華氏451度

我々は自らの感性と思想の砦である言葉を権力に奪われ続けている。言葉を奪い返そう!! コメント・TB大歓迎。

読みつつある本

2005-10-20 20:52:47 | 本の話/言葉の問題
今日買って来て、読んだ本と読みつつある本。
読んだ本『戦争のつくりかた』(りぼん・ぷろじぇくと)
絵本なので、電車の中であっという間に読めた。内容はちょっと真っ向勝負すぎるかなという感想もあるが、こういう古くさく見えるほど生真面目な絵本を見るとほっとする。

読みつつある本『ネオリベ現代生活批判序説』(白石嘉治・大野英士編)
まだ3分の1ほどしか読んでいないが、ネオリベラリズムを考える上で、いくつも貴重な手かがりが得られそうな気がする。

その中の一文――

いまや、ファシズムを「ファッショ」と呼ぶように、ネオリベラリズムを「ネオリベ」と侮蔑をこめて呼び捨てにするべきだろう。経済の専制と強度を増した統治権力によって、われわれの生が二重に切りつめられているのだから。
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