既に御存知の方が多いと思うが、来年5月に日本で「9条世界会議」が開催される。これは「武力によらない平和の実現」という日本国憲法9条の精神を世界に広げ、全世界的な常識にするための運動である。呼びかけ人は、井上ひさし氏・加藤登紀子氏・佐高信・高遠菜穂子氏・森村誠一氏……ら多数(正確な数を数えてないんで、スンマセン)。
詳しいことは「9条世界会議」のサイトを参照していただくのが一番だが、少しだけ紹介すると――2008年5月4~6日の3日間が予定されており、場所は千葉の「幕張メッセ」。ノーベル平和賞受賞者たちの講演、パネルディスカッションのほか、分科会、展示、反戦・平和をテーマにした映画、演劇、コンサートなどが企画されつつある。ほかにも全国各地で、イベントが計画されているそうだ。
実行委員会では、世界会議のキャラクター(虹色の9の字を抱えた小さなこども)を描いたグッズ(缶バッチ、ポストカード、Tシャツ)も製作した。第一の目的はこの世界会議の情報を広めるためだが、むろん、売り上げは運営資金になる。
グッズはまだ大々的には売り出されておらず、サイトにも載っていないが(近日中にネットで公開される予定)、つい先日、実行委員のひとりに会う機会があり、その時に写真を分けて貰ったので一足早く皆さんにお見せしてしまおう。上が缶バッチ、下がポストカードである。護憲関連のイベントなどでは販売されているので、もう知ってるよという人も多いかも……ではあるけれども。
なかなか協力できない貧乏ヒマ無し人間なので、せめてカンパのつもりで……と思って、少しばかりグッズを購入した。知り合いの若い人たちなどに配って、世界会議の話などもしてみるつもりである。
世界会議、私も行きまする。大勢の、お互い名も知らぬ同志たちと会うために。
インターネットの力で世界規模の大会になるといいですね。
素敵な情報を有難うございます。
改憲機運後退で、「反戦老年委員会」を閉幕、今後は日本の外交政策をこの方面に向けさせるため、「反戦塾」で見果てぬ夢を追いたいと思います。