!」という声にかき消される。それほどの人が、国会前に溢れ始めた。
しかも、驚いたのはその参加者だ。学生ふうのカップルや家族で参加している人、時間が経つにつれ、どんどんと若い人が増える。そして目立ったのは、ひとりで参加している人の多さだ。たったひとりで、大きな声を張り上げて「戦争反対!」とさけぶ。それが大きな波となっていく。左翼でも労働組合員でもない、普段は政治的な活動をほとんどしていないごく普通の国民が危機感を抱いていることがよくわかる光景だった。
しかし、どうだろう。この6万人の民意を伝えたメディアはわずかだ。TBSは『Nスタ』『NEWS23』で、テレビ朝日も『スーパーJチャンネル』『報道ステーション』がライブでその熱気を伝えたが、対して日本テレビ『news every.』『NEWS ZERO』、フジテレビ『みんなのニュース』『LIVE2015あしたのニュース&すぽると』はほんの少しだけ。とくに夜は『23』と『報ステ』が時間をかけて安保採決を取り上げたが、『ZERO』も『あしたのニュース』も政権に気を遣い、賛成意見を強調していた。
だが、もっとひどかったのはNHKだ。このような重要な日に国会中継を行わなかっただけでなく、『NHKニュース7』も『ニュースウオッチ9』も、伝えたデモの様子は一瞬。しかも『ニュース7』は劇団四季の「ライオンキング」公演1万回を、『ウオッチ9』はなでしこJAPANの特集を延々と流した。憲政を揺るがす法案が採決された、そんな重大な日に、である。
666な日本人殺し協会
デモは直接民主主義の明確な意思表示だ。国会前で、SEALDsの若い男子は「民主主義ってなんだ?」と叫んでいた。民主主義ってなんだ? 同じ言葉を、いま、NHKやフジ、日テレに投げかけたい。
(編集部)