元BAR ZERO店主のつぶやきブログ ただ今お店は長期休業中…

お酒、ハーブ、薬、クラフトレモンリキュール禮満(レイモン)、ドリンクのテイスティングコメント等、雑学などつぶやきます。

ワサビ辛味のメカニズム

2020年09月16日 | ハーブ
この時間に全く関係のない話ですが…

ワサビの辛味が発生するメカニズムですが、
ワサビや西洋ワサビ(やまワサビ)に含まれる「グルコシノレート」という成分と「ミロシナーゼ」という酵素の結びつきによる反応で、「イソチオシアネート」という非常に辛い物質が生成されます。

グルコシノレートはワサビ内部(細胞)ではミロシナーゼと接触しないように安定して蓄えられていますが、

われわれ人間、昆虫などの捕食者が葉をかじると細胞が壊れ、グルコシノレートとミロシナーゼが接触して反応が起き、イソチオシアネートが生成されて、
あのツーンとした刺激に泣かされるのだそうです…

因みに西洋ワサビ(やまワサビ、ホースラディッシュ)は、明治時代に北海道や東北に持ち込まれ自生したもので、チューブ入りのワサビの中身はほぼほぼこれです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿